妊娠中・授乳中に使える花粉症の薬はある?薬の種類や注意点を解説
こんにちは、初めまして。
昨年生後1ヶ月の赤ちゃんへの授乳中に、私が膀胱炎になり二週間抗生剤を飲みました。一週目はセフカペンピボキシル、二週目はケフラールです。当時主治医の先生に何度も確認し母乳への影響が最小限なものを選んで頂いたのですが、投薬が二週間になったことと赤ちゃんがまだ生後1ヶ月だったことに、今になり影響がどれ程あるのかととても不安になっています。
赤ちゃんの小ささと服薬期間につき何か影響ありますでしょうか。どうか教えてください。
・以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ..
漢方 麦門冬湯などは妊娠中に使用しても問題ない(安全性は高い)けど、効かないこともある印象。
カルボシステインや咳止め(メジコンやフスタゾールなど)は、おそらく問題ないが、まずまず効く印象。
さらに強い咳止めでコデインというのもありますが、これはなるべく避けるべきである(短期間なら問題ない)が、非常によく効く印象です。
心配ですよね。問題ないですよ。喘息のシムビコートは、妊娠中にずっと使用する患者様もいます。また去痰薬カルボシステインも基本的には問題ないです。
咳・痰が長い場合、今回処方されている薬剤でも良いと思いますし、漢方薬の麦門冬湯なども良いと思いますよ。
・妊婦の方、授乳中の方妊娠中、授乳中の投与に関する安全性は確立していません ..
はじめまして、コメント失礼いたします。現在、妊娠8週目ですが2週間前から少量の痰が絡む咳が出ているため内科に受診したところ「カルボシステイン錠500mg(JG)」と「シムビコートタービュヘイラー60吸入」の2つを処方してもらいました。診ていただいた先生はお薬も吸入薬も妊娠中の服用は問題ないとのことでしたが、帰宅してからネットで調べてみると投与しない方がいいと書いてありました。咳が続いていて体力的にも辛いのでお薬で治したいのですが、このまま服用しても問題ないか、先生のお考えをお聞かせください。よろしくお願いします。
シタフロキサシンの添付文章には、「授乳しないことが望ましい(動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている)」と記載されています。一方で、安全とされるクラビットにも添付文章に同様のコメントがあります。
クラビットが問題ないとされていることから、似たような薬剤であるシタフロキサシンもおそらく問題ないと思います。
ただ、シタフロキサシンは日本のみで使用されている薬剤であり、報告数が少ないです。
そのため、「おそらく問題ないだろう」という解釈で良いと思います。
シタフロキサシンやクラビットは、血中濃度が高い状態で長時間維持し、効果が出ます。そのため、内服時間、授乳時間は気にしなくて良いと考えます。
妊娠中期以降になると、使用できる薬の幅が広がります。妊娠5か月を過ぎると、ロラタジンやセチリジン、フェキソフェナジンなどの使用が可能です。
コメント失礼します。
授乳中です。5ヶ月の乳児がいます。
産後数ヶ月膀胱炎が治らず、ニューキノロン系のシタフロキサシンの抗生剤が出ました。授乳はしないように言われました。
今まではセフェム系など授乳中でも良いと言われていましたが、ニューキノロン系は子どもにもあまり使わないとネットでもあるのでやっぱり授乳はしないほうがよいですか?
クラビットは良いと国立研究所?のサイトには載っていましたが。
1日1回の内服なので夜内服して朝まで飲まさないというのはダメですか?(内服から10時間程度)
お返事が遅くなり、申し訳ありません。
授乳中の降圧薬は、基本的に問題ありません。(※妊娠中は使用できない薬剤が多いです)
そのため、アダラートも問題ないです。
ただし、出産前後の体調変化に伴う血圧上昇と考えると、特に何もしなくても良いのかなと個人的には思います。
日数の経過で自然に下がってくると思いますよ。
出産に伴い、緊張し、血圧上昇、頭痛になった可能性が高いのかなと思います。
・妊娠中は妊娠時期によってインスリンの効き方が異なる。妊娠初期にはインスリン ..
コメント失礼致します。
新生児に授乳中ですが授乳婦に対するアダラート10の使用はいかがとお考えでしょうか。
出産前に急に高血圧(無症状)になり、急遽予定日より2週間前に出産しましたが、血圧が下がらずに今に至ります。
産科領域では使用が多いと言われて、お医者様に処方されました。
バイエルン社のメーカー説明を読むと原則禁止と書かれており、国立の研究機関では使用可能とありました。
数日、偏頭痛の様な症状がでいるため、使用を控えた方がいいのか、
担当のお医者様に相談しづらく、コメントさせていただきました。よろしくお願いいたします。
以上のように、花粉症の治療には様々な種類の薬剤があり、それぞれに効果や副作用、使用上の注意点があります。自分に合った薬剤を選ぶためには、専門医の診断を受けることが大切です。
妊娠中でも基本的には内服可能です。ただし以前より多く処方され、データも多い、クラリチン®、ザイザル®などが勧められます。
これから花粉症の症状が強くなりますね。妊娠中はアレルギー反応が非常に強くなります。薬に頼った方が良いです。
喘息の薬 シムビコートなどは全く問題ないです。
アレルギーの薬ですが、基本的に問題ないと考えています。マウスなどの実験では「催奇形がある」という報告があるため、添付文章では安全という記載ではないです。
しかし、実際に服用し、安全に出産している報告が多いため、基本的に問題ないと考えています。
第2世代抗ヒスタミン薬は妊娠中にも比較的安心して使用できるものが多いとされ ..
できれば併用は避けたいものですが、当院のが、アレグラ®(フェキソフェナジン)を処方しようとした耳鼻咽喉科の医師にその旨を申したところ、「そんなこと聞いたことないわ🤬」とキレられたそうです。すべての耳鼻咽喉科医がそうだとは思いませんが、中には自分が処方する薬の副作用をロクに調べもしないで平然と処方している医師もおられるようです。
妊娠中の場合は医療機関を受診し、アレグラを服用してもよいかどうかを医師に判断 ..
✅ 妊娠中のフェキソフェナジンの使用と、妊娠中のセチリジンの使用を比較して、先天異常(有病率OR 1.06; 95%CI 0.81-1.37)や自然流産(HR 0.93; 95%CI 0.82-1.07)のリスクは差がなかった。
<<薬剤師監修>>妊娠中でも飲める風邪の薬はある?|授乳中は?
妊娠中における市販の花粉症薬の服用は、成分によっては赤ちゃんの成長を阻害する場合もあるので、服用すべきではないとされています。
・65歳以上の高齢者 ・妊娠中、授乳中、または妊娠の可能性がある ..
ですが、もちろん妊娠中に飲むことを禁じているいわゆる禁忌と呼ばれるお薬もあります。
つらいアレルギー症状に優れた効果を発揮します。 脳に影響を及ぼしにくい ..
花粉症対策といえば、医師の処方薬や市販薬の内服や点鼻・点眼など、薬を使用した方法が一般的です。
けれども、妊娠中に薬を使用することには赤ちゃんへのリスクが伴いますし、できるだけ避けたいというのが妊婦さんの本音ではないでしょうか。
でいなくても先天異常 (奇形)は約2~3%ほど見られることから ..
また一般に妊婦や授乳婦に病院で処方される薬と同じ成分のOTC医薬品であっても、注意書きに「妊娠中の服用は控えてください」と書かれているものがあります。このような注意書きがあるものは、いくら安全性が評価されている成分であっても残念ながら販売は推奨できないことも頭に入れておかないといけません。
胎児毒性:多くの薬はお母さんの血液に溶けたのち、 胎盤を通過して胎児にも入ってきます。
花粉は妊娠中であっても授乳中であっても、容赦してくれません。花粉症対策で一番大切なのは、花粉を避けて除去すること。アレルギーの原因である花粉を避けることで、症状を重くしないようにしましょう。具体的な方法をみていきましょう。
【OTC医薬品の選び方】妊婦や授乳婦に販売できる花粉症の薬は?
いわゆる抗アレルギー薬(アレルギーの薬)といえば、必ずといっていいほど処方される薬です。花粉症の症状は、身体に侵入した花粉をきっかけに、アレルギーに関係するマスト細胞からやロイコトリエンなどの物質が放出され、神経を刺激したり、粘膜が腫れることによって起こります。抗ヒスタミン薬はヒスタミンが受容体に結合する前に、先に受容体と結合してヒスタミンをブロックすることでヒスタミンの作用を抑えます。
飲み忘れた場合は、気がついた時、出来るだけ早く1回分を飲んでください。
18.1作用機序
フェキソフェナジン塩酸塩は、選択的ヒスタミンH1受容体拮抗作用を主作用とし、加えて炎症性サイトカイン遊離抑制作用、好酸球遊走抑制作用及び各種ケミカルメディエーター遊離抑制作用を示す。18.2ヒスタミンH1受容体拮抗作用
フェキソフェナジン塩酸塩は、ヒスタミンH1受容体においてヒスタミンと拮抗し、モルモット摘出回腸標本及び気管標本におけるヒスタミン誘発収縮を抑制した(10の-7乗~3×10の-6乗M)。また、全身投与でモルモット・ヒスタミン誘発気道収縮及び皮膚反応を抑制した。なお、フェキソフェナジン塩酸塩にはアドレナリン、アセチルコリン、セロトニン及びタキキニンの各受容体並びにL型カルシウムチャネルに対する親和性は認められていない。18.3好酸球、炎症性サイトカイン及び細胞接着分子に対する作用
フェキソフェナジン塩酸塩は、季節性アレルギー性鼻炎患者由来鼻粘膜上皮細胞培養上清により誘発されるヒト好酸球の遊走を10の-6乗M以上で抑制した。また、季節性アレルギー性鼻炎患者由来鼻粘膜上皮細胞を活性化ヒト好酸球とともに培養したときに培養上清中に遊離される炎症性サイトカインであるIL‐8及びGM‐CSFをそれぞれ10の-6乗M以上及び10の-9乗M以上で抑制し、細胞接着分子であるsICAM‐1を10の-9乗M以上で減少させた。18.4ケミカルメディエーター遊離抑制作用
フェキソフェナジン塩酸塩は、健康成人の末梢血好塩基球及びアトピー性皮膚炎患者の末梢血白血球からの抗ヒトIgE抗体刺激によるヒスタミン遊離を抑制した(10の-6乗~10の-5乗M)。また、モルモット抗原誘発即時型喘息モデルにおいて気管支肺胞洗浄液(BALF)中のロイコトリエン量を減少させた。18.5I型アレルギー病態モデル動物に対する作用
フェキソフェナジン塩酸塩は、モルモット抗原誘発アレルギー性鼻炎、ラット受身皮膚アナフィラキシー(PCA)反応、ラット抗原誘発全身性アナフィラキシー反応及びモルモット抗原誘発即時型喘息反応を抑制した。
アレグラ錠60mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
つらい花粉症の症状はどうにかしたい…。
では、妊娠中に使える花粉症対策は存在しないのでしょうか?
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 ..
薬は肝臓で代謝されるので、気になるのであれば、血液検査で肝臓の状態を調べられることは良いかもしれませんが、開業当初行っていた血液検査のなかでは肝臓に異常が認められていた方は稀です。
よって、よほど体調が悪いなどのことが無い限りは積極的に血液検査(肝機能・腎機能)を行っているわけではありません。ただし、気になるような場合であればお申し付けください。
実際に花粉症である私が、薬を飲んだ印象をあげてみました。 あくまでも目安 ..
むしろ、花粉症の薬は内服しても妊娠中の胎児に影響を与える可能性が非常に少ないとされています。
アプリに今まで服用していたお薬や服用中のお薬をまとめて登録しておくこと ..
第2世代のH1ブロッカーは副作用(眠気)を克服したものです。効き目と、歴史が浅いため妊活/妊娠中の内服に対する安全性のデータの蓄積は第1世代ほどではない点が玉に瑕ですが、ほとんどの薬は内服可能です(医師に確認は必要です)。妊活中は基本的に薬の制限はほとんどなく、新しい薬もいろいろ出てきていますが、第2世代のH1ブロッカーの処方薬の代表格はクラリチンで、特に副作用が少ないのが特長で、というのが売りです。眠くなっては困る人、症状が重くない人にお勧めです。CMもバンバン流れている有名どころではアレグラ、効果と副作用、安全性(妊活中・妊娠中OK)の意味でバランスがとれています。クラリチンよりアレグラのほうが先発で、クラリチンよりは、眠くなる確率が若干高い気がしますが、市販薬としても処方薬としてもあり、妊活/妊娠中もOKかつ、病院に行かなくても気軽に薬局で買える点が何物にも代えがたい魅力です。その他、いろいろな薬がありますが、どの薬がよいかは、薬との相性もあるようです。