メサデルム軟膏0.1%; デキサメタゾンプロピオン酸エステル; 0.1%1g


メサデルム(一般名:デキサメタゾンプロピオン酸エステル)は、抗炎症作用や血管収縮作用のあるステロイド外用剤で、炎症による皮膚の赤みやかゆみ、はれなどを改善する作用があります。
は強さにより5段階に分けられますが、メサデルムの強さは上から3番目のストロングクラスです。同じ強さのステロイド外用薬としては、フルコート(フルオシノロンアセトニド)、ベトネベート(ベタメタゾン吉草酸エステル)、、などがあります。


メサデルムクリーム0.1% メサデルム軟膏0.1% メサデルムローション0.1%

国内で実施されたメサデルムの一般臨床試験では、ステロイド外用剤が適応となる皮膚疾患に対して有効率が85.4%であったことが報告されています。また、再審査終了時におけるメサデルムの副作用発現率は1.1%で、その多くは塗布した部位に局在したものでした。

59歳,女性.温泉による刺激,細菌感染およびゲンタマイシン軟膏等による増悪因子により皮疹が汎発化したと考えられる家族性良性慢性天疱瘡(Hailey-Hailey病,以下HHD)の1例を報告した.入院後,皮疹の増悪因子に対しての加療を行うだけではなく,両腋窩,鼠径部などになお現存せるHHDの難治性慢性病変に対し,二次感染に十分留意しつつ,very strong classのステロイドであるプロピオン酸デキサメタゾン(メサデルム®)クリームの外用療法を行った.その結果,局所の病変も含めたすべての皮疹が3週間後には完全に消退し,以後,約4年間にわたってほぼ寛解状態を保ち得ている.HHDは,その病態生理が十分に理解されていないため,確実な治療法は確立されていない.今回の我々の経験から,細菌,真菌感染などに対処しつつ,強力なステロイド外用剤を使用することにより,本症のコントロールは十分可能であると考えられたので報告した.

先発品名, メサデルム軟膏0.1%. 規格, 5g. 添付文書, 医薬品医療機器総合機構の添付文書情報を開きます. その他. お知らせ.

メサデルムには、軟膏・クリーム・ローションの3つの剤型があり、疾患の種類や皮疹の状態、部位、季節に応じた使い分けが可能です。
軟膏は皮膚への刺激が少なく、湿潤型・苔癬化型のいずれにも使用できます。
クリームはW/O型(油性型)ですが、べたつきが少なく使用感に優れています。また、皮膚への浸透性に優れ水にも強いのが特徴です。
ローションはのびが良くさらっとした使用感で、有毛部や広範囲への塗布に適しています。
なお、軟膏とローションには、添加物として肌なじみの良いスクワランが配合されています。

ボアラには軟膏とクリームの2つの剤型があり、皮膚の状態や部位などに応じた使い分けが可能です。
適応疾患は、・皮膚炎群、、痒疹群、、などで、通常は1日1~数回、適量を患部に塗布します。
ただし、軟膏・クリームとも、皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には、原則として使用しません。やむを得ず使用する場合には、あらかじめ適切な抗菌剤や抗真菌剤による治療を行うか、これらとの併用を考慮します。

(デキサメタゾン吉草酸エステル) · メサデルム(デキサメタゾンプロピオン酸エステル) · リンデロンV (ベタメタゾン吉草酸エステル)

そうしたなか、国内でも長い間用いられてきた「デキサメタゾン」が、英国の試験において認証され、新型コロナウイルス感染症に対する承認済み治療薬として位置づけられたことで話題をよんでいます。

夏場は虫刺され、あせも、湿疹などの皮膚炎、野外活動での擦り傷などが多くなる時期です。
皮膚炎では子供はかゆみを我慢できずに皮膚をかきむしり、皮膚のバリア機能を壊してしまいます。
また、高い気温と湿度は伝染性膿痂疹(とびひ)の原因となる黄色ブドウ球菌の増殖に都合がよい環境をつくりだします。
増えた黄色ブドウ球菌は皮膚のバリア機能が低下した部位から容易に侵入して伝染性膿痂疹(とびひ)をおこします。
現在は暖房器具や温水プールの普及で冬季にもみられます。

メサデルム軟膏0.1%(デキサメタゾンプロピオン酸エステル軟膏)

そんな気持ちに応えるのが、「ステップダウン療法」です。最初に効果の高い強めの薬を使い、様子を見ながら徐々に弱い薬へと移行していく方法。
メリットとしては、初期の段階で一気に症状を抑えるため、治療期間が長引くリスクを抑えられることが挙げられます。さらに、湿疹を悪化させないので炎症痕が残らず、キレイに治るというのもうれしいところ。

現代で「あせも」と認識されている疾患は、アトピー素因があるなど皮膚炎をおこしやすい体質の方の汗がたまりやすい部位に生じた湿疹であると考えられています。いわゆる「あせも」に似た症状は高温多湿で汗をかきやすい夏の季節に発症しやすく、赤ちゃんや子どもだけでなく、大人や高齢者にもみられます。


市販で医療用医薬品のメサデルム軟膏を購入することはできません。 成分・含量

黄色ブドウ球菌の感染によるものです。
0~6歳までの乳幼児に多く夏におこります。
虫刺されや湿疹部などに感染がおこると、大小さまざまな水疱(すいほう)ができ、淡い紅斑を伴います。
水疱はかんたんに破れてびらんとなり、辺縁を縁取るように拡大していきます。
また、最初の水疱から遠く離れたところにも、あらたな病変が生じてどんどん増えていきます。
これが火事の「飛び火」のように起こるのが「とびひ」という言葉の由来です。
軽いかゆみを伴いますが、発熱などの全身症状はありません。湿疹に合併していると強いかゆみがあります。

D07AB19, デキサメタゾンプロピオン酸エステル 0.1%, メサデルム

メサデルムの成分であるデキサメタゾンプロピオン酸エステルはベタメタ









メサデルム軟膏0.1%の薬価・添付文書など詳細情報 | 岡山大鵬薬品

顔や陰部は皮膚が薄いため、体のほかの部位に比べてステロイドの効果があらわれやすい一方で、副作用の発現リスクも高くなります。メサデルムを使用する際は、指示された期間を超えて長期間連用したり、自己判断で広範囲に塗布したりしないようにしましょう。

医療用医薬品 : メサデルム (メサデルムクリーム0.1% 他)

処方箋なし市販で買えるデキサメタゾンプロピオン酸エステルクリームはステロイド外用剤であり、メサデルムクリームのジェネリック医薬品です。

ステロイド外用剤は5段階に強さが分けられ、デキサメタゾンプロピオン酸エステルクリームは真ん中である3段階目の「Strong(強い)」に該当します。
(市販で買えるステロイドは3ランクまでです)

湿疹やあせも、虫刺されなど幅広く使用されます。
デキサメタゾンプロピオン酸エステルクリームは顔には塗れませんので注意が必要です。
市販のステロイド剤でも注意が必要です。

・メサデルムクリーム 0.1%・軟膏 0.1%・ローション 0.1%

メサデルムの主成分は「デキサメタゾンプロピオン酸エステル」です。この成分は合成されたグルココルチコイドであり、抗炎症効果をもっています。

デキサメタゾン(DX-17P)を経てデキサメタゾン(DX)に代謝され

デキサメタゾンとして6mgを1日1回、10日間にわたり服用します。体重40kg未満の患者さまでは0.15mg/kg/日へ減量を考慮し、肥満・過体重例では用量につき個別に検討することが推奨されています。また、患者さまの状態によっては経口・経管以外に、静注が選択される場合もあります。

12)メサデルム臨床試験研究班:皮膚科紀要, 79(3)215(1984)

「乳児や妊婦、あるいは高齢者がステロイド外用薬を使っても大丈夫?」という声はよく聞かれます。
乳児は皮膚が薄いため、皮膚科では大人よりワンランク程度弱めのものを処方するのが一般的ですが、市販薬の強さの範囲であれば基本的に問題はありません。

デキサメタゾンプロピオン酸エステル軟膏0.1%「日医工」の基本情報

ボアラ(一般名:デキサメタゾン吉草酸エステル)は、血管収縮作用や抗炎症作用のあるステロイド外用剤で、皮膚の炎症を改善する作用があります。
ステロイド外用薬は強さにより5段階に分けられますが、ボアラの強さは上から3番目のストロングクラスです。同じ強さのステロイド外用薬としては、(ベタメタゾン吉草酸エステル)、ベトネベート(ベタメタゾン吉草酸エステル)、メサデルム(デキサメタゾンプロピオン酸エステル)、フルコート(フルオシノロンアセトニド)などがあります。

ステロイド外用薬ランク一覧|特定非営利活動法人日本アトピー協会

妊娠中のアトピー性皮膚炎や、妊娠することで出やすくなるかゆみなどの治療にも使われているステロイド外用薬。胎児への移行を心配する方もいますが、これまでに問題が起こった例は聞かれず、基本的に塗るタイプであれば大丈夫。

デキサメタゾンプロピオン酸エステルクリーム0.1%「日医工」は、

デキサメタゾンプロピオン酸エステル、メサデルムの有効成分は、細胞の核に存在するグルココルチコイド受容体に結合します。

6) メサデルム臨床試験研究班:皮膚科紀要.1984;79(3):215-224

ステロイド外用薬には、クリーム、ローションやテープ剤といったバリエーションがあります。髪の毛の生えている頭部にはローションが塗りやすく、また軟膏のべとべと感が嫌いな人にはクリームが好評です。ローションを顔や体に塗っても構いません。ただし、アルコール基剤のローションを顔や体に塗る場合はしみることがあります。アルコール基剤ではないローション(たとえばリドメックスローション®やアンテベートローション®など)は、ほとんどしみることはありません。テープ剤はひび割れや皮膚表面が固くなった部位にとても有効です。

包装小50g(0.1%1g 5g×10本 (アルミニウムチューブ)) ..

また、高齢者の方は肌が乾燥しやすくなるので、広範囲で肌荒れを起こしていることも多いものです。赤くガサガサした部分にはステロイド、乾燥だけのところには保湿剤、と塗り分ければ効果的に治療できます。赤みやガサガサが強い場合には放っておかず、ステロイドで早めに治すのが最適。

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かゆみが強い場合や紅斑などの炎症所見がみられる場合には,ステロイド外用薬を適宜使用する。湿疹の重症度に応じて適切なランクのステロイド外用薬を用いる。瘙痒が強い場合は,搔破抑制のために抗ヒスタミン内服薬を併用する。ステロイド外用によりかゆみや炎症所見が軽快した後は,保湿剤を十分に外用する。特に,入浴後に保湿剤を塗布することで高い効果が得られる。再燃しやすい疾患であるため,治療継続の必要性を患者に十分説明する。

外用副腎皮質ホルモン剤『メサデルム』について勉強会をしました。

:ロコイド軟膏(ヒドロコルチゾン酪酸エステル)1日1~2回(塗布),またはメサデルム軟膏(デキサメタゾンプロピオン酸エステル)1日1~2回(塗布)