以下では、ゴルファーに人気のアームロックパターおすすめ製品を紹介します。
コブラのパターは、フェース上部から4度、3度、2度、1度とロフト角が変化する「ディセンディング ロフト テクノロジー」を採用している
で、そのSIKのアームロックパターの流れを汲む3DPRINTEDアームロックパターにしてみた。
コブラが「3Dプリント」&「ヴィンテージ」パターを2024年に向けアップデートしたが、これについてはなにかしらの疑問を持たざるを得ない。
基本的にアームロックパターは禁止ではありません。しかし、左腕に固定したグリップが上腕にかかってしまうとルールに抵触するので、グリップは肘下にとどめる必要があります。
ちなみにグリップが上腕に達すると、ストローク中にクラブを体に固定してはいけないという禁止事項、「アンカリング」にひっかかります。
SIK GOLF パタークラブ PRO ARMLOCK アームロックパター 41 日本正規品
一般論として、手首をあまり使わず自然なストロークができるアームロックパターに、デメリットはありません。しかし、手首を積極的に使ってパターをするプロもおり、人によっては手首を使えないことがデメリットになる可能性はあります。
またアームロック式のパッティングは、通常のパターでは実践できず、必ずアームロックパターを購入しなければなりません。そのため、気軽には試しにくいという側面もあります。
前腕にグリップを固定することで、アンカリングのような効果
2016年のアンカリング規制以降、それまで中尺パターなどを使用していたプレーヤーの助けとなりつづけているのが、アームロックスタイルのパターです。長めのグリップを左前腕に沿わせながら固定して握るため、アンカリングのような安定性、一貫性のあるストロークを期待できます。パターを飛球線方向に傾けた状態で構えることになるため、アームロック用のモデルでは、シャフトがヘッドに対して角度をつけて装着されており、ロフトも大きめとなっています。
ヘッド形状はアームロックパターにしては少数派と思われるピン型。
同じアームロック式であっても、製品が違えば使用感が大きく変わる場合があります。そのため、アームロックパターを選ぶには、インターネットのレビュー・評価も参考にするのがおすすめです。
レビュー・評価には、実際にパターを使った人にしかわからない感覚や結果が載っており、より自分に合った製品を選ぶうえでとても役立ちます。
読んだライン上に、意図どおりの転がり
AI設計が加わって安定感がさらに向上
長尺モデルのBROOMSTICKと同様、オデッセイのアームロック式パターにも最新仕様のヘッドが採用され、「Ai-ONE CRUISER #7 ARM LOCKパター」として新発売されることとなりました。ボディは、通常よりもややサイズが大きく重量もある#7形状となっており、オフセンターも芯にしてしまう驚異のAI設計インサートを搭載。組み合わされた新開発のSTROKE LAB 140シャフトはすべてスチール製で、バット部を太めに設計したことにより、ストローク中の余計なトルクを軽減します。ここに、長さのあるグリップを前腕に固定する独特のスタイルが加わることで、グリーン上でのパフォーマンスはこれまで以上に安定。プレーヤーは一貫して、読んだライン上に思いどおりの転がりのボールを打っていくことができます。パター長さは、39インチの設定です。
2024年3月15日発売
アームロックパターという言葉を目にする機会が増え、気になり始めたあなたへ!
重量が重い理由は、アームロックパターの多くが画像2のようにボリュームあるヘッドの設計をしていることが挙げられます。
どしっと安定感のあるアームロックパターが欲しい人におすすめの製品。骨組みに総重量の7割に近い286gのスチールを用いることで低重心化を実現しており、まず構造自体に高い安定性があります。
また両端にタングステンウェイトが配置されており、センターだけでなくサイドにも十分な重量があるため、ミスヒットにも強いです。さらにフェースのロフト角を4段階になっており、どの角度で当たっても同じような打ち出しと転がりがもたらされます。
・コブラが新しい「3Dプリント」&「ヴィンテージ」パターシリーズを発売
安定性にこだわって設計されたミスヒットに強いアームロックパターです。3Dプリントの活用や軽量アルミニウムの使用による重量配分の最適化などで、高慣性モーメントを実現。中央を外して打ってもヘッドがブレにくく、フェースが開閉しないので、方向性を安定させられます。
また特許取得済みの特殊な技術を用いてフェース面のロフトを上下4段階にしていることも特徴です。ボールが当たる位置によってロフトが自動で調整され、どのような角度で当てても、打ち出しと転がりがある程度一定になります。
・コブラ「3Dプリント」パターシリーズは革新的な『3Dプリント構造』が特徴
オデッセイから発売した、あらゆるプレイヤーに向けたアームロックパターです。アンカリング禁止となってから悩めるゴルファーが増えていましたが、今作は前腕にグリップを固定することで、アンカリングに似た効果を実現しました。
また2ボール仕様となっているので、ターゲットに対して構えやすく、ショートパット時の相性が良いのが特徴です。39インチに合わせてサイズと重量を最適化しているので、正しい軌道でボールを送り出すことができます。
それはパター市場において、どうしてコブラの存在感が増していないのかということ。
ブランド認知の問題なのか、ツアーでの使用率の問題なのかは分からない。とはいえ、コブラがメジャーブランドくらいパターをラインナップしていることは確かなのだが。
アームロックパターにすることにより、どんなメリットがあるのかを3点紹介します。
コブラの最新パター『3D PRINTED PUTTER』と『VINTAGE PUTTER』は、アームロックタイプを含めるとトータル18モデルがラインナップされている。南は選び方のポイントについて、アドレスしたときの“顔”を一番大切にしてほしいと語る。
「自分に合ったパターを選ぶ上で、最も大切なのはヘッドの顔です。ターゲットに対して真っすぐ構えやすいことが大前提で、その次に振り心地や打感を考えると良いでしょう。顔の好みが合わないパターだと思わぬミスが出たりするからです。ただし、コブラの2シリーズは、どのモデルも高いレベルの寛容性が備わっています。あえて、今まで使ったことのない顔のモデルに挑戦してみるのもおすすめですよ」(南)
ここからは、ヘッド形状ごとの南のインプレッションを紹介していくので、自分に合ったモデル選びの参考にしてほしい。
安心感のある幅広ブレード『GRANDSPORT(グランスポーツ)』
1つ目は『3D PRINTED PUTTER』シリーズでラインナップされている『GRANDSPORT』。幅広でヘッド後方に突起のついた大きめのブレード型パターで、重心角35度のクランクネックとアームロックのモデルを選ぶことができる。
アームロックパターは、腕と一体化する分力加減がしやすく、ショートしにくいです。
BROOMSTICK同様に、#7のヘッド形状にリニューアル
「AI-ONE #7 ARM LOCKパター」のヘッドは人気のツノ型である#7の形状となっており、ボディはAi-ONEパターと同様、ステンレススチール製で濃紺のPVD仕上げとなっています。フェースにはもちろん、芯を外してもボールスピードのロスを防いでくれるAI設計のインサート(樹脂+アルミ製)を採用。ソールには、ポリカーボネート製のウィンドウもあり、インサート裏側の複雑な形状を見ることができます。一般的なパターよりも長さがあるということで、ヘッド自体も通常の#7より大きく、重量も重くされており、ソールには15g×2のスクリューウェイトが配置されています。
口コミも、「慣れれば通常のパターと比べて断然打ちやすい」と好評。
イントゥイションプロ 37インチは、ヘッド上部のカラーリングによって、正しい構え方や打ち方を確認できるアームロックパターです。側面のオレンジ線が見えなくなるように構え、中央の白線を意識して打てば自然と良いパッティングができます。
またアームロックパターとしては短めの37インチなので、長すぎないほうが良い方にもおすすめです。
アームロックパターが向いている人の特徴3点を紹介していきます。
グリップには長さのある21インチのものを装着
「AI-ONE CRUISER #7 ARM LOCKパター」には、すべてスチールでつくられた新開発のSTROKE LAB 140シャフトが装着されています。シャフト重量は数字からわかるように140gで、パター長さは39インチ設定。バット側がやや太めで、トルクを抑えたものに仕上げられています。手元側には、21インチと非常に長さのあるAi-ONE ARM LOCKグリップ(約160g)を装着しています。
パター時、力加減の調節に困っている方はぜひアームロックパターをお試しください。
アームロックパターは初めて。構えるとかなりハンドファーストで、ボール位置をどこにするか戸惑いましたが徐々に慣れてきました。普通のパターより重く、手先で操作できないので、ストロークはかなり安定します。打ち切れずショートすることが多いのですが、かなり改善されました。あとはロングパットのタッチを出せるように練習したいと思います。(40代、男性、平均スコア80台半ば)
後輩君の使ってるアームロックパター、転がり良くて最後伸びます。(より)
どのモデルもミスヒットや入射角のズレに強いコブラのパターだが、『SUPERNOVA』は特に寛容性が高い
口コミ・評価|キング 3Dアゲーラアームロックパター(パター)
安定性・寛容性に秀でたアームロックパター。バックフェースのトゥにフランジ、ヒールにウイングがあり、重量が前後に広がっているため、安定感があります。
また重量自体も400gと重めなので、ウェイトを感じながらブレの少ないストロークが可能です。さらにコンパクトボディであり、操作性や集中しやすさにも優れています。
そのほか、上部には黒地に白のアライメントラインがあるため、方向性も定めやすいです。フェース上部の縦ラインと相まって高いアライメント効果を生むでしょう。
コブラ COBRA KING 3D PRINTED AGERAアームロックパター クラブ
そして特筆すべきはコブラが優れたパターを生み出しているということだ。3Dの「グランスポーツ35」は2022年『Most Wanted』のベストブレードに輝き、文字通り他の全メーカーのブレードパターよりも優れたパフォーマンスを発揮した。2023年は、連覇こそならなかったが、27モデル中、総合5位にライクインしたのだ。「グランスポーツ35」の成功は他のシリーズで再現されなかったが、この成功によりコブラの開発陣がパター作りに長けていることは伝わった。恐らく今回のリリースも、コブラの「3Dプリント」と「ヴィンテージ」パターが、よくある全指標の最前線に押し出すものとなるだろう。では、ここからはコブラパターのテクノロジーの要点をチェックし、今回のモデルがどのように進化しているのか見てみよう。
最近まで「3Dプリント」が一般的な製造技術ではなかったことは忘れがちだ。コブラが最初にHP社と提携して、初代「グランドスポーツ」の部品を3Dプリントしたことは画期的だった。限定リリースだったが、このパターは店舗で販売された初の3Dプリント部品を使用したモデルとなった。それ以来、3Dプリントはあらゆる製造業で一般的になった。昨今、大手ゴルフメーカーの大半が研究開発に「3Dプリント」を採用しているが、コブラだけがこのテクノロジーを繰り返し製品リリースに取り入れている。私の計算では、今回の新しい「3Dプリント」パターシリーズは、コブラが発表した「3D」シリーズの3代目。採用しているプリント材料とプリントの構造は変わったが、コブラがこのテクノロジーを採用する理由は変わっていない。「3Dプリント」にすることで、コブラが従来のテクノロジーでは実現できない可能性があるパター部品を製造することができるからだ。
新しいコブラパターの「ディセンディング ロフト テクノロジー=『DLT』」のラベルが、以前の「Sik」ではなく「LA GOLF」になっていることを不思議に思っている方もいるかも知れない。これは寝返ったわけではない。1年ほど前、「LA GOLF」は「Sik」を買収し彼らのフェーステクノロジーを取得。コブラは「Sik」ではなく「LA GOLF」の技術ライセンスを得ているというわけだ。
コブラ COBRA KING 3D PRINTED AGERAアームロックパター クラブ ; 終了まで
「パターではいろいろなミスが出ます。アマチュアゴルファーの多くはアウトサイド・インのカット軌道ですし、極端なハンドファーストでロフトを潰して打つ人もいます。そういった打ち方のエラーによって起こるミスの度合いが、フェースのテクノロジーと慣性モーメントの高さによって、かなり減ってくれるはずです。本番では1回しかボールを打てないわけですから、やっぱりミスを少なくしてくれるクラブを選んだ方が間違いなく有利です。コブラのパターはどちらのシリーズも真っすぐ構えやすく、キレイなコロがりが安定して出てくれますから、ラインに乗せやすいし、距離感も合ってきます。ぜひ、クラブに助けてもらって、パターをやさしくしてほしいですね」(南)
ヘッド形状ごとの特性を解説