弱点 クリスタルボーイ→特殊偏光ガラスのボディでレーザーを素通りさせる ターベージ→周囲を回るエネルギー反射衛星で跳ね返す ブラック・ソード・ゼロ→サイコガンは通用するが、強力な再生能力ですぐに傷が塞がる


サラマンダーの基地エルラド教国を訪れると、そこではシドの女神像(じつは強力なレーザー光線砲を備えた衛星)を宇宙中に20,000基増設し、一気に宇宙を支配する計画が進行していました。すべての準備が整ったとき、「ハイル・サラマンダー!!」のかけ声の中で巨大な鎧武者がコブラの前に現れます。それがサラマンダーの表立った姿でした。


コブラのサイコガンの元ネタは「禅銃」だと最近知ったのです。

新しいサイコガンを手に入れるまで、コブラは日本刀を駆使するなどを経て、すでに亡くなっていた不知火鉄心に代わって、娘の不知火ゆう子から新しいサイコガンを受け取ることになりました。

「…サイコガンはわしが作った銃の中で生涯をかけての傑作だ……」、「気をつけたまえ一度サイコガンにひびが入った時」、「それがサイコガンの限界だ」という不知火鉄心の言葉をコブラは思い出します。

不死身コブラ。でもサイコガンは不死身じゃない。

サイコガンは日本人の銃作りの名匠・不知火鉄心(しらぬいてっしん)の作です。ちなみに勝新太郎は映画【不知火検校】で主役の盲目の按摩役を、映画【座頭市】シリーズに先駆けて演じています。

「岩や鉄を斬らば真っぷたつに断ち割り刃こぼれひとつせず 人馬を斬らば刃の肌に血の痕をとどめぬ」と打竜牙は説明されます。そして、ふさわしい持ち主が手にすると竜の紋様が現れ、「オオオオオ ウオン」と鳴きます。

Wikipedia

寺沢武一はサイコガンについて、勝新太郎主演の映画【座頭市】シリーズ(原作・)に登場する仕込み杖が発想のもとにあったと明かしています。

主人公の宇宙海賊コブラは賞金首を狙い宇宙の旅を続けます。武器は左前腕の義手に仕込んだ特殊な光線銃・サイコガンです。

コブラ (架空の人物)

短編で、第13回手塚賞の佳作を受賞後、読み切りをもとにした【COBRA SPACE ADVENTURE】(1978年~〔週刊少年ジャンプ〕他継続*のちに【COBRA THE SPACE PIRATE】に改題)が連載開始5年目に映画化・テレビアニメ化され、寺沢武一の最初の代表作となりました。