イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
A. イソトレチノインは、光感受性を高めるため基本的に服用中はレーザー治療を行っておりません。
以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。
イソトレチノインは欧米では20年以上前からニキビ治療に用いられてきた古い歴史のあるお薬です。
中等度~重度のニキビ治療に広く用いられ、欧州や米国の治療ガイドラインでは高いレベルで推奨されており、効果が非常に高くリバウンドも起こりにくいことから「ニキビ治療の切り札」とも言われます。
このように海外ではニキビ治療に必要不可欠な薬剤として認知されている反面、日本においては厚生労働省の認可がおりてないために保険が適応されません。(自費診療になります。)
皮脂の分泌を抑えながら 表皮の新陳代謝を活性化させ角栓形成を抑制するので、難治性ニキビに対して非常に高い治療効果が期待できます。
治療開始10日前後に一過性のニキビ増悪(好転反応)が認められることがありますが、その後徐々に症状は改善していきます。個人差はありますが、2か月ほどで新しいニキビが出来なくなります。
□ 妊娠中、妊娠をしている可能性がある、妊娠を計画している、または授乳中の場合
※必ず、次の月経が始まって2,3日過ぎるのを待ってから服用を開始してください
※治療中止後、1ヶ月間は避妊してください
□ 大豆またはAKNETRENTのいずれかのアレルギーがある場合
□ 肝疾患がある場合
□ 血中脂肪レベルが非常に高い場合(高コレステロールまたはトリグリセリドなど)
□ 体内のビタミンA 値が非常に高い場合(高ビタミンA 症)、ビタミンAのサプリメントを服用している場合
□ テトラサイクリン(ミノマイシン、ビブラマイシンなど)を服用中の場合
□ メトトレキセート、ステロイド、フェニトインを服用中の場合
□ うつ病、うつ気質がある方
□ 献血の予定がある方 ※服用中および治療中止後、6ヶ月間は献血ができません。
□ 12 歳未満
ただし、副作用で1割ほどの方に一過性の赤みが出ることがあります。
男性も内服中はパートナーを妊娠させないでください。
※重篤な尋常性ざ瘡治療薬であるイソトレチノイン製剤(Accutane、Roaccutane、Sotret等)については、国内では薬事法に基づく承認を受けていないものでありますが、今般、米国FDAにおいて、妊婦又は妊娠している可能性のある女性に投与されないよう、従来のリスク管理プログラム等を強化した新たな管理プログラム:iPLEDGEを承認したという発表が行われました。
効果が高い分、多くの注意事項がありますので事前にご確認ください。
胎児の催奇形性があるため、妊娠されている方、近いうち妊娠を希望されている方は内服できません。
女性は内服中と内服終了後6ヶ月間は避妊が必要です。
男性もパートナーを妊娠させないようにしてください。(内服中と内服終了後1ヶ月間は避妊が必要です。)
内服中および内服終了後1ヶ月間は献血ができません。
授乳中および内服終了後1ヶ月間は授乳ができません。
ほぼ必発するのが全身の強い乾燥で目・鼻・唇の乾燥や手足の皮むけが目立ちます。しっかりと保湿を行ってください。
内服中および内服終了後6ヶ月は日焼けをしやすいためUVケアをしっかり行ってください。
内服中および内服終了後3ヶ月は脱毛などのレーザーや光の治療は行わないでください。
飲み忘れがあった場合その分は内服せず、次の服用時間に通常量を内服します(絶対に一度に2回分を内服しないでください)
未成年の方は親権者同意書が必要です。
イソトロインの、その他起こる可能性がある副作用は以下の通りです。
血栓症の発症リスクがあります。
血栓症とは足の血管などにできた血栓が心筋梗塞、肺梗塞、脳梗塞などを起こす病気のことです。
発症確率が上がるのは内服開始後1~3ヶ月までで、それ以降は発症しにくくなるようです。
海外の調査では血栓症発症リスク人口1万人当たり高い順に 出産後(40~60)妊娠中(5~20人) マーベロン28など低用量ピル服用(3~9人) 服用していない普通の人(1~5人)ですのでそれほど高いわけではありません。
喫煙者、高齢、肥満の方は血栓症のリスクが上がります。
※うつ病などの精神疾患があっても当院では治療可能です。詳細は診察時にご相談ください。
①イソトレチノイン治療では頻回の採血検査の必要性は否定されている
妊娠中の女性は使用できません。胎児に深刻な害を及ぼす可能性があるからです。
その他、皮膚や粘膜の乾燥症状(特に唇の乾燥)の頻度が高いことが知られています。
保湿剤やワセリン、点眼液などで対応可能です。あらかじめドラッグストアで購入しておきましょう。
ニキビ治療薬(アクネトレント)はイソトレチノインというビタミンAの一種で、皮脂の分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用に優れているため、重症の炎症性ニキビに対して効果があります。
イソトレチノインは欧米ではニキビ治療薬として20年以上の歴史があり、商品 ..
尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれるニキビの発生には、「皮脂の過剰分泌」・「毛穴のつまり(角栓形成)」・「アクネ菌の増殖」の3つが主に関わっています。
ストレスや生活習慣・睡眠不足・生理周期などによりホルモンバランスが乱れると、皮脂分泌が過剰となり、表皮の新陳代謝のリズムが崩れてしまうことから、古くなった角質が剥がれ落ちずに毛穴にフタをしてしまいます(角栓形成)。
この角栓によって毛穴から皮脂が出られずにたまってしまう状態を「コメド・面ぽう(白ニキビ)」と呼び、こもった皮脂にニキビ菌が繁殖して炎症を起こすと、赤く痛みを伴った炎症性ニキビになってしまいます。
ニキビの炎症が長く続くと、色素沈着やクレーター状の傷あと(いわゆるアクネスカー)になって残ることがあるので、それを防ぐためにも適切な治療が必要です。
保険治療で広く行われているニキビ菌の殺菌にフォーカスした対処療法では、炎症を一時的に抑える効果はあっても、予防的な効果はほとんど期待できません。
ビタミンAの内服(イソトレチノイン)や外用剤塗布( )により、皮脂の分泌を抑えながら、お肌のターンオーバーを正常化して角栓形成を抑制することによってニキビ治療だけに留まらず予防も可能となります。
腎機能への影響は少ないですが、まれに腎機能に異常が出ることもあります。 5
イソトレチノイン(当院はアクネトレントを使用しています。)はビタミンA誘導体の内服薬です。
ニキビ発症の主要な原因である皮脂の過剰分泌や角化の異常を抑えることでニキビを改善し、新しいニキビができにくくなります。
イソトレチノインは治療効果が非常に高く、6ヶ月間〜8ヶ月間内服することでニキビを大きく改善します。また、ニキビ症状が落ち着いた後もニキビの再発抑制効果がある飲み薬です。
(*再発を抑制する場合は長めに内服する必要があります。)
イソトレチノインの内服治療は有効性が高く、90%以上の方に改善がみられます。
日本では保険適用外のお薬ですので自費診療となります。
また、ニキビほどではありませんが、皮脂抑制作用により酒さ(赤ら顔)に対する治療効果もあります。
イソトレチノインを取り扱っている大阪の千里皮膚科|ニキビ治療薬
他の治療で2ヶ月ほど治療しても改善がみられない中等症から重症のニキビや繰り返し毛穴の奥深くが腫れて治りにくいニキビがある場合にイソトレチノインでの治療を検討します。
イソトレチノイン製剤(保険適用外); メディカルエステ · ケミカルピーリング ..
頻度は低いですが起こりえます。特に頭痛は、頭蓋内圧を亢進させる作用があるため起こりえます。軽度のものは様子を見ても良いのですが、症状がひどいケースや吐き気などの他の随伴症状が出た場合には、危険なため中止しなければなりません。
主な副作用◇イソトレチノイン乾燥肌、休止期脱毛症、腎肝機能障害、胎児奇形、横紋筋融解症※症状、肌質により効果に差があります。 一覧へ戻る
イソトレチノインは、重症の炎症性ニキビや難治性のニキビに特に効果があり、一般的な治療では改善しない場合に使用されます。
ホルモン治療薬(スピロノラクトン) | 錦糸町皮膚科内科クリニック
毛穴の出口がふさがり、皮脂が溜まり続けると、噴火(排膿)起こります。成分であるイソトレチノインは肌のターンオーバーを促進する効果があり、角栓のつまりを防ぐ効果があります。
好塩基球増多症が発現し、高ヒスタミン血症に至った例も報告されている。 9.2 腎機能障害患者 ..
◆妊娠中の方、妊娠の可能性がある方、妊娠を希望されている方
◆授乳中の方
イソトレチノインの重大な副作用の一つに、妊娠している女性に投与すると流産や胎児の奇形を引き起こすという副作用があります。
そのため、服薬期間中とその前1カ月と服薬後6カ月間は避妊していただく必要があります。もし妊娠した場合は、すぐに服用を中止し医師に相談してください。
◆15歳未満の方や成長期で身長が伸びている方
◆イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤、ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方
◆テトラサイクリン系の薬剤を内服されている方
◆うつ病その他の精神疾患で治療中の方
◆肝機能障害のある方
◆中性脂肪、コレステロールの高い方
◆ビタミンA過剰症の方
イソトレチノインは皮脂の分泌及び角化抑制作用、抗菌作用や抗炎症作用などが ..
肝機能障害、腎機能障害、膵機能障害、中性脂肪、コレステロール、血糖値、尿酸値の上昇、血球成分の減少や増加、CPKの上昇が認められることがあります。毎月血液検査でチェックしていきます。
採血項目は血液一般項目に加え、肝機能、腎機能、脂質・コレステロール値の検査が必要です。
・採血は初回、一か月後、その後必要時採血を行い、副作用がないか経過を観察してきます。
アゼライン酸; スピロノラクトン(ホルモン療法); イソトレチノイン ..
イソトレチノインはレチノイドというビタミンAの類似体に属する成分の名称のことで、医薬品ではレチノイン酸、化粧品ではレチノールという成分で配合されています。
昨今レチノールはニキビや皮脂、毛穴などに有効な成分として有名になってきていますが、医薬品の方が高い濃度となっています。
投与により低血圧、腎障害、肝障害、甲状腺機能障害が知られる、4)IL-2
この副作用は代表的なもので、ほぼ100%の患者さんに起こります。乾燥によって皮膚炎、口角炎、口唇炎、鼻出血、ドライアイなどが起こる可能性があります。それに伴い、赤ら顔や鼻血もよく起こる副作用です。顔だけでなく体全体が乾燥しますので、保湿剤をしっかり使用していただきます。保湿対策を十分行うことによって、治療に耐えられないというほどの乾燥は起きません。
②腎機能の確認(腎機能低下はないか?) ③高齢者(潜在的な腎機能低下 ..
アクネトレントは、イソトレチノインというビタミンAの一種です。 「皮脂の分泌を抑える作用」「アクネ菌に対する抗菌作用」「抗炎症作用」に優れていますので、重症の炎症性ニキビ、難治性ニキビに対して高い効果が期待できます。
イソトレチノインというビタミンAの一種で、皮脂分泌の抑制作用、アクネ菌 ..
イソトレチノインは海外で、中等度~重度のニキビ治療に広く用いられ、欧州や米国の治療ガイドラインでは高いレベルで推奨されており、全世界で30年以上前から使用されています。