デエビゴにはジェネリックは発売されておらず、先発品のみとなります。現在デエビゴは、


8). リオシグアト[リオシグアトの血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤との併用が必要な場合は、患者の状態に注意し、必要に応じてリオシグアトの減量を考慮すること(本剤のCYP3A4阻害によりリオシグアトのクリアランスが低下する)]。


ニューマクロライドで併用禁忌となっている薬剤がジスロマックではそうなっていません。

7). アミオダロン、キニジン、リドカイン、三環系抗うつ薬[本剤とこれら薬剤の併用により重篤な又は生命に危険を及ぼすような有害事象があらわれるおそれがあり、この併用に関する試験は行われていないが、併用する場合には、併用薬剤の血中濃度のモニタリングを行うことが望ましい(これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある)]。

6). H2受容体拮抗剤(ファモチジン等)〔16.7参照〕[本剤とこれら薬剤の併用により、本剤の血中濃度が著しく低下し効果が減弱するおそれがあるので、H2受容体拮抗剤の影響を減少させるために、必ず本剤とリトナビルを併用して投与し、本剤とH2受容体拮抗剤は可能な限り間隔をあけて投与することが推奨され、また、抗HIV薬による治療経験のある患者に、本剤/リトナビルとテノホビルを併用する場合は、H2受容体拮抗剤の併用は推奨されない(胃内pHの上昇により、本剤の吸収が抑制されるおそれがある)]。

それはさておき、ポケット医薬品集のハルシオンの項には、次のような記載がある。

4). ホスアンプレナビルカルシウム水和物[ホスアンプレナビル700mg/リトナビル100mg1日2回と本剤300mg1日1回を併用した場合、本剤のCmax・AUCはそれぞれ24%・22%減少した(CYP3A4に対する競合による)]。

9). トラゾドン[トラゾドンの血中濃度が上昇するおそれがあるので、併用する場合には、患者の状態に注意し、必要に応じてトラゾドンの減量を考慮すること(本剤がCYP3A4を阻害する)]。

一方でができ、起きてしまっても再入眠しやすいという印象があります。

3). ネビラピン〔16.7参照〕[本剤の血中濃度が低下し、ネビラピンの血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤とネビラピンの併用は推奨されない(ネビラピンがCYP3A4を誘導し、また代謝が阻害されることによる)]。

2). エファビレンツ〔16.7参照〕[本剤とエファビレンツの併用は推奨されない(本剤の血中濃度が低下するおそれがある)]。

②その他の副作用(神経障害など)は他の薬剤とあまり変わりません。

1). テノホビルジソプロキシルフマル酸塩〔7.9、16.7参照〕[本剤のAUC・Cminが低下し、テノホビルの血中濃度が上昇するおそれがあり、テノホビルに関連した有害事象<腎障害等>を増強するおそれがあるので、併用する場合にはテノホビルに関連した有害事象のモニタリングを行うこと、リトナビルを併用しない場合には、本剤とテノホビルの併用は推奨されない(機序不明)]。

17). プロトンポンプ阻害剤(オメプラゾール<オメプラール、オメプラゾン>、ランソプラゾール<タケプロン>、ラベプラゾール<パリエット>、エソメプラゾール<ネキシウム>、ボノプラザンフマル酸塩<タケキャブ>)、アスピリン・ランソプラゾール<タケルダ>、アスピリン・ボノプラザンフマル酸塩<キャブピリン>〔16.7参照〕[本剤とこれら薬剤の併用により、血中濃度が低下し本剤の効果が減弱するおそれがある(本剤の溶解性がpHに依存することから、胃酸分泌抑制により本剤の吸収が抑制されるおそれがある)]。


これは眠気やふらつきなどの副作用が生じる可能性があるためです。

ですがジェネリック医薬品は、先発品と同じように効果を示すための試験をクリアしていて、血中濃度の変化がほぼ同等になるように作られています。

・ アタザナビルとして300mgとリトナビルとして100mgをそれぞれ1日1回併用投与。

タガメットとテオドールの併用では死亡例の報告もある。もちろん、そのケースとは投与量がまったく違う。死亡例でのタガメットの投与量は1200mg/dayにもなっており、テオドールも400mg/dayだった。その結果、デオドールの血中濃度は80μg/mLにも達している。(*2)

CYPの阻害作用が投与量に依存することを考えると死亡例があるから併用禁忌にすべきだと一概には言えない。しかしわれわれはそういう危ない組み合わせであることを認識しておくべきだろう。

・ アタザナビルとして300mgとリトナビルとして100mgをそれぞれ1日1回併用投与。

このため理論的にはより効果が期待できそうではありますが、直接比較した研究はなく、臨床的に使われていくうちにわかってくるかと思います。

List Top · 添付文書情報 · 商品詳細情報 · 相互作用 ..


タガメットに併用禁忌はない。しかしながら併用注意は非常に多い。身構えてしまう薬の1つだ。できればテオドールとの併用は避けたい。これがわたしの薬剤師としてのデフォルトだ。より安全な道をいきたい。

しかし今回のタガメットは代替が効かない。相互作用を考察した結果、投薬することにした。

ハルシオン0.25mg錠の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

以上タガメットの定性的かつ定量的情報より、今回は併用しても大丈夫であろうとの判断に至る。
念のため、副作用の初期症状や自己増量をしてはいけないことを伝える。

ハルシオン0.125mg錠との飲み合わせ情報[併用禁忌(禁止 ..

アメリカの添付文章では、お母さんの状態と薬の悪影響のバランスを見て検討するという記載となっています。

このためCYP3Aの働きに関係するお薬には、併用に注意が必要です。 【併用注意:CYP3Aを阻害するお薬】

特にTDMを要する薬剤(テオフィリン、フェニトイン、プロカインアミド、プロプラノロール、リドカイン、カルバマゼピンなど)およびワルファリンとの併用は避けるが、やむをえず併用する場合にはTDMや凝固能検査を実施し、場合によっては投与量の減量や、CYP450酵素阻害作用の低い他のH拮抗剤に変更する。シメチジンにより代謝阻害を受ける薬剤は今後も増えると予測され、基本的にCYP450で代謝されるすべての薬に注意したほうがよい。(*1)

レイアタッツカプセル150mgの効果・効能・副作用 | 薬剤情報

11). ワルファリン[本剤との併用により重篤な又は生命に危険を及ぼすような出血があらわれるおそれがあり、この併用に関する試験は行われていないが、併用する場合には、INRのモニタリングを行うことが望ましい(ワルファリンの血中濃度が上昇するおそれがある)]。

(4)外国での報告……外国で,ハルシオンを1~2週間程度服用した人に,日中不安,激越が ..


#1 テオドール-タガメット併用は今回はNPも今後は注意要
S) 息苦しさ(+)
胸のもやもや→気管支から
O) テオドール200mg/day、タガメット400mg/day併用
タバコ(‐)
A) テオドール・タガメットの投与量が少ないので今回は併用NPだろう
今後の投与量の変化によっては注意が必要
P) 息苦しさなどをやわらげる気管支拡張剤は帯状疱疹の薬の影響を受けます。
今回はどちらも量が少ないので大丈夫でしょう。
吐き気やふるえなどの気になる症状があったら、中止・受診を。
また、自分で勝手に量を増やしたりしないように。

私は現在55歳でマイスリーとハルシオンを処方されています。 28

まず、阻害剤と基剤の関係にあるか。
次に、阻害剤の用量が臨床上影響のあるものなのかどうか。
最後に、相互作用による副作用の具体的な回避策を考える。

疑義照会をするか否かは、‘組み合わせとCYP阻害剤の用量’ これがポイントになりそうだ。

〈不眠症〉通常成人には1回トリアゾラムとして0.25mgを就寝前に経口投与する; 高度な不眠症には0.5mgを投与することができる

これを踏まえ疑義照会を行う。副作用回避だけでなく、効果も期待できるだろう。さらに、疑義照会の結果をO情報とし、今後を考え(A)、相互作用への意識付けを患者に行うことにした(P)。

のほか,クラリスロマイシンは,ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤トリアゾラム(ハル

9). バルデナフィル塩酸塩水和物<レビトラ>[本剤との併用に関する試験は行われていないが、バルデナフィルの血中濃度が上昇し、有害事象<低血圧・視覚障害・持続勃起症・失神等>の発現が増加するおそれがある(CYP3A4に対する競合による)]。

トリルダン錠, テルフェナジン, エリスロマイシン クラリス,クラリシッド(クラリスロマイシン)

12). ジルチアゼム〔9.1.1、16.7、17.3.1参照〕[本剤(400mg1日1回)とジルチアゼム(180mg1日1回)を併用した場合にジルチアゼム及びデスアセチル−ジルチアゼムのCmax・AUCが約2〜3倍に増加するとの報告があり、ジルチアゼムを半量に減量して投与することを考慮し、本剤の投与により、心電図検査でPR間隔の延長を示すことがあり、併用する場合には心電図のモニタリングを行うことが望ましい(ジルチアゼム及びデスアセチル−ジルチアゼムの血中濃度が上昇するおそれがある)]。

クラリス、クラリシッドはフロモックスなどとは異なる系統の抗生物質ですが ..

ルボックスの添付文書によると「テオフィリンのクリアランスを1/3に低下させることがあるので、テオフィリンの用量を1/3に減ずるなど、注意して投与すること。なお、併用により、めまい、傾眠、不整脈等があらわれたとの報告がある」とある。

薬物相互作用検索ツール | ゾコーバ | 塩野義製薬 医療関係者向け情報


ルボックスは強力なCYP1A2阻害剤である(厳密には他の分子種も阻害する)。併用禁忌の他にCYP絡みの併用注意も多い。そしてテオドールはTDMを必要とする基質薬剤。いかにも危険な組み合わせだ。