(1) 本改正によって、牛に対するメタスルホ安息香酸デキサメタゾンナトリ


稲刈りがいたるところで始まり、そして終わっていきます。
収穫の秋ですね。牛飼いと兼業でされている農家さんも多いので、皆さん忙しそうです。休みもしっかりととられてください。m (_ _) m


獣医用薬剤デキサメタゾン注射用 0.2% 、牛ヒツジヤギキャメル用

10月30日に農林水産省・安全局から「デキサメタゾンの休薬期間の延長について」という事務連絡がでました。「延長後の休薬期間は、牛で最長12日、牛乳60時間となる予定です。」と書いてあります。小生達が使用していたデキサメタゾン製剤は休薬期間が牛で4日、牛乳で12時間だったのでかなりの期間延長となります。また、デキサメタゾン懸濁性製剤については、食用動物に対する適用が削除される予定になります。

デキサメタゾン抑制試験は、クッシング症候群(「」の項参照)が疑われた場合に行う検査で、デキサメタゾン(商品名:デカドロン)は副腎(腎臓の上にある小さな内分泌臓器)で作られるコルチゾールの作用を強力にした内服薬です。

国内では、動物用医薬品として、牛のケトーシス及び筋炎並びに馬の関節炎及び筋炎

「本改正に伴い、従来の休薬期間では、食品衛生法第11条の規定に抵触する可能性がありますので・・云々」と言う文言もあります。

現場の最前線で戦っている臨床獣医師からすれば、この変更はかなりとてつもない変更内容になります。診療のやり方や判断が変わる可能性があります。小生はそれぐらい大変なことだと思っています。休薬期間の1日の重さを痛感している現場の先生は非常に多いのではないでしょうか・・・。

牛, ♀, 3歳, ケトーシス, 皮下注, 5mL, 皮膚湿疹, なし, 治癒, モニター

織に新たな基準値を設定するとともに、一部の食品(鶏の食用組織等 ..