緑膿菌やESBL産生菌のカバーをしたいが、カルバペネム系を避けたい場合に ..


使用する可能性がある状況は、感受性のあるStaphylococcus aureusによる椎体炎や人工関節感染で点滴抗菌薬から内服抗菌薬にスイッチする場合です。その場合、レボフロキサシンが選択されることが多いと思います(通常はリファンピシンと併用)[40-42]。モキシフロキサシンは、リファンピシンと併用すると血中濃度が約30%低下するため、あえて選択することはありません[40,43]。この状況での代替薬は、ST合剤、ミノサイクリン、クリンダマイシンです[40,41]。感受性と副作用などを検討して、これらの中から治療薬を選択することが多いです。ちなみに、筆者は、ST合剤とクリンダマイシンが使用できない場合のみ、レボフロキサシンの使用を検討します。


ブドウ糖非発酵菌を対象に抗緑膿菌活性をスペクトルに含む抗菌薬を投与 ..

ミクロノマイシンに感性のブドウ球菌属、大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、緑膿菌

硫酸ミクロノマイシン感性の緑膿菌、プロテウス属、セラチア属による下記感染症および大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、ブドウ球菌属のうち、カナマイシンを含む多剤耐性で、硫酸ミクロノマイシン感性菌による下記感染症

・緑膿菌やアシネトバクターの標的治療にほぼ用途は絞られる。 ・ESBL産生 ..

MRSA感染症の第一選択薬です。ほとんどのグラム陽性菌に活性を持ちますが、βラクタム系に感受性があればそちらのほうが効果は高いです。感染症(CDI)に対しては内服薬を使用します。
血中濃度を測定して投与量を調節する必要がある薬剤です。

細菌感染症によるは、体からの大切な危険信号です。たかが、指先のちょっとした傷だと、馬鹿にしないで早めの対処が必要です。通常は、膿が貯まっても「皮膚科・皮膚外科」などでの早めの対処+消毒・抗菌剤投与で改善することがほとんどです。

こうした薬剤は、緑膿菌(みどりのうきん)を含むグラム陰性桿菌(かんきん)に ..

ベカナマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、エンテロコッカス・フェカーリス、大腸菌、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、緑膿菌

ブドウ球菌、連サ球菌、肺炎球菌、大腸菌、変形菌、緑膿菌等のベカナマイシン感受性菌による下記疾患

緑膿菌に対して抗菌活性を有する薬剤はなく,またセファマイシン系薬のよう

ネチルマイシンに感性のブドウ球菌属、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、緑膿菌

硫酸ネチルマイシン感性のセラチア属、プロテウス属、緑膿菌による下記感染症およびブドウ球菌属、大腸菌、シトロバクター属、クレブシェラ属、エンテロバクター属のうち、カナマイシンを含む多剤耐性で、硫酸ネチルマイシン感性菌による下記感染症


2011-06-24 - 多剤耐性緑膿菌感染症とは · 個人情報保護方針 · 利用規約.

第2世代キノロン系の薬剤です。
緑膿菌を含むグラム陰性桿菌への抗菌活性は強いですが、グラム陽性菌や嫌気性菌への抗菌活性は低いです。緑膿菌に対する活性はキノロン系でもっとも高いです。

・呼吸器感染症の患者を多く診察するため、緑膿菌を含めて幅広い菌種に効果 ..

特に注目すべきは、緑膿菌やレジオネラといった日和見病原体による感染症への効果です。これらの菌は通常の抗生物質では対処が難しいこともあり、シプロフロキサシンの存在価値が高まっています。

ラ属,インフルエンザ菌,緑膿菌等による呼吸器感染症に対する有効率

また、急性骨髄性白血病・骨髄異形成症候群の寛解導入療法や同種移植などにおける高度な好中球減少症が7日間以上想定される際に、細菌による発熱性好中球減少症の予防にレボフロキサシンまたはシプロフロキサシンの予防内服を行います。口腔内粘膜炎が強い場合は、口腔内のStreptococcus属をカバー可能なレボフロキサシンを選択します[16]。多くのガイドラインで予防投与が推奨されていますが、腸内細菌科細菌のフルオロキノロン耐性率が高い医療施設では、効果があまり期待できないかもしれません[38,39]。

ストレプトマイシン,フラジオマイシン,およびカナマイシンは緑膿菌(P.

緑膿菌などの好気性グラム陰性桿菌によるFNや重症感染症、黄色ブドウ球菌・腸球菌による感染性心内膜炎を対象として、おもに併用療法で使用する薬剤です。
副作用では、腎毒性(トラフ濃度を測定して投与量を調整します)や聴神経毒性(不可逆性)が問題になります。

・乳酸菌よりビフィズス菌より優れている(緑膿菌など)と説明を受けた。

カルバペネム系のイミペネム・シラスタチン(IPM/CS)に、新規βラクタマーゼ阻害薬(REL)を配合した薬剤です。
ほかのカルバペネム系が耐性の緑膿菌に対する治療薬として期待されています。

わが国では、1970 年に緑膿菌に有効な抗菌薬としてゲンタマイシン(GM)が認可された。

セフピロムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、エンテロコッカス・フェカーリス、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌、バークホルデリア・セパシア、アシネトバクター属、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属

クラリスロマイシン(CAM)、15員環系のアジスロマイシン(AZM)など ..

嫌気性菌に殺菌的に採用する薬剤です。中枢神経を含む組織移行性が良好で、腹腔内感染症・脳膿瘍にβラクタム系と併用します。またCDIの第一選択薬でもあります。
消化器症状、末梢神経障害、脳症などの副作用があります。

[PDF] 抗菌薬のエスカレーション療法とデ・エスカレーション療法

緑膿菌を含むグラム陰性桿菌を広くカバーする薬剤です。
βラクタム系薬剤ですが、ペニシリン系/セフェム系アレルギーがあっても使える薬剤です(例外:CAZとは側鎖が同じなので避けるべきです)。

【ミニレビュー】フルオロキノロン系抗菌薬 KANSEN JOURNAL

CTLZ(CAZに類似した薬剤)にβラクタマーゼ阻害薬(TAZ)を配合した薬剤です。
緑膿菌やESBL産生菌のカバーをしたいが、カルバペネム系を避けたい場合に使用を検討する薬剤です。腹腔内感染症に使用する場合は、MNZを併用します。

マクロライド系抗生物質の多機能性 | EDUONE MEDIA

特に効果を発揮するのが、人工関節置換術後の感染症や慢性骨髄炎などの、治療が難しいとされる感染症です。黄色ブドウ球菌や緑膿菌といった厄介な菌による感染症にも、シプロフロキサシンは立ち向かいます。

14員環マクロライドとしてはエリスロマイシンのほか、クラリスロマイシンや ..

ペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP)や耐性傾向のインフルエンザ桿菌(BLNAR)にもスペクトラムがある薬剤です。
これらの菌を標的としたCOPDの急性増悪、中耳炎・副鼻腔炎などが適応になります。ただし、腸管吸収率はきわめて低く(10-25%)、頻用されることによる第3世代セフェム系注射薬の耐性化が問題となるため、症例を選んで使用するべき薬剤です。

[PDF] 〈総 説〉 肺炎治療におけるマクロライド系薬の併用療法を考える

緑膿菌を含むグラム陰性桿菌に対してのみ抗菌活性があり、グラム陽性菌には無効です。SPACEの菌を選択的に狙いたいときに使用することが多い薬剤です。

[PDF] JAID/JSC 感染症治療ガイドライン―呼吸器感染症

特筆すべきは、大腸菌や緑膿菌といったグラム陰性菌が引き起こす感染症に対する高い効果です。

B.2 肺炎 Hospital acquired pneumonia

MRSAを含む黄色ブドウ球菌、肺炎球菌、腸内細菌などの活性があります。腸管吸収は良好で、中枢神経・前立腺などへの組織移行性もよいです。
市中の尿路感染症の第一選択です。ニューモシスチス肺炎やトキソプラズマ症などの特殊な感染症にも使用します。
薬剤熱・薬疹、肝障害、骨髄抑制などの副作用があります。

カンピロバクター クラリスロマイシン経口(CAM)3~5 日間 ..

レンサ球菌・市中のグラム陰性桿菌への活性が高い抗菌薬です。
本邦ではMSSAの第一選択薬になります。内服薬のCEXは、外来での皮膚軟部組織感染症や尿路感染症の治療に便利な薬剤です。