ブラックコブラ3のラウラジェムサーヌード (Laura Gemser)


寺沢武一先生
9月8日に心筋梗塞のため東京都内にて68歳で他界

監督は『家なき子』『ブラックジャック劇場版』『劇場版とっとこハム太郎』全4作品の出崎統
脚本は原作者寺沢武一と『ルパン三世 カリオストロの城』劇場版『キン肉マン』(6作目を除いて)の山﨑晴哉

過去数回鑑賞

1982年公開作品

ミロス星の女王になる資格があるフラワー三姉妹を巡るコブラと宇宙海賊ギルドのクリスタルボーイとの戦い

テレビアニメに比べるとキャラクターデザインはやはり出崎色が強い
テレビアニメの方も監督は出崎統だが
なぜかコブラの声は明らかに松崎しげるで野沢那智ではない
今まで勘違いしていたが劇場版の方が先(7月)でテレビアニメの方があと(同年10月から)
自分はアニメのコブラを観たのはTVの方が先でコブラといえば野沢那智なので松崎しげるには違和感があった
ああそういえば劇場版は松崎しげるだったなと思い出しまた今回もそれはいずれ慣れてくる
TVアニメでは原作者寺沢武一がコブラの声に山田康雄を希望したが制作会社がルパン三世と被るという理由で野沢那智が抜擢された
原作者寺沢武一はコブラに山田康雄をイメージして描いていたという
寺沢武一がルパン三世のファンだったためかTVアニメの主題歌作曲は大野雄二であり敵のクリスタルボーイの声は小林清志だった
劇場版は時代劇でお馴染みの睦五郎が担当したが小林清志と比較してもこちらはあまり違和感がなかった

原作は義手の中にサイコガンを忍ばせているが劇場版は左腕が光った後にサイコガンが現れる設定になっている
TVアニメは原作の方を踏襲している
自分としては劇場版の方が好きだ
義手を放り投げるとあとで拾いに探さないといけない
ストロンガーの手袋にしてもそうでそれを想像するとカッコ悪い
他にいくらでもあるんだろうけど

劇場版は原作版を踏襲しヌードが多い
フラワー三姉妹の乳首はピンクだがよく見るとなぜか星型だ
ドミニクの声は風吹ジュンのためか彼女の若い頃のヌードを思い出したが乳首は星型じゃない方が良いな

クリスタルボーイはTVアニメ版より劇場版の方が不気味だ
自分は劇場版の方が好き

劇場版の方はTVアニメに比べると声当て専門ではない俳優が多い
声優好きのアニメファンはこれを客寄せパンダなどと詰る傾向があるがそれは自分たちは世間一般とは違う変わり者だと認めているようなもので愚かなことだ
声優と俳優に境界線をつけているのは悪質なアニメオタクだけで実際のところそんなものはない
うる星やつらのサクラ先生は初代が鷲尾真知子だしタッチの孝太郎は林家こぶ平(現・林家正蔵)だしアンパンマンの声は戸田恵子だ
サザエさんの加藤みどりは『がんばれ!!ロボコン』でロボコンが散々迷惑をかける大山家のお母さん役としてコメディエンヌぶりを発揮してる

主題歌を歌う松崎しげるはやはりとても良い

配役
左腕がサイコガンに変化する宇宙海賊のコブラに松崎しげる
ミロス星の三姉妹の長女で賞金首稼ぎのジェーン・フラワーに中村晃子
宇宙船型刑務所で囚われクリスタルボーイに洗脳されていたミロス星の三姉妹の三女のキャサリン・フラワーに藤田淑子
コブラの相棒のアーマロイド・レディに 榊原良子
フラワー三姉妹を見守るコンピューターが作り出した立体映像のトポロ教授に久米明
宇宙海賊ギルドの幹部でコブラの宿敵のクリスタル・ボーイに睦五郎
ルルージュ星解放戦線スノーゴリラ隊長のサンドラに田島令子
ルルージュ星にてサンドラの元でお世話になってるミロク星の三姉妹の次女のドミニク・フラワーに風吹ジュン
首を切り落とされてもなお生き続ける賞金首の宣教師ダコバに緒方賢一


TNAFLIX ブラックコブラ3のラウラジェムサーヌード (Laura Gemser)

アニメ「スペースコブラ」は、寺沢武一氏の漫画、原作「コブラ」をアニメ化したものである。
「週刊少年ジャンプ」にて連載されていた「コブラ」の人気から 、「SPACE ADVENTURE コブラ」として劇場版が放映された。その後、東京ムービーがTVアニメとして本作『スペースコブラ』を製作し、フジテレビで放送された。
TVアニメは低年齢視聴者が見ることもあるため、原作から大幅な改変がなされている。
原作ではヌードシーンが多く散見されるが、低年齢層には不向きであることからその辺りが改められ、代わりにアクション要素が含められた。
監督は出崎統で、止め絵による演出が多く使われている。
主人公のコブラの声優は野沢那智氏が担当し、コブラの3枚目の顔と本気で戦う時の真剣さをしっかり演じ分けられている。
原作から離れたストーリーや、オリジナル部分が多く含まれたこの作品であるが、原作ファンからも良い評価を受けている。

本作は、脚本に寺沢武一本人が関わっているが、それを疑いたくなる程原作のキャラクターや設定と落差が大きい。初のアニメ化という事で、あえて漫画でやれない事に挑戦したのかもしれないが、「コブラ」の世界で“真実の愛”というのはもっとも似つかわしくないテーマだと思う。そのせいもあってか、かなりアダルトな雰囲気で作られていて、女性のヌードもバンバン登場する。恐らく今ならR指定になるはずだが、原作のファンは割と高年齢で女性も多い事からさほど問題にはならないだろう。またタートル号のデザインも、原作の面影が全く感じられないほど大きくかわっている。それと音楽は東海林修が担当しているが、「さよなら銀河鉄道999〜アンドロメダ終着駅」で使った曲を、流用しているところもある。ここは映画館で見てずっこけそうになった。もっともアニメに限らず昔の作品では、BGMの流用は普通に行われていた。

ブラックコブラ1のラウラジェムサーヌード (Laura Gemser)

=)本作はコミックの初期巻をベースに、コブラが銀河系の危機を救うべく奔走「させられる」流れ。ジェーン、キャサリン、ドミニクのフラワー(美人)3姉妹が“軸”となり、そこに宿敵=クリスタル・ボゥイが大ボスとして絡んで来る。コレも私的ながら・・やたらと嬉しかったのがドミニク・フラワーの声を担当してたのが風吹ジュンさんであったこと。思わづ「コキ〜ユ!」などと意味のない奇声を挙げそになりますた(⌒〜⌒ι)
加え、この3姉妹がやたらとオールヌードになっちゃうのも特徴と言えば特徴であり、特にドミニクの全裸姿には、何やら“己(おの)がサイコガン”すらも暴発しそうな雲行きにもなりかけました(知らんがな!)ただ感心できなかったのが、彼女らのヌードのバストを描写する際「星形ニプレス」で突起部を表現してた(自粛?)トコだろうか。キミらは「スーパーボウル事件(2004)のジ※ネット・ジ※クソン嬢ですかっ?!」と突っ込みたくなった。何だか潔くな〜い。
一方では、股間部が“つんつるてん表現”なのも違和感あったし・・(いや、そればかりは描写不能か、、)また、ワタシとしては「ボゥイの声」はやはり小林清志さんにやって欲しかったぞ、と。
(本作では睦五郎と言う方だった)改めて「発見」出来たネタとしては以下のものがあった。
・「不死身の英雄、ここに眠る」と彫られた共同墓地内の(コブラの)墓碑(無論カモフラージュ)。併せ「2005-2037」との生没年が!
・「2年前に死んだ筈のコブラ」ってセリフがあったことから、作品世界は2039年となる!(ただ、別のセリフで「100年前の2873年、ミロス星人が絶滅した」とも語られてたけど・・)
・「へっぽこな脚本やのぉ〜」と思いきや、脚本担当のクレジットに原作者・寺沢氏自身の名が!(ただし共作)
・本心かどうか量りかねるが・・「オレはしょ〜もない海賊だけど」と自らを卑下する(主人公の)セリフがあった。
・中盤でボゥイにボコボコにされるコブラ。即座に処刑されるんかと思いきや・・「本部へ連行し洗脳⇒ギルドの幹部して迎える」ってなプランが語られてた。“リユース”されるんやね(⌒〜⌒ι)
・ルルージュ星の解放組織「スノウゴリラ」のサンドラ隊長。ヴィジュアル的にちっと『キル・ビル(2003)(2004)』のエル・ドライヴァーさん(ダリル・ハンナ演じる☆)が入ってるかも(・ω・)
・「サイコエネルギー反応」を計測することで、サイコガン発射の痕跡を調べることが出来るらしい。「性犯罪の行われた現場で容疑者の体液の痕跡を見つける」みたいな感じだろうか(←どんな例えや!)
・大幹部=ボゥイの背後に存在する“海賊ギルド”の元締は、ボゥイをして「我らがゴッドがおっしゃった・・“この第7銀河を消してしまえ”とな」と言わせしめたスゴ過ぎる存在。。海賊の親分はもはや「入神の域」なのか? それとも単なるボゥイの妄想なのか?〜 こんなセリフもありまして 〜宣教師ダコバ「星々の民よ! 神は神としてのたまわれり・・“この世に神はない!”」
(新銀河創世記・聖アルタウス第491章より、とのこと)ジェーン「あなたなら、愛せそう」コブラ「泣くなよ。例え銀河の果てで滅んだとしてもだ・・旅はいい」クリスタル・ボゥイ「帰って来た・・私の“生き甲斐”が」

その後、コブラはドミニクの銀河パトロールの仕事を手伝ったり、自らが望む盗みを繰り返していたが、ある時ドミニクから電話がかかってくる。
「何者かに追われている気がする」と話すドミニクを助けるため、コブラはドミニクと落ち合いに行くも、すでにドミニクはそこにいなかった。
海賊ギルドのトップであるサラマンダーという人物が、コブラを挑発し、ひいては殺害するために、コブラよりも早く落ち合う場所であるホテルに現れ、ドミニクを手にかけたのだった。
ホテルに着いたコブラは、ドミニクの背中の刺青が壁に貼り付けられているのを見て、ドミニクが殺されたと知った。
コブラと海賊ギルドとの戦いにドミニクを巻き込んだことで、コブラはサラマンダーに対して深い恨みを抱き、サラマンダーを倒すことを決意した。
サラマンダーを倒すために仲間を集めることにしたコブラは、昔の馴染みであるドグ、パンプキン、バッドを仲間にし、サラマンダーのいる本拠地へ向かう。
サラマンダーは強力な護衛に守られており、なかなかその護衛からサラマンダーを引き離すことができなかったが、サラマンダーがプロレス好きであることを利用し、プロレスラーに扮したコブラは盛り上がるプロレスを魅せる。
サラマンダーが思わず立ち上がり、護衛のバリアーから離れたところを狙い、コブラはサラマンダーを打ち抜く。
そうして倒したかに思われたが、実は倒されてはいなかった。
コブラが撃ち抜いたサラマンダーは、サイコエネルギー、精神エネルギーが形作った身代わりだったのだ。
サラマンダーはコブラと共闘したドグ、パンプキン、バッドを次々に殺害し、コブラにも手を回そうとする。
コブラが星々を移動する際に客船を利用したところ、そこでドミニクとそっくりなミラールという人物を発見した。
ミラールは「シドの女神」という平和を目指す女神を信仰する教団の教祖で、部下に守られていたが、コブラを見たところで何かを感じたのか、コブラを自身の神殿に誘った。
この時点で、コブラはミラールが実はドミニクであると感じていた。
神殿では、教祖ミラールは平和の象徴として、「シドの女神」像を宇宙に発射しようとしていた。
しかし、実際はその教団には海賊ギルドが入り込んでおり、その像の正体は破壊兵器であった。
コブラはそれを阻止しようとする過程で、サラマンダーの本体を発見する。
今までコブラ達の目の前に現れていたサラマンダーは、その本体が発するサイコエネルギーによる分身だった。
何度撃ち抜いても死なない幻想のサラマンダーに翻弄されつつ、サラマンダーの本体を打ち抜き、「シドの女神像」が破壊兵器となることを阻止した。
サラマンダーが倒されたことにより、ミラールことドミニクは記憶を取り戻した。
ミラールの名前を呼ぶコブラにドミニクは嫉妬心をむき出しにし、そんなドミニクからコブラは逃れつつ、また宇宙の旅を続けるのであった。

TNAFLIX ブラックコブラ1のラウラジェムサーヌード (Laura Gemser)

●「COBRA」1巻 宇宙海賊コブラの冒険活劇を描いた寺沢武一の代表作。魅力は、テンポの良いストーリー運びと洒落た台詞等々、沢山。、そんな基本的で当たり前なコトを思い起こさせる作品です。○刺青の女(前編) 平凡なサラリーマンとして生きるジョンソンが、自分が過去宇宙海賊コブラであったことを思い出す、この「コブラ」という作品全体の導入からはじまり、「キャプテン・ネルソンの財宝」にまつわる事件に巻き込まれるファーストエピソード。 このエピソードから登場するクリスタルボーイ、このデザインが秀逸。この巻のラストでコブラに破れますが、作者としても勿体ないと思ったのか、一回限りのキャラクターで終わらず今後も登場。コブラの最大のライバルにまで変貌します。 女性キャラが凄いムチムチしてます。コスチュームも肌の露出度が高くて、時には今の週刊少年ジャンプ作品からは想像できないデザインです。 ヒロインと思われたキャラがあっさり死ぬのも驚き。●「COBRA」2巻刺青の女(後編) 第三の刺青を持つ女性ドミニクがいるスノウ・ゴリラのアジトへの潜入、そして「キャプテン・ネルソンの財宝」の在り処/砂の惑星ザドスへ。 表紙の女性がドミニク。この表紙のエロさもイイ。半裸で四つん這いになって、髪をわしづかみにされてる金髪美女。ムッチりした素晴らしいケツは勿論こっちを向いてます。ねえ、ムーミン。 場面転換が無駄なく行なわれ、その場その場の細かい世界設定を無理なくさり気なく描写してるのが上手いです。ハリウッド活劇的なものを、(アシスタントはいるでしょうが)一人でしてる武一のパワーに憧れます。この「刺青の女」だけでを誇ってます。○宇宙の大魔王 連載時は2週分だったのでしょうか。それにしてもやはり最近の漫画からは想像できないテンポの良さ。現在の漫画家はコブラを読め、読め、読んでくれ。 アラジンと魔法のランプ的な中世ペルシャ感覚満載でスペースオペラ。大魔王なんてその気になればクリスタルボーイよりも強くできますが、終始コミカルなキャラで通しています。 ○黄金の男 今回は宇宙カジノが舞台。ミステリ的な打破もあるのがコブラ。このエピソードではカジノの支配人/ハンマーボルトジョーの「空飛ぶ腕」にどう対処するかが見どころの一つ。まあ、あっさり切り抜けますが。●「COBRA」3巻サイコ・ガンの秘密 サイコ・ガンの構造を盗み、大量生産したジゴバとの戦い。身体の原子構造を変化させ即座に居場所を変えるジゴバにコブラがどう立ち向かうか。このエピソードではサイコ・ガンは意志でレーザーの軌道を屈曲させるコトが可能と判明。ただ、このエピソード以降曲げてたかどうか覚えていませんが。○雷電の惑星 ルーン美術館の竜水晶を狙うコブラとベガ。コブラの着想ってなのかなあ。ベガが時折発作を見せ、その度に「急がねば」と言ってるのですが、それが何ゆえの発作なのかラストで分かります。予想していた流れを覆す発作の意味が上手い。○地底の客 西部劇風の世界観。相変わらず何でもアリの世界観ですが、そこが素敵。全裸で四つん這いの女性がわらわら出てくる辺りも素敵。ライフル星での海賊ギルド地下麻薬工場にコブラが挑みます、いつの間にか巻き込まれて。ラグ・ボール<前編> 銀河パトロール隊員ドミニク再登場。海賊ギルドの麻薬売買ルートを押さえるべく、コブラがラグ・ボール選手として侵入。実際に試合の様子も描かれ、かつ如何に麻薬売買の確証情報を外部へとコブラが伝えるかが見どころ。試合自体も悪逆非道なチームが相手だけにコブラの反撃が●「COBRA」4巻 表紙のドミニクがムチムチしてて素晴らしい。口絵CGのシエラのエロエロボンデージも最高。○ラグ・ボール<後編> 3巻収録分の前編でラグ・ボールの試合に関しては終了していて、これは麻薬ルートが摘発され捨て鉢になったラグ・ボールオーナーの放った怪物マーメイドとの戦いが描かれます。エネルギーをひたすら吸収する強敵マーメイドですが、割とあっさり始末。○二人の軍曹 6人の中で誰がスパイなのか?という「そして誰もいなくなった」的なノリのエピソード。シエラのコスチュームデザインがいやらし過ぎ。出るコマ、たいていケツが描かれてます。ていうかケツしかないコマの方が多いんじゃないのかってぐらい。 アヒルみたいな「ダッグ」というキャラが「刺青の女」の時と同様に出ていますが、同名同デザインの別キャラ。お遊び的な部分でしょうか。○ロボットはいかが? 解決方法が意表を衝いています。ネタとしては古典的ながらも、連載作品でひょっこりこんなコトをされると感動。○死の商人 クリスタルボーイ再登場。都市を舞台にしたアクション型のエピソードです。○海底の墓標 海、そして海底を舞台に海賊ギルドの首領の一人/アイアンヘッドとの闘いからなるエピソード。海なら水着、なのですがこの「コブラ」という作品はそもそも女性キャラの露出が高めなので別に関係ない。ていうか海に水着は当然のシチュエーションです。異常なシチュエーションの方が燃える自分ですから、嬉しくない。○シドの女神<前編> 海賊ギルド宇宙軍元帥/一万隻以上のギルド艦隊総司令サラマンダーとの決戦。連作ものの様相を成す「コブラ」の中で、ストーリー的にもかなりの盛り上がりを見せるエピソードです。ドミニクの死、アーマロイド・レディをも破壊されたコブラの戦い。 この前編には右手に連射ブラスターを仕込んだドーベルという男が登場。左手にサイコ・ガンのコブラと対をなすキャラ造型なんですが、あっさりとやられてます。●「COBRA」5巻シドの女神<後編> この5巻は一冊丸まる「シドの女神<後編>」です。 サラマンダーへと立ち向かうために、過去(整形前)の戦友の力を借りる為の仲間集めの小エピソードが連続して入ります。早撃ちと変身能力を持つドグ、怪力男パンプキン、聴覚、嗅覚、視覚の優れたバッド。刑務所の惑星にいるパンプキンを救出するトコロでまた「ダッグ」がいますね。手錠をかけられしょんぼりしてる絵、ここは流石に笑っちゃいます。 ギルドのカジノステーションにてサラマンダーの暗殺作戦。真っ向勝負ではなく暗殺を計画するコトで、サスペンス感を上手く演出しています。 そして最後はバレンタイ星域/エラルド教国でのサラマンダーとの決着。首長ミラールが全身レオタードのデザインでこれがもう尻丸出しの絵に見えてレーザー光線を備えた死の衛星/シドの女神の発動、これを如何にして食い止めるかが見物です。最後に明かされるサラマンダーの正体もイイ。●「COBRA」6巻黒竜王 コブラの整形以前のエピソードがちらりと判明します。この「黒竜王」というエピソードはクライマックス感があってまるで最終回かと思わせるぐらいスケールの大きな話です。ラストの演出は絵的にコミカル。○黒い弾丸 短編で、二重人格というワンアイデアもの。長編と短編でスケールに差があるんですが、どっちも上手いですね。長編は世界観から構築してその中で最大最後の闘いという物語を作ってるし、短編では謎の判明が物語のほぼラストに位置するミステリ風味の味わいの作品が多い。○異次元レース<前編> 別宇宙/異次元の存在というある意味大規模な世界観設定も、レースという一回性のネタで消耗する辺りが寺沢武一らしいです。しかもこのレース、レース自体よりもジェイソンを追うのが目的になってます。長編だけど、ちょっとした連作スタイルかも。 この前編では和風世界に突入。ジェイソンとコブラが突入する時間にはズレがあるみたいで、1年の差がここではありました。伏姫がヒロインの中編という感じ。ここで終わってても切なくてイイ。更に後編へと追走劇は続きます。●「COBRA」7巻異次元レース<後編> 異次元レース後半は処刑星、そして当エピソードを締めくくる雪の世界。処刑星は特に何もアイデア的なものはないんですが、純粋に画力の高さで楽しめます。最終ステージではジェイソンが降り立ってから既に30年の歳月が過ぎていて、もうジェイソンは闘う気なし。「冬の魔神」なる存在の正体とそれを如何に倒すかが焦点になっていて、異次元レース導入部からホントに目的が変わってます。ラストは随分あっさりしてます。伏姫と被ってる終わり方ですが。○黄金とダイヤ 人形使いマリオってのがベタながらもプチフェイク。シュミット中尉のコスチュームがとってもエロいです。ああ、やっぱ武一の描く女性は下半身が素敵。終盤のトリック的な部分を読んでああ、コブラはルパン的でミステリ的だなあと改めて思った。○黄金の扉<前編> 扉絵が浜崎あゆみ風。20年ぐらい前の絵だからこの頃浜崎は幼児程度でしたでしょうが。 何者かによって軌道の変えられたガロン星の軌道を正常化するために推進部へ突入しようとする銀河パトロール(担当隊員はシークレット)、そして軌道をそのままにして太陽系を破滅させようとする海賊ギルド(ブラックボーンとゾロス)、そこに巻き込まれるコブラ。前編ラストでは軌道抑制に必要とされる「シバの鍵」が破壊されてどーすんのって感じで終了。ていうかかなり小さいコマで破壊シーンがテキトーに描かれてます。敵のゾロスがイイ感じ。ヒツジだからって牡羊座と決めるコブラの挑発もイカす。●「COBRA」8巻黄金の扉<後編> ブラックボーンはどうなったのやら。別エピソードに跨がるコトはあってもあんな勝ち逃げで終わったのは珍しいかも。鍵穴は女性の形になっています。鍵は、シバが自分に似せて完璧なプロポーションを持つ女。シークレットによって扉は開き、と得意がっていますが、ゴロゴロ死体が転がってる辺り、ここまで到達した世界一もかなりいたみたいです。 ラストのは、投身自殺でガラスが割れているってコトでいいんですよね?○神の瞳 神の瞳と呼ばれる2つで1つの宝石を狙う武器商人パピヨンとの闘い。ゴキブリ集合体やカッパ、ゴム人間など敵が楽しいんですが、それよりもこのエピソードではサイコガン絡みの中盤が珍しい展開かも。 壊れたサイコガンのスペアを求めて造り主のいる日本へと向かい一度はスペアサイコガンを手にするも自ら捨てるコブラ。その後ゆう子の死によって再び戦いの中に身を置くのを誓うという、物語の流れとしては王道なんですが、戦いをやめるに至る心理描写が希薄で唐突に思えます。絵がウリとして前面に出てる作品なのでどうでもイイんですけどね。○マンドラド 最初に登場したのはボニー(黄金の扉編登場)だろうか? コブラガールは名前が出ないと区別つかないです。長編っぽい導入でしたがあっさりとした短編。●「COBRA」12巻聖なる騎士伝説 敵や世界観デザインがカブトやゴクウ寄りかも。武一漫画は世界観の造り込みがさりげなく、言葉での主張なしに細かい。スターウォーズの、ちょっとしたシーンでもじっくり異形面白デザインが成されてるような、見てて飽きない味があります。 このエピソードは3人の鬼を順々に倒していく分かりやすい構成で、その点では意外性を楽しむとまではいきませんでした。玄武鬼の正体が鳥に喰われたと思われてた女、ではなかったのが予想外。○リターン コブラ ちょっとした短編で、別に凄い内容ではないんですが、タイトルといいこの文庫版全12巻のラストに配置するのにちょうどいいかも、と思わせる話。 ●「BLACK KNIGHT バット」(バーガーSC) 漫画でも小説でも「この作家は誰々風の作品を書(描)くなあ」、という読み手それぞれの印象はあるかと思いますが、様々な既成品の中からその作家の食指/琴線に触れたものを選択し取り込んで『その作家』は出来上がってるので、行き着く所は『1作者1ジャンル』。 それを踏まえても、やはりはずば抜けている。とりわけ世界観の構築が素晴らしい。もっと長々と説明したいであろう特殊な舞台(世界)を脇に置いて、あくまでもスポットは主人公。 この「バット」は主人公バット・デュランが異世界レインボーリアの故郷「星船」へと戻るトコロからスタート。「コブラ」とはひと味違ったコミカルさが前面に押し出された連作ファンタジーです。奥付を見たら発行は1990年。10年以上も前の作品ですが、今日日の漫画よりも内容が濃い。武一素敵。●「武 TAKERU<全2巻>」(MF文庫) 「双瞳の女王編」とサブタイトルが付いていますが、他にも「武」の物語を描くのかどうか怪しいトコロです。 ストーリーはパラレル日本を舞台に、主人公のタケルがヒミコの野望を打ち砕くというもの。舞台の特殊性を除けば、コブラに組み込んでも別に違和感のない物語です。ていうかやってるコトはフツーにコブラ。なのでコブラ好きの僕には楽しいストーリーでした。女性がTバックでハイキックしてるシーンとか特に。 僕の手元にあるのはメディアファクトリー文庫版なんですが、この作品はどうせならカラーのデカいバージョンで読む方がイイと思いました。元々はフルCG作品なので、文庫ではその魅力が全くと言っていいほど薄れてます。高くてもフルCGバージョンがオススメです。女性がTバックでハイキックしてるシーンとか特に。 巻末に収録されてる寺沢武一インタビューによると、これは相当時間かけて作画された作品みたいです。はっきり言ってアニメブックみたいな印象を受け、作者が苦労してる程の効果を上げてるのかどうか多々疑問もありますが、寺沢武一自身がこういうのがやりたいんだから仕方がないです。 CGの技術は日進月歩、加速度的に向上してるので、作者がこの「武」を描いた頃のツールは現在なら誰のパソコンにも常備されてるレベルです。それでも今日日のCGよりも上手いと感じるのはデッサン等基本的な画力が高いからか?

非成人向けのアニメ・コミックの乳首が露出したシーンを集めたデータベースです。