コブラの「KING COBRA」ウェッジは定価149ドル。現在発売中


そして8年経った今、『KING MIM』と『KING MIM BLACK』を送り出しているコブラは、アイアンとウェッジにおいてイノベーションの最前線にいると言える。


コブラの新作「KING COBRA」ウェッジが、スピンを最適化する「スネークバイト・グルーブ」で新風を吹き込む。

NEW キングコブラスネークバイトのブラックウェッジは、新設計のフェースミリングパターンと、スネークバイトグルーブにより、様々なコンディションでスピンコントロールが可能です。サテン QPQ 仕上げされており、構えてる時に日光で反射が少ない。

今回の主な特徴は、ハイロフトのウェッジにおいて「フェース全面の溝」と、コブラが名付けた「スネークバイト・グルーブ・テクノロジー」への仕様変更となっている。どこのメーカーも同じことを言うように、どんな溝も「スピンを最大化」するために開発されているのだ。

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コブラ「KING COBRA」ウェッジは、このカテゴリーの新作として期待されるものが全て詰まっていると言える。まず名前が新しい。アップデートされた「KING COBRA」のロゴは、“革新”という同社の伝統を想起させる。

NEW キングコブラスネークバイトウェッジは、新設計のフェースミリングパターンと、スネークバイトグルーブにより、様々なコンディションでスピンコントロールが可能です。

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コブラでは、全ウェッジの溝をシャープにすることでそうした「運」を排除しようと考えたわけだ。

コブラによると、MIM製法により粒子が均一化されるので素材の中に隙間がなくなり、最終的に鍛造よりもフィーリングが良くなるという。

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MyGolfSpyをやっている中で、コブラのウェッジが不人気だったことはなかったはず。全てが変わったのは2012年に再販されたトラスティ・ラスティからだった。

以前にもお伝えしたように、用品業界ではグラインドの遠回しな表現方法として研磨を用いることが好むが、コブラでは、適切にプログラミングされたロボットが繊細な作業をすることで、より一貫性のあるグラインドが可能となり、重量と厚さのバラツキを軽減させることができるのだ。


そして、それは「MIM」ウェッジにも当てはまる。 コブラ,KING,MIM,BLACK,ウェッジ,ゴルフ,クラブ

ドライバーは『スリクソン ZX5 Mk II LS』(9.5度)に、長年愛用するシャフト『ツアー AD DI 8TX』を採用。彼がなぜ高校生の頃からこのシャフトを使用し続けるのか。松山のクラブを担当するダンロップの宮野敏一氏に話を聞いた。

「『DI』はツアーで使われているシャフトの中で一番細いんです。切り返しのしやすさ、タイミングの取り方が変わるんです。太いシャフトは、スイング中はしならない。細いシャフトの方が、ダウンでしなって遅れるんです。シャフト性能もありますが、太さが違うだけで違うシャフトになるんです」

昔はトップで止まってから切り返していた松山。現在は止まる動きはなくなったが、現在でもトップでのシャフトのしなりは大切だという。

「松山プロはトップでシャフトのしなりを感じないと打てないタイプです。例えば『ベンタス』系は『DI』とは真逆のタイプ。『ベンタス』系は、いかに振り遅れを発生させないかというシャフトで、切り返し始めたら前にヘッドが行くモデルです。一方、『DI』は切り返しから、シャフトがしなって自然な振り遅れが出ます。切り返しからしなった方がタイミングが取れるんだと思います」

アイアンでは4~9番まで『スリクソン Z-フォージド II』を使い、シャフトは『DG EX ツアーイシュー S400』を採用。顔に惚れ込んでいる様子だ。「昔からある『和顔』が好みです。海外ブランドの顔は丸みが入ってきます。丸みがある顔よりは直線がたくさんあるものが好みなんです。トップラインが真っすぐで、頂点が長くストレートになっているほうが”真っすぐ”を感じやすく、弾道を操りやすいのだと思います」。

市販の『スリクソン Z-フォージド II』はヘッドの抜けを良くする『山型ソール』が特徴だが、松山のアイアンはがそれが削られている。「ソールの山部分は削って、フラットなソール形状になっています。バンスがほとんどありません。1年間米国でプレーすると、いろんな芝があって、地面の硬さも変わるので、どんな地面の硬さでもどんな芝でも対応できるにはフラットなソールの方がいいそうです。1年間自分のスイングで対応するのが松山プロ。フラットなソールで芝に対応して打てないと、スイングが崩れていると判断できますよね」。

ウェッジは『クリーブランド RTX4 フォージド』のロフト48・52・56・60度、シャフトは『DG EX ツアーイシュー』を使用している。米国の難しい芝に対応するため特に重要となるのが60度であり、ソール形状がかなり独特だという。

「『ボーケイ ウェッジ』のKソールのような幅広の形状を、ソールの前と後ろを削った『台形ソール』に仕上げています。リーディングエッジ側、軌道の入り口に小さいバンスがあるので、芝に入れる際に最初に当たってくれます。バミューダなど手ごわい芝でも刺さらずにしっかり打てるのです」

ただ、ソール中央部の大きな面には、ほとんどバンスがない。「ソール真ん中部分のバンスはほぼ0度だと思います。米ツアーでも0度は珍しいですね。松山プロはフェースをかなり開いて速く振っていきます。米国の芝は強いので、しっかり速く振らないと、芝を切って球を上げられないんだと思います」。

今回注目されたのは、新たに投入したパター『スコッティ・キャメロン 009M センターシャフト ツアープロト』だった。彼には珍しいセンターシャフト。2018年にセンターシャフトのブレード型を投入したことがあるが、調子が悪くなるとセンターシャフトで調整するようだ。

ギアには人一倍こだわりを持っている松山。彼が愛用ギアを駆使して、今季はどこまで勝利を重ねるのか目が離せない。

【松山英樹のクラブセッティング】
1W:スリクソン ZX5 Mkll LSプロト(9.5度/ツアーAD DI-8 TX)
3W:テーラーメイド Qi10(15度)
5W:コブラ ラッドスピードツアー(19度/ツアーAD DI-10 TX)
4-9I:スリクソン Z-フォージドll(DG ツアーイシュー S400)
46・52・56・60度:クリーブランド RTX 4 フォージド プロト(DGツアーイシュー S400)
PT:スコッティ・キャメロン 009M センターシャフト ツアープロト
BALL:スリクソン Z-STAR XV

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松山が黒いセンターシャフトのパターで優勝 関連記事【松山英樹の11勝目は、センターシャフトの『009Mツアープロトタイプ』でカパルアのグリーンを完全攻略】を読めば、その正体がわかります。

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コブラ独自のノッチデザインは、フェースを開いた時に、リーディングエッ ジが芝と同じ高さになるようにすることができます。ロフト 48°~56°ではノッチデザインがセンター寄りに、ロフト58° & 60°ではヒール寄りにノッチデザインを配置し、より開きやすくなっている。

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コブラの『KING MIM BLACK』ウェッジは、通常の追加モデルのリリースと同様、ブラックであることを除けば(昨年発売の)現行の「MIM」ウェッジと同じだ。そこそこ耐久性のあるQPQ仕上げは別として、唯一の注目すべき変更点は、「MIM」のラインナップがハイバウンスとローバウンスモデルにまで拡張されたということだろう。

KING Cobra Snakebite - Chrome - Black - ONE Length.

コブラ独自のノッチデザインは、フェースを開いた時に、リーディングエッ ジが芝と同じ高さになるようにすることができます。ロフト 48°~56°ではノッチデザインがセンター寄りに、ロフト58° & 60°ではヒール寄りにノッチデザインを配置し、より開きやすくなっている。

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コブラの新作「KING COBRA」ウェッジが、スピンを最適化する「スネークバイト・グルーブ」で新風を吹き込む。

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