デキサメタゾン眼軟膏0.1%「ニットー」 ; 添付文書 ; 効能・効果


軟膏は使用目的によって、つけ方が異なります。正しい使い方をしないと、しっかりとした効果が得られないことがあります。

眼軟膏の使用目的は、大きく3つに分かれます。


指先に軟膏を出し、薄く皮膚に塗ります。




綿棒の先に軟膏を出し、まぶたの縁に塗ります。上まぶたにつける時は上まぶたを上に引き上げ、下まぶたにつける時は下まぶたを引き下げるとつけやすくなります。





鏡を見ながら、下まぶたを下に引き、チューブから直接、軟膏を下まぶたの内側につけます。この時に、チューブの先端がまぶた、まつ毛、眼球に当たらないように気を付けましょう。


どの使い方も、せっけんで手を洗い、使用前にチューブの先から軟膏を少しだけ出し、清潔なティッシュで拭き取ってから使用して下さい。
使用後も清潔なティッシュで拭き取ってからキャップをして下さい。


[PDF] デキサメタゾン眼軟膏 眼科用副腎皮質ホルモン製剤

(禁忌)
2.1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
8.1.連用により、数週後から眼内圧亢進、緑内障があらわれることがあるので、定期的に眼内圧検査を実施すること〔11.1.1参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1.角膜上皮剥離又は角膜潰瘍のある患者:治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと(症状が増悪するおそれがあり、また、角膜穿孔を生ずるおそれがある)〔11.1.3参照〕。
9.1.2.ウイルス性結膜疾患・ウイルス性角膜疾患、結核性眼疾患、真菌性眼疾患又は化膿性眼疾患のある患者:治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと(症状が増悪するおそれがあり、また、角膜穿孔を生ずるおそれがある)〔11.1.3参照〕。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。長期・頻回投与を避けること。
(小児等)
特に2歳未満の場合には、慎重に投与すること。小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
一般に生理機能が低下している。
(適用上の注意)
14.1.薬剤交付時の注意
患者に対し次の点に注意するよう指導すること。
・〈投与方法共通〉薬剤汚染防止のため、塗布するとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。
・〈投与方法共通〉他の点眼剤を併用する場合には、本剤を最後に使用する(その際、少なくとも5分以上間隔をあける)。
・〈結膜嚢内に塗布する場合〉結膜嚢内に塗布する場合、患眼を開瞼して結膜嚢内に塗布し、閉瞼して軟膏が全体に広がった後、開瞼すること。
・〈結膜嚢内に塗布する場合〉結膜嚢内に塗布する場合、軟膏が眼瞼皮膚等についた場合には、すぐにふき取ること。
(保管上の注意)
室温保存。

治らないといって持ってこられるのは決まって「プレドニン眼軟膏」と、「ネオメドロールEE軟膏」です。

オフロキサシン眼軟膏0.3%「ニットー」 | 今日の臨床サポート

あまりにも皮膚炎が強い場合にはプロトピック単独治療では難しく、ステロイドの「メサデルム軟膏」を1週間ほど使用して充分に炎症を抑えたのちにプロトピック軟膏に移行すると上手くいきます。
プロトピックが刺激があり使えない方には今年新しく発売された「モイゼルト軟膏」を使う手もあります。

霰粒腫は、眼瞼の瞼板内にあるマイボーム腺(涙の成分を分泌する脂の腺:上眼瞼40~50個、下眼瞼約20個)の出口がつまり、その中に粥状の分泌物がたまった慢性肉芽腫性炎症であり、細菌感染を伴わない。霰粒腫に二次的に感染を起こした急性霰粒腫は、感染症である麦粒腫との鑑別が困難なことがある。
(症状)
限局型では瞼板内に限局し、発赤、疼痛、圧痛はない。皮下に可動性のない腫瘤として触知する。びまん型では眼瞼前葉(皮膚、眼輪筋)に炎症が及び、発赤、軽度の圧痛がある。
(治療)
切開と掻爬による手術が基本である。非感染性の炎症であるため、ステロイドに反応して縮小する。急性霰粒腫であれば、抗菌点眼薬、眼軟膏、内服薬を使用する。比較的小さい霰粒腫では抗菌薬および低濃度ステロイド点眼薬を使用し、自然吸収を期待する。大きい霰粒腫や眼瞼皮膚に炎症が及ぶ霰粒腫の場合、ステロイド軟膏を皮膚側に塗布すると有効な場合がある。ただし、ステロイド軟膏の治療は、縮小に1~3ヶ月かかることと、眼圧上昇などの問題点がある。小児で手術困難、または手術以外の治療を希望した場合、ステロイド眼軟膏が考慮されるが、眼圧が測定できることが条件となる。
成人の処方例:1回適量1日2回(塗布)
・プレドニン™眼軟膏(プレドニゾロン酢酸エステル)
・サンテゾーン™0.05%眼軟膏(デキサメタゾン)
小児の処方例:1回適量1日1~2回(塗布)
・ネオメドロール™EE軟膏(フラジオマイシン硫酸塩/メチルプレドニゾロン)
・プレドニン™眼軟膏(プレドニゾロン酢酸エステル)

・患眼を開瞼して結膜嚢内に塗布し、閉瞼して軟膏が全体に広がった後、開瞼すること。 ・軟膏が眼瞼皮膚等についた場合には、すぐにふき取ること。

最近だとコレクチム軟膏を持ってこられる方も多いですね。コレクチムは刺激がなくて良い軟膏なのですが、薬効がとても弱いのが欠点。JAK阻害薬の良さが出ないくらい濃度が薄いんです。まぶたへの効果はプレドニン眼軟膏よりはマシですが、プロトピックよりも効かない、というのが私たちの評価です。

メサデルム(一般名:デキサメタゾンプロピオン酸エステル)は、抗炎症作用や血管収縮作用のあるステロイド外用剤で、炎症による皮膚の赤みやかゆみ、はれなどを改善する作用があります。
は強さにより5段階に分けられますが、メサデルムの強さは上から3番目のストロングクラスです。同じ強さのステロイド外用薬としては、フルコート(フルオシノロンアセトニド)、ベトネベート(ベタメタゾン吉草酸エステル)、、などがあります。

デキサメタゾン軟膏0.1%「イワキ」 | くすりのしおり : 患者向け情報

プレドニン眼軟膏(一般名:プレドニゾロン酢酸エステル)は、抗炎症作用や抗アレルギー作用のあるステロイド眼軟膏で、炎症による目の腫れや赤み、かゆみなどを改善する作用があります。
ステロイド外用薬は強さにより5段階に分けられますが、プレドニン眼軟膏の強さは最も作用のおだやかなウィーククラスに相当するとされています。
プレドニン眼軟膏と同じようにステロイドを主成分とする眼軟膏は、他にサンテゾーン0.05%眼軟膏(デキサメタゾン)などがあります。

1歳2ヶ月です。1週間前くらいから右上まぶたにシコリのような腫れている箇所があり赤みも少しあります。今日眼科を受診し診察(目視しただけ)で、炎症が起きてるのかな?ということでデキサメタゾン眼軟膏を処方されました。
1ヶ月前に皮膚科で顔のステロイド性皮膚炎と診断され、ステロイドをやめて顔にはコレクチム軟膏を塗って、最近やっと落ち着いたところです。(生後2ヶ月から強いステロイドを顔に塗っていた)まぶたもひどい湿疹が出ていたので、またステロイドを塗るのが怖いです。塗っても大丈夫なのでしょうか?
かかりつけの皮膚科に相談した方がいいのか、そもそも眼科の診断は合っているのか(子供が起きていたためまぶたをよく観察できず、医師も何かあるかな?という感じでした)、セカンドオピニオンが必要でしょうか?(子供が寝ている時に受診など)
ちなみに充血やめやになどの症状はありません。


つ毛、眼に触れないようにしてください。 <使用順・間隔について〉

目薬や眼軟膏にはフラジオマイシンという抗菌薬(アミノグシコシド系抗生物質)が配合されていることが多く、別に抗菌薬が必要ない場面でも多用されています。

瞼板の中には油分を分泌するマイボーム腺とよばれる分泌腺があります。霰粒 ..

プレドニン眼軟膏は、外眼部および前眼部の炎症性疾患(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、上強膜炎、前眼部ブドウ膜炎、術後炎症)の対症療法に使用されます。
通常は1日数回、適量を患部に塗布しますが、症状により適宜増減します。

・他の点眼剤を併用する場合には、本剤を最後に使用すること。その際、少なくとも5分以上間隔をあけること。 ..

メサデルムには、軟膏・クリーム・ローションの3つの剤型があり、疾患の種類や皮疹の状態、部位、季節に応じた使い分けが可能です。
軟膏は皮膚への刺激が少なく、湿潤型・苔癬化型のいずれにも使用できます。
クリームはW/O型(油性型)ですが、べたつきが少なく使用感に優れています。また、皮膚への浸透性に優れ水にも強いのが特徴です。
ローションはのびが良くさらっとした使用感で、有毛部や広範囲への塗布に適しています。
なお、軟膏とローションには、添加物として肌なじみの良いスクワランが配合されています。

外眼部および前眼部の炎症性疾患の対症療法(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、上強膜炎、前眼部ブドウ膜炎、術後炎症の対症療法)。

プレドニン眼軟膏を使用する前には、石鹸などできれいに手を洗ってください。そして、使用前にチューブの先から少しだけ軟膏を絞り出し、清潔なティッシュで軟膏をふき取ってから使用してください。
使用後は、チューブの先端を清潔なティッシュでふき取ってからキャップをしてください。

通常、湿疹・皮膚炎群、皮膚そう痒症、虫さされ、乾癬の治療に用いられます。

清潔な綿棒の先端に適量の軟膏を絞り出し、患部にやさしくつけてください。
上まぶたの縁部分に塗る場合は上まぶたを上方向に引き上げ、下まぶたの縁部分に塗る場合は下まぶたを下方向に引き下げると塗りやすくなります。

デキサメタゾン眼軟膏0.1%「ニットー」

鏡を見ながら下まぶたを指で引き下げ、チューブを少しずつ押しながら下まぶたの内側部分に薬をつけます。このとき、チューブの先端がまぶたやまつ毛、目に当たらないように注意してください。
薬をつけたら静かにまぶたを閉じ、軟膏が目全体に行きわたるのを待ってください。あふれた眼軟膏は、清潔なティッシュなどでやさしくふき取ってください。

眼軟膏の使い方をまとめた患者さま向け小冊子です。

ゲーベンクリームは銀が主成分で殺菌効果が高い塗り薬です。また、壊死組織の除去、傷の修復、血管新生、二次感染予防などの作用もあることから、外傷や火傷、手術による傷、床ずれなどの皮膚潰瘍の治療に使われます。

帯状疱疹の水ぶくれが破けた際にできた深い傷を治す目的で処方されることもあります。

デキサメタゾン眼軟膏

私はそう考えて、10年以上前にフラジオマイシンが入っていない目薬・眼軟膏に変更しました。正直なところ、フラジオマイシンが抗菌剤として役に立ったという実感は皆無で、入っていない薬に変更した後も困ったことは全くなく、効き目は同等だと思います。

[PDF] 副腎皮質ホルモン点眼剤 デキサメタゾン眼軟膏

目薬と併用する場合は、プレドニン眼軟膏を最後に使用してください。その際、少なくとも5分は間隔を空けてください。
眼軟膏は長時間目の表面にとどまり、水分をはじいてしまうため、先に塗ってしまうと目薬の効果が得られなくなるおそれがあります。

デキサメタゾン眼軟膏0.1%「ニットー」

眼・耳科用リンデロンA軟膏→同じくステロイドの眼軟膏です。私はほぼ同等の強さでフラジオマイシンを含まない「D・E・X0.1%眼軟膏T」を使います。

[PDF] サンテゾーン0.05%眼軟膏 添付文書

ネオメドロールEE軟膏→メチルプレドニゾロンという比較的弱いステロイドにフラジオマイシンが配合された眼軟膏です。3.5gという量がまぶたが腫れたとき使うのにちょうど良いので一番使われています。私はステロイドの強さは同じくらいでフラジオマイシンが含まれていない「酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏T」を使います。

・患眼を開瞼して結膜嚢内に塗布し、閉瞼して軟膏が全体に ..

しかし、まぶたの裏側は結膜(粘膜の一種)でマイボーム腺やら涙道やら眼の付属器が存在します。また、まぶたの炎症ではステロイドの軟膏を塗る治療をすることが多いのですが、ステロイドの副作用で眼圧が上がる恐れがあり、眼科で眼圧測定をする必要があります。さらに、アレルギーなど、眼自体とまぶたの両方に問題がある場合も、眼科でないと対応しにくいでしょう。

眼軟膏の使い方 | 医療法人 中村眼科

プレドニン眼軟膏の成分に対して過敏症の既往歴がある場合は、重篤なアレルギー症状があらわれるおそれがあるため使用できません。
また、角膜上皮剥離や角膜潰瘍がある場合、ウイルス性結膜・角膜疾患、結核性眼疾患、真菌性眼疾患、化膿性眼疾患などがある場合は、症状の増悪をまねくおそれがあるため治療上やむを得ない場合を除き使用しません。
他院で上記症状などを指摘されている場合は、診察時にご相談ください。

[PDF] 点眼薬、眼軟膏を正しく使っていますか

プレドニン眼軟膏を連用すると、数週後から眼圧亢進や緑内障があらわれることがあります。そのため、やむを得ず長期連用する場合は定期的な眼圧検査が必要です。
また、プレドニン眼軟膏によるその他の重大な副作用として、眼部の穿孔や後嚢白内障などが報告されています。
重大な副作用が発生することは稀ですが、下記のような症状があらわれた場合はすみやかに診察を受けてください。

デキサメタゾン眼軟膏0.1%「ニットー」

アズノール軟膏は、帯状疱疹の皮膚症状や痛みを抑える効果がある非ステロイド系抗炎症薬です。