ジスロマックの尿道炎・子宮頸管炎以外の飲み方は以下のとおりです。
1度で高濃度(1,000mg)に服用することで、クラミジア菌に対し殺菌的に作用します。
ジスロマックジェネリックの効果が認められている細菌は、次の通りです。
●ジスロマック錠250mg<アジスロマイシン水和物>
〈適応菌種〉
アジスロマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、インフルエンザ菌、レジオネラ・ニューモフィラ、ペプトストレプトコッカス属、プレボテラ属、クラミジア属、マイコプラズマ属
〈適応症〉
深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、尿道炎、子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎
A2 ジスロマック錠250㎎の歯科適応症は、「歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎」。用法・用量は、「成人にはアジスロマイシンとして、500㎎(力価)を1日1回、3日間合計1.5g(力価)を経口投与」。感受性菌に対して有効な組織内濃度が、約7日間持続することが予測されています。また、「本剤で治療を開始し、4日目以降においても臨床症状が不変もしくは悪化の場合には、歯科医師の判断で適切な他の薬剤に変更すること」とあります。療養担当規則では、「同一の投薬は、みだりに反復せず、症状の経過に応じて投薬の内容を変更する等の考慮をしなければならない」とあることも含め、考慮してください。
ジスロマックは、一部の細菌にのみ効果が認められている抗菌薬です。
【1】尿道炎・子宮頸管炎,肺炎,骨盤内炎症性疾患を除く感染症:(1)本剤で治療開始し,4日目以降でも臨床症状が不変又は悪化の場合,医師の判断で適切な他剤に変更。(2)外国の臨床における体内動態試験の成績から,本剤500mgを1日1回3日間経口投与することにより,感受性菌に対して有効な組織内濃度が約7日間持続することが予測されているので,治療に必要な投与期間は3日間とする。【2】尿道炎・子宮頸管炎:(1)投与開始後2~4週間は経過観察し,効果を判定。(2)本剤1000mgを1回投与することにより,アジスロマイシン感性のトラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)に対し有効な組織内濃度が約10日間持続することが予測されているので,治療に必要な投与回数は1回とする。【3】肺炎:(1)本剤で治療開始し,4日目以降でも臨床症状が不変又は悪化の場合,医師の判断で適切な他剤に変更。(2)アジスロマイシン注射剤から本剤に切り替える場合,症状に応じ投与期間変更可。
患者は左ほほの腫れのため口腔外科を受診し、6月14日にジスロマック錠<処方1>を服用した。
その日の夜、患者は痒みで目が覚め、体を見たところ赤い発疹が体中にでていたが、痒みは我慢できる程度だったので、翌朝(6月15日)、同病院の皮膚科を受診した。皮膚科で特に薬疹の話はなく、病院での点滴(薬剤名は不明)と、<処方2>が処方され、プレドニン錠<プレドニゾロン>を朝昼と服用した時点で、ずいぶんと痒み、発疹は消えていた。
これらの症状は、ジスロマックが腸内細菌に作用するために起こります。
6月15日の夕食後に、患者が2日目のジスロマック錠を服用しようとしたところ、患者の娘が「発疹はジスロマックの副作用かもしれない」と心配になり、当薬局に電話にて連絡があった。
患者娘:「発疹がでて、今日皮膚科を受診したが、ジスロマックも一緒に飲んでよいか?」
電話対応した薬剤師は、薬歴を確認して以下の様に回答した。
薬剤師:「ジスロマックと皮膚科の薬との飲み合わせは大丈夫です」
患者は2日目のジスロマック錠を服用し、その数時間後から、昨日よりひどい発疹・痒み、顔面浮腫が発現してしまった。その後、ジスロマック錠による薬疹であったことが判明した。
世の中にはたくさんの薬があります。眼科でも、例えば緑内障の治療薬では、プロスタグランジン関連薬、β遮断薬、炭酸脱水酵素阻害薬、αβ遮断薬、α1遮断薬、α2刺激薬、ROCK阻害薬、交感神経刺激薬、副交感神経刺激薬、配合薬などがあります。それぞれにいくつかの種類があり、さらに特許の切れた薬には多くのジェネリック薬が作られています。創薬(新しく薬を作ること)には、多くの時間とお金がかかります。化学的な実験で使えそうな物質を選び、動物実験、人を使った治験などをする時間が10-15年前後、途中でダメになってしまう場合も数多くあり、1つの薬を作るには200−300億円と膨大な費用を要します。世界の製薬メーカーが合併して巨大化している一面は、このバクチのような研究と創薬にかかる費用を小さい企業では支えられないからです。日本最大の製薬企業である武田製薬でも世界的に見れば売り上げが16位、なかなかに厳しい世界と言えます。
今回ご紹介する新しい点眼薬は、9月に発売されることになった「1%アジスロマイシン点眼薬(商品名:1%アジマイシン)」というものです。このアジスロマイシンという薬はマクロライド系という種類に分類される抗生物質で、すでに「ジスロマック」という商品名で内服薬が市販されています。皮膚感染症、呼吸器感染症、尿道炎、子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患などの感染症治療に用いられ、病院で処方されてお使いの方もいらっしゃるかもしれません。抗生物質ですから抗菌作用が期待されるのは当然ですが、本来の抗菌作用とは異なる抗炎症作用(好中球が炎症部位に集まるのを抑えたり、活性酸素産生能を抑制したりする作用)も有しています。アメリカでは、すでに2007年から「AzaSite1%」という名前で点眼薬が販売されています。日本での点眼薬の適応病名(薬を使用して良いと認められた病気の名前)は、「結膜炎、眼瞼炎、麦粒腫、涙嚢炎」で、用法は結膜炎では1日2回5日間、その他では1日2回12日間までとされています。もともとが皮膚感染症に強い薬であるだけに、眼の表面部分の病気に関して役に立ちそうな薬であることが伺えます。
「ショボショボする」、「眼脂が多い」、「ベトベトする」、「まぶたの周囲が気持ち悪い」という、なかなかスッキリしない症状を訴える患者さんも多くいらっしゃいます。そのような時は、「マイボーム腺機能不全」という状態になっている割合が少なくありません。マイボーム腺はまぶたの中にある分泌腺で、まつ毛の少し内側にその開口部があり、涙を乾かしにくくするための油の成分を分泌しています。年齢を重ねると、この分泌腺の機能が悪くなり、まぶたの周囲に炎症が生じたり、まぶたの縁に白っぽい小さい泡の固まり(これを眼脂と表現される患者さんも多いです)が付いたりすることが起こります(下図左)。このような状態がマイボーム腺機能不全と言われるもので、これが不快な症状を引き起こします。従来の点眼薬を指すだけでは簡単に状態が変わらないこともしばしばですが、白い物質はカット綿や綿棒で丁寧に拭くときれいになります(下図中央)。この点眼薬は抗炎症作用を持っているので、マイボーム腺機能不全の際に生じる炎症を抑えてくれることが期待されています。
以前にも書きましたが、マイボーム腺機能不全の場合には患者さんご自身にしていただきたいことがあります。まぶたを温めること(温罨法)と、毎朝の洗顔時とお風呂に入った時にまぶたの周囲も丁寧に洗っていただくことです。温罨法は小豆などを利用したホットパックを利用して温めるのが良いと思います。温めたタオルでも良いのですが、濡れたまぶたが乾く時にまた冷えてしまうので、タオルをビニール袋に入れて濡らさないようにするとよいでしょう。まぶたの周囲の洗浄は、小指の腹でまぶたの縁とまつ毛の周囲を優しくなでるようにして洗ってください。アイシャンプーという専用のものも販売されていますが、入浴時にシャンプーが少しついた指でしていただいてもかまいません。「体を洗う」や「シャンプーをする」ということのように、毎日の習慣にしてまぶたの周囲のお手入れをしていただくと、目の周りの不快感が減少してくれることにつながります。新しい点眼薬を一時期使用し、さらにこの習慣を続けていただければ、不快感が軽減してくれることが期待できるかと考えます。
次にジスロマックジェネリックの副作用をさらに掘り下げて解説します。
患者は、A病院の皮膚科医および<処方2>を投薬した薬剤師に、「前日にジスロマックを服用した」ことを伝えたが、どちらからも中止の指示はなく、薬疹の疑いに関する言及もなかった。皮膚科医がジスロマック錠による薬疹を疑っていたかどうかは不明であるが、中止の指示をしていないため、薬疹を見逃していたと考えられる。
患者は、発疹が出た後に、内科へ問い合わせずに皮膚科にかかったことから、薬疹の可能性を疑わなかったと思われる。一方で、患者の娘は発疹をジスロマック錠の副作用ではないかと考えたが、処方した内科医師への連絡を行わなかった。患者および患者の娘は、ジスロマック錠の服用を皮膚科医師や薬剤師に伝えていたため、それを踏まえての両者が適正に対応していると思っていた様である。
ジスロマックは、クラミジアによる尿道炎や子宮頸管炎に対しても効果的です。
ジスロマックジェネリックは妊娠中やその可能性がある方でも服用できます。
なお、当院では「ジスロマックジェネリック」を処方していますので、気になる症状がある方は以下のボタンよりご予約をお願いいたします。
歯周内科では、飲み薬であるジスロマックなどの薬剤を使用します。
A3 その通りです。支払基金が2月23日付で「審査情報提供事例」として、薬理作用が同様と推定されるとして審査上認めることとしました。国保審査も同様です。主な製品名に、クラリシッド・ドライシロップ10%小児用100㎎、クラリスドライシロップ10%小児用、クラリシッド錠50㎎小児用、クラリス錠50小児用50㎎、他後発品もあります。
②その他の副作用(神経障害など)は他の薬剤とあまり変わりません。
ジスロマックジェネリックの有効成分であるアジスロマイシンは、細菌が原因となる感染症の治療に用いられるマクロライド系抗菌薬です。
抗菌薬の副作用として1.アレルギィーと中毒 2.下痢 があります
3.外国の臨床における体内動態試験の成績から、本剤500mg(力価)を1日1回3日間経口投与することにより、感受性菌に対して有効な組織内濃度が約7日間持続することが予測されているので、注射剤による治療が適応されない感染症の治療に必要な投与期間は3日間とする。ただし、尿道炎、子宮頸管炎の場合は本剤1000mg(力価)を1回経口投与することにより、アジスロマイシン感性のトラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)に対して有効な組織内濃度が約10日間持続することが予測されているので、治療に必要な投与回数は1回とする。
ジスロマックの効果が期待できるのは次の感染症です。 □ジスロマックの適応症
クラミジアやマイコプラズマによる尿道炎・子宮頸管炎には、ジスロマック250mgを4錠(1,000mg)を1回、コップ1杯の水またはぬるま湯で服用します。
5.1 淋菌を適応菌種とするのは、骨盤内炎症性疾患の適応症に限る。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
疾患の適応症に限る。 〈咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む ..
4.肺炎については、症状に応じてアジスロマイシン注射剤から治療を開始する必要性を判断すること。なお、アジスロマイシン注射剤による治療を行った肺炎に対して、本剤に切り替える場合は、症状に応じて投与期間を変更することができる。
ジスロマック錠250mgの効果・効能・副作用 | 薬剤情報 | HOKUTO
A4 バーに本数制限はありませんが、床と維持装置、床と床を結ぶ大連結子でなければなりません。それ以外は補強線とみなされ、床の点数に含まれます。
ケネディーバーは鋳造バーとして算定します。
保持装置は、中間の孤立した欠損に用いられる人工歯と、バーを連結するのに使用する小連結子のことです。バー使用時に限って使用できます。1個につき60点。
淋菌を適応菌種とするのは、骨盤内炎症性疾患の適応症に限る。 ..
発疹・掻痒感などの症状に対しては、薬剤師、医師はまず、使用している薬剤による副作用の可能性を疑うべきである。また、患者に対して薬が処方された理由、疾患名などを聴取することは必須である。
患者、その家族が薬による副作用の可能性を疑った場合には、薬剤師や医師へ「薬を飲み始めてから発疹が出ているのですが、その薬による副作用の可能性はないですか?」のような具体的な疑問の内容を伝える必要がある。
マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC) · <適応症>
【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔呼吸困難,喘鳴,血管浮腫等が発現。また,アジスロマイシンは組織内半減期が長いことから,これらの副作用の治療中止後に再発する可能性があるので注意。[8.2参照]〕【11.1.2】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),急性汎発性発疹性膿疱症〔投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与。これらの副作用はアジスロマイシンの投与中又は投与終了後1週間以内に発現しているので,投与終了後も注意。また,アジスロマイシンは組織内半減期が長いことから,これらの副作用の治療中止後に再発する可能性があるので注意。[8.3参照]〕【11.1.3】薬剤性過敏症症候群〔初期症状として発疹,発熱がみられ,更に肝機能障害,リンパ節腫脹,白血球増加,好酸球増多,異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状が発現。なお,ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く,投与中止後も発疹,発熱,肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意〕【11.1.4】肝炎,肝機能障害,黄疸,肝不全【11.1.5】急性腎障害〔乏尿等の症状や血中クレアチニン値上昇等の腎機能低下所見が認められた場合には投与中止〕【11.1.6】偽膜性大腸炎,出血性大腸炎〔偽膜性大腸炎,出血性大腸炎等の重篤な大腸炎が発現。腹痛,頻回の下痢,血便等が現れた場合にはただちに投与中止〕【11.1.7】間質性肺炎,好酸球性肺炎〔発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常,好酸球増多等を伴う間質性肺炎,好酸球性肺炎が発現。投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.8】QT延長,心室性頻脈(torsade de pointesを含む)〔QT延長等の心疾患のある患者には特に注意。[9.1.2参照]〕【11.1.9】白血球減少,顆粒球減少,血小板減少〔[9.7.2参照]〕【11.1.10】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇等が現れた場合には投与中止。また,横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意〕
米国において進行した HIV 感染者における播種性 MAC 症に対する発症抑制の適応が 1996 年に、治
1.1. ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明):呼吸困難、喘鳴、血管浮腫等を起こすことがある(また、アジスロマイシンは組織内半減期が長いことから、これらの副作用の治療中止後に再発する可能性があるので注意すること)〔8.2参照〕。
ジスロマックはクラミジアや淋病等の性感染症など様々な細菌 ..
ジスロマック錠250mgの重大な副作用として以下が知られている(ジスロマック錠250mgの添付文書、インタビューフォームより)
・多くの細菌感染症への適応があり、耐性がつきにくいので常備薬に最適
・ジスロマックの主成分のアジスロマイシンは、細菌感染による感染症の治療に用いられるマクロライド系の抗生物質
淋菌を適応菌種とするのは,骨盤内炎症性疾患の適応症に限る。 ..
程度は様々ですが、喉の痛みを自覚します。
風邪かな?と思う程度のこともありますが、発熱などの全身症状はほとんどありません。