ニキビ跡の色素沈着には、赤いもの、紫がかっているもの、赤黒いものがあります。
アトピー性皮膚炎による強いかゆみが良くなっていったとしても、肌で炎症がくすぶっている状態が続くと色素沈着は良くなっていきません。一方で、アトピーによる炎症がおさまっていくと、肌のかゆみや乾燥がおさまっていくだけでなく、皮膚のターンオーバーはおよそ1ヶ月なので、時間経過とともに色素沈着はだんだんと薄くなっていきます。そして、塗り薬や飲み薬を組み合わせることによって色素沈着を薄くしていくペースを早めていくことは可能です。
トレチノインやハイドロキノンは、シミの治療薬として代表的な外用薬です。
それでも、きちんと管理をして観察をしていれば、ハイドロキノントレチノイン療法は非常に良い方法で、当院でも長期ではなく短期集中で治療を行うことにより、ほとんどの患者さんに良い結果を出しております。(もちろん長期使用していただいている患者さんもいらっしゃいます。)
ー:休診
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ADDRESS : 〒856-0023 長崎県大村市上諏訪町837-1
TEL :
トレチノイン+ハイドロキノンクリーム10g 4000円(税込み)
お肌の奥で生成されたシミのもとであるメラニン色素は、通常はターンオーバーによってお肌表面に持ち上げられ、やがて古い角質などと一緒にお肌から自然と排出されます。
ところがターンオーバーのサイクルが乱れると、お肌が生まれ変わるスピードは低下し、生成されたメラニン色素はいつまでも排出されずお肌に蓄積し、やがて色素沈着を起こしシミとなります。
頑張りすぎたのか、火照り、かゆみ、皮むけがまた始まりました。塗ると、すぐに顔が赤くなり、しばらくすると黒くなります。塗らずにいると、半日ほどで元の白い顔色に戻りますが、濃くなったシミや皮むけ跡はそのままです。特に頬の肝斑はトレチノインのみの時より濃くなりました。
. 以下は基本的な使い方です。症状などにより適宜変更されます。
ハイドロキノンとトレチノインを併用してほとんどの方は肝斑が薄くなり、20%程度の方ではすべて消えてしまいます。
いつまで外用すればいいかとよく質問されます。トレチノインとハイドロキノンを外用すると肝斑が消える、あるいは薄くなると同時に肌質がよくなり、毛穴の開大が目立たなくなっているのに気づかれるはずです。これはトレチノインの効果です。また、ハイドロキノンを長く外用しても正常の皮膚の色が抜けることはありません。外用が気に入ればずっとつかってもよいと思います。シミが新しくできるのも予防できます。もちろん、いったん外用をすべて中止して肝斑が再び濃くなったら再開してもよいと思います。
皮膚科で行われるレーザー治療の対象となる青あざなどは、真皮の深さに色素沈着が溜まっているものになり、レーザーで色素を破壊していくことで、治していくことができます。
しかし、表皮にある色素沈着に対してレーザー光線を行うと、レーザーによる刺激が肌の表面にある色素細胞を刺激し、メラニンが余計に溜まり沈着してしまう(色素沈着が悪化する)ことがあり、また刺激によって部分的に色素が抜けてしまう脱色素斑を作ってしまうこともあります。
シミとは、一般的にメラニン色素の沈着によるものといわれています。
私の質問は:
1,このまま色素沈着する可能性は高いのでしょうか?
2,3カ月ほど保湿剤とハイドロキノンだけにしようと思っていますが、ハイドロキノン炎症で色素沈着を悪化させるかも、と心配です。4%のものを頻度や量を下げて塗るべきか、2%にするべきか、などアドバイスを頂けると嬉しいです。
トレチノインはビタミンAの誘導体で米国ではニキビやシワの治療薬としてFDA(アメリカ食品医薬品局)に認可されている医薬品です。
トレチノインが効果的なシミの種類としては以下がいわれています。)
ケミカルピーリングやトレチノインを使用すると浸透性がさらに高まり、より高い効果が期待できます。
色素沈着を伴う成熟瘢痕のレーザー治療は以下のような流れで行います。
当院はオンライン診療を2020年より実施しています。開始当初は保険診療に限定していましたが、シミ対策などの自由診療のご相談をいただく方も多くいらっしゃいました。肌に関するお悩みを解決したいという患者さまのニーズにお応えするため、自由診療にも対応することにしました。
これらは、トレチノインの効果も比較的早く実感することができるシミです。
もともと重症ニキビだった男性の方です。イソトレチノイン内服と並行してレーザー治療を10回行い、赤みは顕著に改善しました。
当院では、アトピー性皮膚炎の色素沈着を治すプランを2つ用意しています。
トレチノイン0.1%だけを顔全体に塗り始めて3日目で顔全体が赤くなり、皮むけが始まりました。皮がむけたところが茶色くなったり、前からのシミが濃くなったりしました。
ご自身による炎症後色素沈着のチェックには以下のものがあります。
当院は予約制を導入しております。
初めての方でも電話での予約を承っております。
そのため、戻りジミが出るものという前提でシミ取りを行った方が良いと思います。
治療中の反応の判断は経験上の事でありますので、多くの治療経験を重ねることで、わかるようになってきたことが多々ありました。
使用開始時のトレチノインやハイドロキノンの塗り方についてお伝えします。
治療期間は初めの1~1.5か月はトレチノイン・ハイドロキノン併用期間です。その後併用期間と同じ期間をハイドロキノン単独使用期間とします。つまり2~3か月が1クールとなります。ずっと続けて使用すると肌に耐性ができてしまい、効果が得られなくなる場合があります。その際効果が出たところで1度1ヶ月ほど治療を休止し、その後また再開する、というサイクルを繰り返す場合があります。
3.ハイドロキノンを、できるだけ広い範囲に伸ばして塗りましょう。
紫外線などの刺激が続くと、メラノサイトは活性化されたまま大量のメラニンを生成し続けるため、沈着した色素はさらに濃く、消えにくくなってしまいます。
※ ご使用毎にトレチノインとミックスした製品を混合して、ご使用下さい。
まずしっかりスキンケアを行い、肌の洗浄と保湿を行い、肌が乾燥しないようにして肌に備わるバリア機能をいい状態で保つことが大切です。そして、塗り薬としては、メラニン色素を薄くし、色素が沈着しにくくする成分があり、皮膚科や美容皮膚科で塗り薬が処方され治療が行われています。
一方で、薬を弱めに効かせると、シミが再発しやすい傾向があります。
オンライン診療であれば制約となる時間や地理的な条件を乗り超えることができます。通院する時間の都合を付けにくい方は、オンライン診療の活用をおすすめします。
これが、炎症後色素沈着として知られる茶色いシミのメカニズムです。
ハイドロキノンは、天然にも存在する成分で、色素沈着の原因となるメラニン色素の合成を予防する働きがあります。強力な美白効果があり、濃度によって効果が変わってくるため、以前は医師の管理のものでしか使えませんでしたが、現在は、化粧品にも配合されるようになっています。美白効果が期待できるハイドロキノンですが、炎症が完全におさまっていない時に使うと、刺激により、かえって肌の炎症がひどくなり、赤くなってしまうことがあります。
トレチノインを使用する前には、医師の診察を受けた方が安心です。
ルミキシルは、スタンフォード大学のBrasil Hantash博士により開発された、全く新しいタイプのスキンブライトニングクリームです。と臨床で実証されており、肌のメラニン生成(シミ・くすみ等の原因)に関わるチロシナーゼの働きを防ぎ、
シミを薄くする薬剤で最も一般的なハイドロキノンも安価で優れた薬なのですが、細胞毒性があることで、その刺激性が問題になります。刺激により皮膚に炎症を引き起こし、結果として炎症後色素沈着となるリスク、また肝斑は刺激で濃くなることもしられています。その点、
色素沈着の治療に用いられる内服薬は、たとえば下記の成分があります。
やでは、一般使用者向け情報においてイソトレチノインを「難治性のニキビ治療薬」としています。セルフケアや皮膚科でニキビの治療を継続しているにもかかわらずなかなか治癒しないニキビを改善するための治療薬であるといえます。
ただし自己判断せずに、処方を受けたクリニックに相談しましょう。
ハイドロキノンの美白効果として挙げられるのが、新しいシミができるのを予防する効果とすでにできたシミを薄くする効果です。シミの原因であるメラニン色素は、皮膚にあるアミノ酸「チロシン」が、色素細胞により酸化反応を受けることで生成されます。
生のビタミンCよりもしているため、市販の化粧品にひろく配合されています。
このようなお悩みを軽減し、患者さんの生活をより良くするため、当院では、傷跡の色素沈着を改善する治療を行っています。残念ながら一度できてしまった傷跡というのは、完全に消すことはできませんが、形成外科的な治療を行うことで、色素沈着を薄く・目立ちにくくすることが可能です。
トレチノインを使用していると、一時的にシミが濃くなることがあります。
どんな治療でも効果の高い治療である以上、副作用は付き物であり、正しい使い方をしているうえでは、高い効果が期待できます。
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UVBはエネルギーが強力なため、短い時間で皮膚に炎症を起こし、肌が赤くなる肌タイプの方がいます。