一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg
イソトレチノンはビタミンA誘導体の内服薬です。細胞に働きかけて皮膚のターンオーバーを整え、重症の炎症性ニキビに対して、皮脂の分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用があります。治療終了後も皮脂腺が正常化している割合が多いことも報告されています。日本ではまだ厚生労働省の認可がおりてないため保険適応ではありませんが、欧米では重症のニキビに対する第一選択薬として広く用いられています。
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 20mg
しみ(シミ)・ニキビ(にきび)・ニキビ跡・色素沈着に対し使用する治療用クリームです。ビタミンAの誘導体の事で、生理活性はビタミンAの約100~300倍もあると言われています。ビタミンAは代謝を促進したり、皮膚の細胞を増やしたり、新しい皮膚の生まれ変わりを促す効果があり、この吸収力を高めたものがトレチノインとなります。
①最重症例(他の治療で良くならなかった人)でも治療できる
いわゆるイソトレチノインはニキビ治療において切り札と言える薬でしょう。
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg
1日20mgの内服で効果がみられることが多いですが、治りが悪い場合や早めの改善を希望される場合には1日30〜40mgに増量します。
イソトレチノインの内服によって生じる乾燥症状が強い場合、20mgカプセルを2日に1回の内服に減量することもあります。
イソトレチノインは脂溶性で食後に内服することで吸収されますので食後(食直後)に内服してください。
1個できるだけでもその日の気分を下げてしまうニキビ。早い方だと小学2年生くらいから出始め、ホルモンバランスの乱れやストレスなどでニキビが悪化し、痕として残ってしまいますので早めの治療が大切です。重症化したにきびは残念ながら保険診療のみで改善することは困難です。当院では一般皮膚科・美容皮膚科どちらもある特性上、他院の治療で改善しなかったにきびで来院する方がかなり多いです。
イソトレチノインは、主に顔の重症ニキビに対して処方される薬です。
(重要!!)トレチノイン治療中は必ず医師の指示どおりに通院して(通常は月に最低2回)診察を受けてください。“薬さえもらえば自宅で簡単に塗るだけで治る”治療ではありません。
多くの患者さんは服用開始後2~3ヶ月でニキビの改善を実感し始めます。
イソトレチノインには、以下のような注意すべき副作用があります。
イソトレチノインは、重度のニキビ治療において効果的な内服薬です。皮脂の分泌を大幅に減少させることで、ニキビの主な原因に直接働きかけます。
1日1回1錠を食後に内服し、治療開始後1ヶ月間は、約3割の患者様に一過性のニキビの増悪(好転反応)が認められます。個人差にはなりますが、16~24週間ほどで効果が期待できます。早い方では4~12週間で効果があらわれます。
特にお薬が届きにくいしこりニキビ(嚢胞性ざ瘡)にも効果があります。
皮膚の状態や副作用の有無を診察して、ニキビの改善が乏しい場合には増量していきます。推奨用量は0.5mg~1.0mg/kg/日で、極量は2mg/kg/日です。
「アクネトレント®」は、イタリアの で製造されたイソトレチノイン内服治療薬です。
トレチノインの原理を良く理解し、御自分の肌の状態をみながら、状態にあわせて行うことが成功につながります。
最近ネット販売や、トレチノイン療法の詳細を理解しない医師が物販のように販売しているケースが見られます。
東大式では、シミの状態に合わせ、濃度も濃いものを使います。決してダウンタイムが無い治療法ではありません。必ず、治療開始1週間、後は指示に従い二週間に一度くらい来院してください。また、使用する物は必ず当院の指導をお守り下さい。
イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
イソトレチノインは、重度のニキビや難治性のニキビに対して効果を発揮する治療薬です。
ビタミンAの一種で、皮脂の分泌を抑えることでニキビの発生を防ぎます。
また、アクネ菌に対する抗菌作用・抗炎症作用もあります。
では逆に、イソトレチノインが飲めない方はどんな人なのでしょうか?
イソトレチノインの主な効果については、以下の記事でも解説していますので、そちらも参考にしてください。
イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?
皮脂腺は、皮脂を分泌する器官で、毛穴に複数存在しています。ストレスやホルモンなどの影響で皮脂腺が活性化すると、皮脂の過剰分泌が起こります。過剰な皮脂は毛穴を詰まらせ、出口を塞がれた毛穴の中では皮脂が溜まっていき、また皮脂を養分とするアクネ菌も増殖していきます。アクネ菌が増殖することで毛穴の中では炎症が起こり、化膿が生じます。これが、ニキビです。
イソトレチノインの重大な副作用の一つに、という副作用があります。
イソトレチノイン(ロアキュタン・アクネトレント)は欧米においては広く知られている難治性のニキビに用いられるニキビ治療薬です。FDA(米国食品医薬品局)から認可を受けた治療薬ですが、副作用や禁忌事項があるため、医師や薬剤師など専門家による指導の下でのみ使用されることが推奨されています。
イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。
主なニキビ治療薬には、毛穴の詰まりを改善する塗り薬や、抗菌薬の塗り薬、飲み薬などがあり、保険適用の薬を使うことが多いです。しかし、場合によっては保険適用外の薬が有用であることもあります。ここでは、保険適用外ではありますが、重症のニキビにも効果が期待できる「イソトレチノイン」という飲み薬について、効果や使い方、副作用などを詳しく解説します。
イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。
イソトレチノイン20ミリ ¥14,600(1ヶ月) ;アジア人向けの量です
イソトレチノイン40ミリ ¥29,200(1ヶ月) ;重症の方はこの量です。
下記に当てはまる方は、イソトレチノインを処方できない可能性があります。
アクネ菌による炎症が癒えることなく進行すると、炎症が周辺組織を侵食していきます。浸食はどんどん広がり、ついには隣接する皮脂腺と結合して、皮脂腺は大きく、肥大化していきます。肥大化した皮脂腺が自然に縮小するのは難しいため、ニキビが治らない、ニキビが繰り返しできるといった “ニキビループ”が生じます。
・以下の方は、イソトレチノインの治療は避けていただいています。
イソトレチノインとは、ビタミンA誘導体を含む飲み薬です。ビタミンA=レチノールという成分であり、ビタミンA誘導体はレチノールの構造が変化した成分のことです。皮脂分泌の抑制や毛穴の詰まり改善、炎症抑制、抗菌作用などさまざまな効果が期待でき、他の治療薬ではなかなか改善しない重症のニキビや、繰り返しできるニキビの治療に使うことがあります。
イソトレチノインをはじめビタミンAを含んだ系統の薬では 妊娠がおすすめされません。
ニキビは、皮脂腺の機能が亢進するとともに、毛穴の入口の角質が異常に厚くなり蓋をすることによって起こります。トレチノインは、皮脂腺の機能を低下させ、角質をはがす作用があるため、ニキビ治療に大変効果的です。にきびが十分に改善した後も、引続き治療をすることによって、ニキビ後の赤みも消えていきます。
ニキビ痕までしっかり治したい患者様もいれば、そこまでは気にされない方も、、、
イソトレチノイン内服薬は、ビタミンAとその類縁化合物、誘導体の総称である「レチノイド」が主成分です。
実際、トレチノインはニキビやニキビ跡に対して以下の効果を発揮します。
また、炎症を抑えて毛穴の詰まりを防ぐことで、新たなニキビの発生を抑える効果もあります。研究によると、イソトレチノインを1日0.5〜1mg/Kgを16〜32週間使用した場合、90%以上の患者のニキビが顕著に改善したと報告されました。[1]
イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。
イソトレチノインは、内服の積算量が120mg/kg以上になると再発予防につながると考えられています。
ニキビに悩んでいる方やイソトレチノインが気になる方はお気軽にご相談ください。
は、シミの塗り薬による治療方法がオススメです。一之江駅前ひまわり医院では、自費診療によるシミ治療について「ハイドロキノン」と「トレチノイン」を取り扱っております。
イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。
②ある程度の期間と量を飲めば、ニキビが再発しない
普通の治療では、治療を止めるとニキビがすぐ再発しますよね。イソトレチノインだけは、ニキビが再発しない状態を目指せる治療なのです。