☑ トレチノインやハイドロキノン療法のダウンタイムが気になる方
トレチノインは、ターンオーバーの働きを活発にしてメラニン色素の排出を促し現存するシミにアプローチする働きが期待できるのに対して、ハイドロキノンはメラニンの生成を抑制して新たなシミができるのをストップします。
トレチノインが有効的なのは、色素沈着によるくすみと、乾燥によるくすみです。
ハイドロキノンとトレチノインの併用については、下記の記事でも詳しく解説しています。
また、加齢によるシミや肝斑、慢性的な湿疹や火傷、ニキビの後に生じる色素沈着には、ハイドロキノン単体ではなく、基本的にトレチノインとの併用療法が推奨されています。
やけどをした後が茶色くなっている、という経験はあるでしょうか。
つまり、ハイドロキノンでシミを予防しながら除去し、更にトレチノインで外側からシミを改善することで、シミやニキビ跡・色素沈着の改善や美白に対して、より高い効果を期待することができるのです。
トレチノインとハイドロキノンは、しばしば併用されることの多い薬剤です。
美白効果が期待できるハイドロキノンですが、単体で使用しても浸透力があまり高くありません。
トレチノインを併用し浸透力を高めることで、美白効果をより発揮できるのです。
トレチノインとハイドロキノンを併用する際の、塗布の順番は下記となります。
なお、ハイドロキノンの使用で、肌が赤くなったり刺激を感じたりした場合は、使用を中止して医師に相談してください。毛染め剤で接触性皮膚炎になった方は、ハイドロキノンでかぶれ等が起こりやすいかもしれません。
しかし、トレチノインを併用したとしても、ハイドロキノンはシミの万能薬ではありません。
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ニキビは皮脂分泌の増加と毛穴の詰まりが原因です。トレチノインには角質を剥離して毛穴の詰まりを改善する働きと皮脂分泌を抑える働きがありニキビを改善します。またターンオーバー促進によりニキビ痕、色素沈着の改善効果があります。
ハイドロキノンとトレチノインの治療では、お肌を白く導く期間(漂白期)と、炎症を抑える期間(治癒期)に分かれます。
治療期間は、おおよそ1カ月〜3カ月程度を目安に行います。
肌の乾燥が気になる場合は、化粧水の後に保湿クリームを塗った後、トレチノインとハイドロキノンを塗布します。 ..
塗るだけで真皮までビタミンCが届く「ICエッセンス」、角質をはがし皮膚再生を促す「トレチノイン」メラニン色素の生産を抑える「ハイドロキノン」を組み合わせてシミを薄くします。次にできるシミの予防にも効果的です。
ニキビ跡で茶色くなった方; 湿疹やかぶれでできたシミ(炎症後色素沈着 ..
当院で採用しているトレチノイン0.05%は常温で保管しても成分に影響はありません。ただし、変色する可能性があるため冷蔵庫で保管し、3ヶ月以内にご使用ください。
トレチノインはハイドロキノンよりも慎重に扱った方がよい薬剤です。
A ハイドロキノンにアレルギーがある人がいます。真っ赤にアレルギー反応が出る場合もありますが稀で、ほとんどは緩やかにモヤモヤと黒くなります。赤く反応したとしてもトレチノインの反応と区別しにくいですが、モヤモヤと黒くなったものは拡大してみるとハイドロキノンによるものか判断できます。ハイドロキノンに合わない場合は、N10セラムに変更するか、エンビロンシリーズに変更していただくことになります。過去、ハイドロキノンに合わなくなったのでエンビロンに変えていただいて黒いモヤモヤが消えていった事が何度かあります。
トレチノインとハイドロキノンの併用療法はしみの種類によっては有効でないものもあります。 有効なもの
ビタミンC誘導体ローションの塗布は必須ではありませんが、トレチノインとハイドロキノンと併用することで、さらに効果を得ることができます。少ししみる方もいらっしゃいますが、アレルギーなどの副作用はない安全なものです。
ビタミンCは通常は直接肌に塗っても効果は得られませんが、当院で使用しているビタミンCは誘導体なので効果が期待できます。もし気になっている場合はお気軽にお尋ねください。
平坦な茶色いシミは、比較的トレチノイン・ハイドロキノンの塗り薬の効果が得 ..
しかし、少しモヤモヤするのはトレチノインの刺激による一時的な色素沈着の可能性もあります。継続することで消えていき、ある時期を越えると色素沈着が出にくい肌になっていきます。継続して塗ってみたほうがいい場合もあるので、医師に御相談ください。
当院では、低濃度のハイドロキノンと低濃度トレチノインの使用を基本としています。
※ハイドロキノンとトレチノインは自費治療のため、初回は保険と同じ日にお出しすることは出来ません。
☑ トレチノインやハイドロキノン療法のダウンタイムが気になる方 ..
ほうれい線の原因となるたるみは、筋力の低下などでも生じるため、トレチノインのみで完全に消すことは難しいかもしれません。
トレチノイン・ハイドロキノン | 肌のクリニック 高円寺 麹町
色素レーザー『VビームⅡ』によるレーザー治療を行っても、医師による治療、看護師施術に関わらずレーザー照射箇所の毛細血管拡張症を完全に消失させることができない場合があります。レーザー光が届く深さには波長ごとに限界があるからです。レーザー光の波長と皮膚への深達度(レーザー光が到達する皮膚表面からの深さ)は決まっています。色素レーザー『VビームⅡ』の595nmという波長は、皮膚表面から1.5~1.7mmの深さまで届くとされています。しかしながら、正常組織に過剰な損傷を与えずに治療ができる深さは皮膚表面から0.6mm~1mm程度までです。出力(パワー)を上げてもこの深達度は変わりません。治療効果がみられなくなってきたからといって、治療のたびに出力を上げていくことは効果が望めないだけでなく、正常組織を損傷する危険性が著しく高くなります。
トレチノインを気になるシミやニキビ跡の色素沈着の部分に薄く塗る。 · 4
トレチノインとハイドロキノンの併用療法はしみの種類によっては有効でないものもあります。
色素沈着を伴った成熟瘢痕 | 東京都江東区の形成外科・美容外科
シミにはいろいろ種類があり、できる原因にもさまざまなものがあります。
シミの種類によって、治療法を使い分けなければ、かえってしみが濃くなってしまう場合もありますし、日常生活の改善や、スキンケア等で、予防や改善ができることもあります。
技量のない医師では、シミの種類の判断を間違えてしまうこともありますので、シミに治療については、長年の治療経験があるコムロ美容外科までお気軽にご相談ください。
同じ場所に、何種類ものシミが混在するときは、一撃で治療を完了させるのは困難です。
安全に様子を見ながら、何種類かの治療方法を順序だてて、あるいは、同時に行っていく必要があります。
茶色く変色してしまう場合があります。 傷跡の色素沈着は、皮膚の表面(表皮層 ..
トレチノイン治療中は紫外線の影響を非常に受けやすく、浴びてしまうとしみを作ってしまうことがあります。そのため、外出時は皮膚への刺激が少ない紫外線吸収剤不使用の日焼け止めクリームを塗るようにしてください。
また、角質がぼろぼろ取れるため、保湿機能やバリア機能が一時的に減少するため、乳液や保湿剤で十分にケアし、メイク時も可能であれば遮光効果のあるファンデーションを使用してください。乾燥肌がひどい場合は別途お薬を処方することも可能で、保険診療の対象になることもあります。お気軽にお尋ねください。
茶色からこげ茶色をしており、盛り上がっている。 ・手のしみにも ..
このように書くと、まるで魔法のような若返り薬のように見えますが、使い方には注意が必要です。
必要以上に量を多く使用すると、赤みや角質剥離が強く出て爛れたような状態になります。
また、レチノール(トレチノイン)単品で使用すると、とても肌が乾燥しやすくなり、かえって小じわやタルミを作る原因ともなります。
長期で使用することもお勧めできません。肌が成分に慣れてきて耐性ができると、徐々に効果が出にくくなってくるためです。
東大式トレチノインとQスイッチルビーレーザーで殆どのしみの治療が出来ます。 どちらか、あるいは併用することもあります。是非ご相談下さい。
トレチノインは塗り薬ですが、トレチノインはターンオーバーを正常よりも早くする治療法ですので、多少のダウンタイム(赤くなったり、化粧乗りが悪くなったり…)を伴います。それもちょっととおっしゃる方には、によるピーリングでターンオーバーを正常に戻して、美白剤を塗布するメニューも導入致しました。
【シミ治療薬】ハイドロキノンの効果や使い方・副反応について解説
肌が浅黒い人に出来易いシミです。頬骨を起点として境界がはっきりとせずに広めに生じてきます。妊娠時に濃くなることから女性ホルモンによる影響もあると考えられていますが、洗顔時のこすり過ぎが一番の原因と考えられます。こすり洗いをやめ、トラネキサム酸・ビタミンCを内服することによりかなり薄くすることが出来ます。治りが悪い場合はピコセカンドレーザー(picoway)によるピコトーニングやトレチノインゲルを併用するのも効果的です。
レーザー後に色素沈着(PIH)ができて治らないとき(戻りシミ)
ハイドロキノンは「しみ」の原因となるメラニン色素の生成を抑える漂白作用があり、しみの治療ではトレチノインと併用します。
トレチノインがメラニン色素を排出し、ハイドロキノンが新しいメラニン色素の生成を阻害します。市販されている美白化粧品は病院で処方されるハイドロキノンと比べ、成分の作用が非常に弱いです。