エリスロマイシン(EM14員環マクロライド)に比べて、ニューマクロライドといわれるクラリスロマイシン ..


小児性副鼻腔炎とは、子供の蓄膿症のことを指します。小児性副鼻腔炎の症状としては、鼻がつまり、口呼吸になることによるいびきや注意力・記憶力が低下することがあります。


(かぜ)って一体、なんですか「かぜ」とは、くしゃみや鼻水 ..

すでに対症療法としてかぜ薬を飲んでおられる場合が多いですが、急性副鼻腔炎とわかった時点からは、細菌に対する薬である、を服用開始します。
さらに、顔面の痛みや頭痛があればを使います。
通常、鼻水の粘り気をゆるめて排泄されやすくするための(カルボシステインなど)を組み合わせて使用します。

風邪はウィルスと免疫の戦いですので、ほとんどの方が既感染で免疫を獲得しており通常は何もしなくても自身の免疫で治っていきます。通常は日目をピークに症状が改善していき、終盤には鼻粘膜の修復過程でもたらされる粘り気のある鼻汁が出てきますが、これもまた自己治癒過程の一つです。鼻症状が日目以降も続く場合がありますが、そのほとんどはウィルス感染後の急性副鼻腔炎で、風邪と同じく自身の免疫で自然治癒してきます。こじれて細菌による急性副鼻腔炎に移行する方もいますが、その率は低く過去の報告では風邪をひいた人の程度とされております。

スギやヒノキによる季節性アレルギー性鼻炎、花粉症は特に多い疾患 ..

副鼻腔炎とは鼻の周りの副鼻腔という場所に炎症が起きている状態です。風邪の後、鼻炎症状に続いて、鼻水、鼻づまりが治らない、粘り気のある黄色っぽい鼻水、鼻の周りが重い、微熱っぽい、鼻の周りが熱っぽいけど体温を測ると熱はない、頭が重い、鼻の周りの鈍い痛みなどが副鼻腔炎に特徴的な症状です。鼻水が喉の後ろに垂れる、後鼻漏による咳、痰、鼻づまりによる口呼吸でいびき、喉の乾燥、声の枯れなどの症状もしばしば現れることがあります。原因は主に鼻腔の炎症が副鼻腔へ波及して起こると言われています。鼻腔と副鼻腔は自然孔という空気の通り道でつながっていて換気されているのですが、何らかの炎症で自然口の周りが腫れて自然孔が塞がってしまうと、副鼻腔内の膿が排泄されずに溜まって慢性化してしまいます。慢性化した副鼻腔炎を慢性副鼻腔炎と言い、いわゆる蓄膿症などと呼びます。慢性副鼻腔炎になると臭覚低下、慢性的な後鼻漏症状、慢性的な咳の原因になります。鼻腔や副鼻腔炎の構造、自然孔の周囲の構造などの関係で、副鼻腔炎になりやすい人、副鼻腔炎が慢性化しやすい人とそうでもない人がいます。

鼻水ではありませんが、黄色いかさぶた(痂皮)やいわゆる鼻クソが鼻の入り口近くに付着する病気です。原因のほとんどが鼻の触りすぎです。それによって入り口近くの鼻粘膜が荒れて滲出液が出て固まります。血が混じることも少なくありません。これが付くとかゆみが出たり、臭い感じがするので掃除しようとして鼻を強くかんだり、さらにほじったりします。この悪循環でまた痂皮が付着します。
患者さんは黄色い鼻がでて臭いので副鼻腔炎を疑って受診される場合が多いですが鼻の入り口の皮膚と粘膜の移行部のみに痂皮がついて小久の鼻腔内は全く正常な方も多く見られます。

最初は、ただの鼻風邪と思い、市販の薬を飲んで様子を見ていたが、鼻水の色合いが ..

ウイルスの感染は基本的には対症療法になります。すなわち鼻水が出れば抗ヒスタミン剤、熱が出れば解熱剤です。
ウイルスそのものには抗菌薬は無効ですので自身の免疫力がウイルスを退治するのを待つのが原則です。
ただ、ウイルス感染に続いて細菌感染が起こった場合は抗菌薬が必要になる場合があります。
基本的には上気道炎に罹患して1週間以上も黄色い鼻が続く場合は細菌感染が疑われます。この時に使用する抗菌薬は予想される細菌に対して感受性のある抗菌薬を用います。

平成29年4月に耳鼻咽喉科医長に就任しました西田直樹と申します。中国中央病院に赴任する前は岡山県北の新見市の病院に勤務していました。新見市に比べますと、福山市北部は人口も多く感じ、また若い世帯も多いように思いましたが、ご高齢の患者さんも多くおられ、また以前生活していた新見市の隣町になる、広島県東城町や神石高原町からも当院を受診される患者さんもおられ、当院の医療圏が広いことを実感しております。毎週月曜日、木曜日に岡山大学病院耳鼻咽喉科教室から先生が診療に来ていただき、私、西田は火曜、水曜、金曜日に外来診療を行っております。常勤医師が一人ですので、対応できる疾患は限られておりますが、当院ご入院中で耳鼻咽喉科的な問題を抱えられている患者さんや、近隣の医療機関の先生方や地域の患者さんのために、微力ながら貢献していけたらと考えております。

これらはどれも、かぜで鼻水が増え、のどの奥が腫れ、それによって鼻やの ..

これを読まれている方の中には鼻水、鼻づまりが長引いている方もいらっしゃると思います。あまりに長いともう治らないのではないかと不安になったりもしますよね。で、対策や治療法はないのか。

先程、ご高齢の患者さんが私の予想よりも多くみられるとお話ししましたが、鼻炎や咽頭炎および加齢に伴った唾液の減少や後鼻漏(鼻汁がのどにおりる状態)による咽頭部の違和感や不快感を訴えられる患者さんが多くみられました。以前勤務していた、岡山県北部の地域は秋から冬にかけて気温の低下や、時に積雪もあり、また山が周りに多いことから、花粉症などのアレルギー性鼻炎の患者さんも多くみられましたが、当院に赴任してから、鼻から咽頭喉頭(のど)にかけて、集中的に根治治療をすべき病変や手術治療で取り除くべき疾患が見受けられないにも関わらず、鼻からのどにかけての不快な症状の患者さんと接することが多く感じます。また、ご高齢の患者さんの中には、食物や水分を通常通り摂取できず、誤嚥(食物が梨状窩(食道の入り口、左右にあります)から食道を通って、胃、食道を通過して胃、小腸、大腸へと到達せず、気管、気管支、肺へと気道へ流れ込む状態。)
起こし、糖尿病や悪性新生物、脳梗塞などの基礎疾患を合併している患者さんは、誤嚥性肺炎を引き起こす危険性が高くなると思われます。今回は、私が以前勤務していた病院および当院に赴任してから、診療上で良く見られた、後鼻漏についてお話させていただきます。


風邪の後、鼻炎症状に続いて、鼻水、鼻づまりが治らない、粘り気のある黄色っぽい鼻水 ..

慢性副鼻腔炎の一種ですが特有の黄色い鼻が出るので、別の項として説明します。
自身の白血球の一種である好酸球が鼻水や粘膜中に増加して起こる副鼻腔炎で近年注目されています。ポリープ(鼻茸)ができやすく、嗅覚の低下が起こりやすく、喘息の合併もしばしば認められ、治りにくく再発しやすいというやっかいな特徴を持っています。
したがって重症度によっては難病に指定されます。
この副鼻腔炎に伴う鼻水は黄色く、極めて粘調度が高く、液体と言うより半分固体でスライムのような印象を受けます。詳しくは好酸球性副鼻腔炎の項をご参照下さい。

分泌物は鼻水という形で出てきますが、この場合の鼻水は粘りや色があるのが典型的です。 ..

まずはどう診断するのかですが、診断基準にはっきりしたものはありません。普通のかぜ(急性上気道炎)でも治るのに通常2〜3週間はかかるとされているので、それ以上長引く、鼻水や膿性鼻汁(いわゆる、あおっぱな)、鼻づまり、顔の痛みやにおいがしづらいなどの症状があり、医師が診察して粘膜がむくんでいる所見(副鼻腔炎ではCTまたは内視鏡で副鼻腔の所見)があると慢性鼻炎・副鼻腔炎と言ってよいでしょう。

クラリスロマイシン 黄色い鼻水について | 医師に聞けるQ&Aサイト

最近、学会などでも治りにくい副鼻腔炎としてしばしば取り上げられているのが好酸球性副鼻腔炎です。これは鼻内に増加している好酸球(自身の血球の一種)が主体となって炎症を起こしているものであり、通常の副鼻腔炎に比べて治療抵抗性であることが知られています。

クラリスロマイシン副鼻腔炎について | 医師に聞けるQ&Aサイト

後鼻漏の病態構成要素、症状
① 鼻汁の過分泌:鼻汁は鼻粘膜の血管からの組織液の漏出や粘膜上皮細胞である杯細胞と粘膜固有層の鼻腺細胞が産生する分泌粘液から成り立っています。鼻汁は、一部は気化して吸気の加湿に役立てられますが、その殆どは鼻腔の粘液線毛機能によって後鼻孔から咽頭に流れ、嚥下されて消化管へと排泄されます。鼻腔、副鼻腔から分泌される分泌液の量は1日に1~6リットルと言われていますが、前述のとおり、殆ど嚥下されるので一般的に自覚することはあまりない場合もあります。鼻汁分泌増加の機序としては、a.直接的経路であり、鼻腺や血管が刺激を受けることにより、分泌の増加と血管拡張を伴い、血管の透過性が亢進し、血管外への組織液の漏出亢進を惹起すると言われています。もうひとつは、b.知覚神経終末の刺激により分泌が促進されます。鼻粘膜上皮、粘膜固有層の鼻腺、血管には鼻の知覚神経である三叉神経由来の神経線維が豊富に分布されており、機械的刺激や様々なアレルゲン(花粉やハウスダストなど)の刺激により神経線維から神経伝達物質が放出され、その結果血管の拡張、液体成分の血管外漏出が起こり、鼻汁の増加、後鼻漏が増加すると言われています。
② 鼻粘膜の線毛運動の低下と鼻汁性状の変化:鼻副鼻腔粘膜上皮層は粘液で覆われておりその組成が副鼻腔炎などの炎症疾患により、粘性、弾性が増加して、いわゆる『痰や鼻汁の切れが悪くなる。』状態となり、後鼻腔から咽頭へと垂れ下がり、後鼻漏が悪化すると言われています。
③ 鼻粘膜の知覚過敏:後鼻腔から上咽頭の領域には知覚神経が豊富に分布しており、三叉神経(12本ある脳神経の内、5番目の神経)の内、2番目の繊維が上咽頭や軟口蓋に分布しており、舌咽神経(脳神経の9番目の神経)が耳管(鼻腔の奥にあり、鼻と耳をつなぐルートがあり、鼻腔の奥に開いています。気圧の調節を担っています。)周囲や咽頭後壁や口蓋扁桃に分布しています。咽頭粘膜の乾燥による刺激により、これらの神経が刺激され、後鼻漏の症状が増強されやすくなります。これらの現象は加齢による変化に伴って増加することが多いと言われています。組織学的に鼻粘膜上皮の高さは、50歳代まではほぼ一定であるが60歳以上になると上皮が菲薄化すると同時に、上皮内の基底細胞の数が減少すると言われています。また、鼻粘膜の水分蒸散量は加齢に伴って増加する傾向にあり、その結果鼻粘膜の乾燥感の原因ともなる。
④ 慢性の咳嗽:後鼻漏の成分が直接的に起動粘膜に分布する咳受容体を刺激して、咳を誘発すると言われています。

すべて鼻とつながっており、かぜや花粉、アレルギー性鼻炎による鼻水、虫歯 ..

小児の場合、夜間の咳き込みや眠りの浅い状態が続くと、日中の学校生活に支障を来す場合があります。また、成長ホルモンは夜間に深い睡眠時に分泌されるので、睡眠不足になると身体発達にも影響を与えると言われています。ただし、お子さんは鼻汁が多い傾向にあり、特に3歳未満のお子さんは季節を問わず、鼻汁、鼻閉が多く見られますので、お母さん、お父さんには、『夜間の鼻呼吸が苦しいようなら、間隔を詰めて受診をお願いします。』とお話することが多いです。

クラリスロマイシン『クラリシッド』、アジスロマイシン『ジスロマック』があります。 ..

一方で、高齢者の後鼻漏は、誤嚥性肺炎の危険性があり、更に深刻と思われます。肺炎で入院された60歳以上の患者を対象にした所、夜間の睡眠中に唾液の気管内への流れ込みがあった患者は7割以上に上ったという報告もあります。原因として高齢になると、食べ物を嚥下する反射(嚥下反射)や食べ物が気管内に入り込むのを防ぐ(むせ)反射(咳反射)が弱まり、食べ物や細菌を含む唾液などの分泌物が誤って気管に入ってしまう(誤嚥)が多くなります。

急性副鼻腔炎|南馬込おかばやし耳鼻咽喉科 西馬込 耳鼻科 大田区

抗生剤は第一選択はペニシリン系(アモキシシリン)になります。

重症度は年齢(2歳以下は重症度が高くなります)症状(耳痛 、発熱、機嫌)鼓膜所見(膿のたまり具合、耳だれ)によって判断されます。

抗生剤の投与期間の目安は、重症度にもよりますが、2歳以下では免疫的に未熟なため、反復化、遷延化しやすく、7~10日間の投与が推奨されます。

病院報 Vol.17(小児外来で使用している抗生物質について(後編))

慢性副鼻腔炎の成因や病態は、様々で慢性副鼻腔炎といっても患者様によってその成因や病態は異なります。
大きく分けて好酸球性副鼻腔炎と非好酸球性副鼻腔炎に分類され、それぞれの中にもいくつかの種類があります。
病状や鼻腔所見、画像所見などから個々の患者様の副鼻腔炎のタイプを判断し、それに合わせた治療がとても効果的です。

ちくのう症・鼻茸|長久手市池田のかおる耳鼻咽喉科・アレルギー科

風邪のウイルス感染のあとに続く細菌感染が原因のことがほとんどです。元々アレルギー性鼻炎をお持ちの方が風邪をひくと急性副鼻腔炎までなってしまうことがしばしばあります。
普段はほとんど症状がないアレルギー性鼻炎の方もたくさんいらっしゃいます。 ですので、急性副鼻腔炎になって初めて、アレルギー性鼻炎があることに気付かれる方も多いです。

当院ではクラリスロマイシン(商品名はクラリシッドやクラリス)やLカルボ ..

急性副鼻腔炎が長引いて治らない場合慢性副鼻腔炎になります。
一般的には3ヶ月以上続いた場合は慢性と判断されます。慢性副鼻腔炎の場合は急性副鼻腔炎ほど黄色い鼻水や青い鼻水の頻度は少なく、白く混濁した粘調度の高い鼻水を認めることが多いです。
ただし急性副鼻腔炎が片側であったり一部の副鼻腔病変が多いのに対し、慢性化すると両側で多くの副鼻腔が罹患します。
また、慢性であっても感冒などで急性増悪時には黄色い鼻水も認められます。

クラリスロマイシン錠200mg「NPI」[ヘリコバクター・ピロリ感染症]日本薬品工業 ..

1. 鼻水
2. 鼻づまり
3. 頭痛、顔面痛
4. ほおの圧迫感や違和感
5. 鼻の中に悪臭を感じる
6. 匂いがわかりずらい(嗅覚低下)
7. 鼻水がのどに落ちる(後鼻漏)
8. 鼻水がのどに落ちる事による痰や咳(本当は7があるのにそれを自覚されずに、痰や咳だけ感じている方もたくさんいらっしゃいます)