Cobra LTDx Max Driver(Foto: Cobra)
【堀口のLTDx MAXの試打結果】
HS45m/s キャリー243Y トータル265Y 打ち出し角11.4度 ボール初速65.1m/s スピン量2504rpm
Cobra LTDx Max Driver Damen(Foto: Cobra)
【中村のLTDx MAXの試打結果】
HS45m/s キャリー249Y トータル266Y 打ち出し角13.5度 ボール初速66.1m/s スピン量3010rpm
見た目については「LTDxに比べて投影面積が少し大きめで、つかまりが良さそう」と堀口。中村も「LTDxよりシャローに感じますね」と、モデルごとの違いを感じたようだ。では、両者の試打結果の平均値と、インプレッションを見てみよう。
Cobra LTDx Max Driver(Foto: Cobra)
実際、コブラはゴルファーの±10%を対象者としている。さらに、「LTDx LS」はソールに2つの「ウェイトポート」がある。1つはヒール、もう1つはトゥ側に。この2つのウエイト(12gと3g)は、弾道とショットを微調整する目的で交換可能だ。
この3番ウッドは、前作のコブラ「LTD」“ビッグツアーモデル”のシルエットを踏襲している。ハイロフトの「LTDx LS」の5番、7番はよりコンパクトなツアーデザインで、抜けをよくするため「バフラーレール」が搭載されている。そして、(私の造語である)「リッキーレール」といえば、コブラが他モデルの5番、7番でも採用しているものだ。
Cobra LTDx Max Driver(Foto: Cobra)
シャフトのラインアップは、純正シャフトを日本向けに2モデル用意しています。50g台のフジクラ製「SPEEDER NX for cobra」、そして60g台のグラファイトデザイン製「TOUR AD DESIGNED for cobra」の2つ。動きが大きくつかまりがよいSPEEDRERと、しっかり振っていけるTOUR ADといった違いがあります。
LTDxLS、LTDxMAXには弾道調整可能ウェイトシステムを搭載しておりウェイトの調整可能です。
Cobra LTDx Max Driver(Foto: Cobra)
もう1つのモデルが、「LTDx MAX」フェアウェイウッドだ。ドローバイアスを重視したモデルで、アドレスでは、最も多いターゲット層に向けたニュートラルウエイトの「LTDx」と見た目がほぼ同じに見える。しかし、両モデルを裏返してみると、話はまた別だ。
続いて打ったのは[「KING LTDx MAX」。ドローバイアスを謳ったモデルで、ソールのウェート位置は最後方に加えて、ヒール側にも配置されている。
Cobra LTDx, LTDx LS, LTDx Max drivers
当然、宇宙の部分については適当なことを言っているわけだが、重心のことについては正に本当のこと(のぞき窓と落書きもそれなりに)。重心について良くわからないという方のために多くの文献もあるが、簡単に言うと、コブラは「KING LTD」でスイートスポットをクラブフェースの中心に持ってくることができたということだ。
それでは詳しいデータを見ながらコブラLTDx MAXドライバーについてレビューしていきます
【オリジナルカーボン・シャフト】
・SPEEDER NX for Cobra (S)(SR)(R) 中調子
中ほどを中心にしなり、先が暴れず走り過ぎず、コンタクトしやすい50g台のシャフトです。
(S)で41〜43m/s、(SR)で39〜41m/s、(R)で37〜39m/sぐらい。
コブラ「KING LTDx MAXドライバー」(写真は10.5度)
またコブラは、女性に特化した「LTDx MAX」フェアウェイウッドもリリース。ロフト角は異なるが、形状、素材、テクノロジーはメンズの「LTDx MAX」と同じになっている。
LTDxLS、LTDx、LTDxMAXのそれぞれ特性・イメージは以下のようになります。
「LTD」のストーリーは、コブラが宇宙に行って、ソールにクラブ内部をのぞける窓のようなものがありヘッド内部に落書きが散らばっている画期的なドライバーを引っさげて帰還したというもの。このドライバーには、重心が中心軸にあるという視認できないことに注目させるという意図があった。
コブラ「KING LTDx LSドライバー」(写真は10.5度)
最後に「LTDx」フェアウェイウッドは、コブラの「MyFly8」を搭載しており、ロフト角を1.5度立たせたり寝かせることができる。
シャフトはオリジナルシャフト「SPEEDER NX for Cobra」で比較します。
「かなり下めにヒットしても右に逃げず、センターからやや右サイドの範囲に残ってくれます。『LTDx』と比べるとスピン量は増加していますが、そのぶんつかまりやすいし球も上がりやすいと言えるでしょう。右に逃げないようにオートマチックに打てるモデルですね。MAXと名の付くドローバイアスモデルは他メーカーでも登場していますが、そのなかでもかなりつかまる部類に入りそうです」(中村)
LTDx MAXはソール後方に6g、そしてヒール側に3gのウェイトが装着されています
さらに複雑に例えれば、コブラは「LTDx」シリーズがスター・ウォーズの「帝国の逆襲」となり、「キャディシャック2」にはならないことを望んでるってこと。
コブラ「LTDx」ハイブリッドの純正シャフトは「KBS PGI(50、60、70、80)」のカーボンシャフト。
このデザイン仕様を、コブラでは「Zero CGna(重心が中心軸から0mmにあること)」と呼ぶ。「Zero CGna」は「KING LTD」を特別な存在にしたもので、「LTDx」をオリジナルよりも実際に優れた希少な後継モデルにさせる理由の一つとなり得るのだ。
LTDx、LTDxMAXは3種類(9.0度,10.5度,12.0度)
まずは名前から。初代「LTD」では、ほとんどの人がこれを“LIMITED(限定版)”の略で、あまり疑問に思わなかったと思う。新世代の「LTDx」では、コブラは「LTD」を“Longest Total Distance(最長トータル飛距離)”という意味であると思って欲しいようだ。
LTDxLSは、LTDx、LTDxMAXよりも少し軽い設定になっています。
そして今回は、残りの1本となるLTDx MAXですが、同様にフェアウェイゴルフにて購入しました。これでシリーズすべてを打つことができました
以上、コブラ「KING LTDx」ドライバーをご紹介しました。
これはちょっと型にハマった言い方だが、キャリーとトータル飛距離、そして「LTDx」ドライバーシリーズの寛容性の向上によるさらなる飛距離を計算に入れれば、コブラは、このドライバーが2022年の市場にある他のドライバーよりも最も飛ぶと考えているのだ。
それでは、ここからはコブラ「LTDx」ドライバーシリーズの3モデルをチェックしていこう。
では、コブラ「LTDx」ドライバーシリーズを構成する3モデルについて説明する前に、全モデルに共通する主要テクノロジーについて紹介する。
コブラ「LTDx LS」ドライバーは、9度と10.5度がラインナップしている。
2016年に発売されたLTDの後継モデルにあたるコブラの2022年モデルドライバーのうちの1本。LTD(Longest Total Distance=最長飛距離)に究極の意味とされるx(Xtreme)が加えられたという意味です
コブラ「LTDx」ドライバーシリーズの価格は499ドル(ジュニアモデルは399ドル)。
毎年コブラの商品はマークダウンしても欲しい物が見つかるイメージでしたが、YouTubeや口コミ等で評判良いので今年は諦めてました。
先日無印を本命でショップに行って試した所低スピンすぎてドロップ気味の玉しか打てませんでした。ところがMAXを打つと球が簡単に上がるし方向性が中々良い。
1番被って見えないヘッドを買いました。
シャフトとの組み合わせもあると思いますがほぼストレートから若干のフェードで飛んでくれるドライバーを手にできました。
LTDx MAX ドライバー Speeder NX for Cobra
フェアウェイウッドの『475ステンレススチールフェースインサート』に対して、「LTDx」ハイブリッドは、鍛造の『Lカップフェース』を採用している。これは、コブラの主力ハイブリッドとしては初の試みだ。このクラブを温存するのか、あるいは頻繁に使うのか。それはあなた次第だ。
コブラ「LTDx」ドライバーに驚いた! 球が強くてミスにも強い!!
【ドライバー】300ヤード超えのビッグドライブ!? コブラの2022年ドライバー KING「LTDx」「LTDx MAX」「LTDx LS」をプロが比較試打!【計測】【試打】