コブラ2024最新作『KING TEC / TEC Xアイアン』11/9(土)発売決定!
コブラは、この新しい「KING Tec」アイアンシリーズを「『競技志向者向け“飛び系”』と『競技志向者向け“スコア改善型”』アイアンの定義を再定義する」鼻息荒く謳っている。
コブラユーティリティKING TEC NSプロ950GH neo
Cobra(コブラ)
KING TEC(キング テック) ユーティリティ
/2023年2月発売モデル
【番手/ロフト】
・4H/21°
【シャフト/価格】
・TOUR AD for Cobra (S)中調子 /¥46,200(税込)
コブラが新しい「KING TEC(キングテック)ハイブリッド」を開発したのは、まさにそのカテゴリー向けだ。プレミアムレベルの調整可能なハイブリッドは、先日紹介した新上級者向けアイアン(「KING Tour」、「KING CB」、「KING MB」)ファミリーを見事に補完し、さまざまなライや状況に対応する。
【安定感 ユーティリティ】コブラking tec UT × LIN-Q EX ..
KING TEC ユーティリティメタルは、上級者のニーズに応えるべく、先進的なテクノロジーを駆使して究極の 飛距離と操作性を実現したプレミアムユーティリティメタル。
だが、今回のコブラで注目すべきはまさにその点かもしれない。新アイアン3モデルは、2022年の「KING Tec」シリーズからアップデートされたものだ。ラインナップはスタンダードの「KING Tec」、「KING Tec-X」、そして「KING Tec」ワンレングスの改良版だが、やはり気になるのは『競技志向派向け“スコア改善型”』という新しいカテゴライズだ。
コブラ KING TECのユーティリティー 人気売れ筋ランキング
「KING TEC」ユーティリティーには、4グラムのカーボンファイバー製クラウンも付属している。軽量素材を使用することで、重量をクラブヘッドの後方に押し下げることができ、その結果「低重心」、最適な「打ち出し」に加えて若干の「やさしさ」が得られるようになる。
これが「上級者向け飛び系」アイアンの誕生だった。上級者は、「初・中級者向け」アイアンより、ヘッドがコンパクトでトップラインも薄くオフセットが小さいアイアンを好むが、鍛造キャビティバックよりも「寛容性」が大きくて、「ボール初速」を向上させるテクノロジーを搭載しているという事実は、当然ながら受け入れられた。そして、このカテゴリーが成長するにつれ、「上級者向け」から「初・中級者向け」までを幅広く網羅する「上級者向け“飛び系”」が出てくるようになった。今回のコブラの「KING Tec」は「上級者向け」で、「KING Tec-X」はヘッドが大きくて「寛容性」も高く、「中級者向け」カテゴリーに近いモデルとなっている。
【毎日発送】コブラ KING TEC Utility Irons アイアン型 ..
コブラによると、今回の「KING Tec」は “もう少し飛距離が欲しい”というハンディが0から12までのゴルファー向けにデザインされているという。
そしてコブラ「KING Tec」アイアンには、「寛容性」と「ボール初速」を向上させるために4番から7番アイアンにかけて、20gのタングステンウエイトをできる限り低い部分に配置。
KING TEC ハイブリッド ユーティリティーのオークション検索結果
コブラが新たに発売した2025年モデル「KING Tecアイアン」は、一見すると普通のアイアンリリースに思えるが、注目すべき進化がある。想定通り、飛距離アップ、より高い弾道、初速性能の向上、そして操作性の改善を実現している。
Cobra(コブラ) KING TEC HYBRID(キングテックハイブリッド) N.S
コブラの「KING Tec-X」は、2024年『競技志向者(上級者)向け“飛び系”アイアンテスト』で総合2位となった。発売から3年目、そして製品サイクル最終年のアイアンとしては悪くない結果だろう。このアイアンは、総合2位となっただけでなくテストで一番飛距離が出るアイアンにもなったのだ。
コブラ KING TEC HYBRID(2023)のスペック詳細
「KING Tec-X」は「競技志向者(上級者)向け“飛び系”」の中では「中級者向け」寄りなので、コブラが『競技志向者向け“スコア改善型”』とネーミングしたくなるのも納得できる。
【試打&評価】コブラ KING TEC ユーティリティ(2023)
コブラ KING TEC ユーティリティ(2023) は、カーボンクラウンの採用による見事な重量配分で抜群にミートしやすい。
【ギア情報・評価】KING テック ユーティリティ(コブラゴルフ)
「KING Tec-X」はスタンダードの「KING Tec」と比べてヘッドが大きく、より丸みを帯びた形状をしている。2022年モデルに比べると、トップラインが洗練され、オフセットも控えめだがオフセットがあるということは分かる。そしてコブラによると「KING Tec-X」は、ハンディ10から20を対象にしているようだ。
コブラ「キング FORGED TEC アイアン」シリーズ -「スポナビゴルフ」の動画再生ページです。
2025年のコブラ「KING Tec-X」ワンレングスアイアンは、スタンダードの「KING Tec-X」とほぼ同じだが、全く同じというわけではない。最大の相違点は4番から6番アイアンで、ソールが幅広になっておりさらなる低重心を実現している。また、オフセットも大きくなっている他、番手間の飛距離を均一にするためロフトもウィークな設定になっている。
コブラ『KING FORGED TEC』アイアン トラックマン試打
なおコブラ「KING Tec-X」ワンレングスアイアンも他のラインナップと同様、5番からGWまでの7本セットで1,299ドル。純正シャフトはKBS「Tour Lite」、グリップはラムキン「Crossline」が装着されている。またレフティモデルはカスタムオーダーとなっている。
2023年モデル コブラ KING TEC HYBRID 2番ユーティリティ クラブ
コブラ「KING Tec」シリーズの全モデルは、この5段階の鍛造工程の「1025カーボンスチール」鍛造ボディが特徴。また、極薄で柔軟性のあるフェースも鍛造で、ゴルフクラブによく採用されているマレージング鋼が使われている。
コブラ キング FORGED TEC アイアン2機種を比較試打
それぞれのコブラ「KING Tec」アイアンには、ホーゼルに「Forged」という刻印がある。「アイアンのボディだけが従来の鍛造な場合、『Forged』と呼ぶのは腹黒いのだろうか?」といえば、それはみなさんの胸先三寸次第。各メーカーはこの質問を回避するためにフェースも「フォージド」と呼ぶことにしているのだ。