体質や持病の種類・程度によっては、フォシーガが服用できないケースがあります。


SGLT2阻害薬の副次的な作用のひとつに体重減少がある。各薬剤の長期投与試験における投与52週後の平均体重減少量は表のとおり。


[PDF] 糖尿病治療薬の比較・切り替えについて 注射薬(付表 ..

さまざまな適応が広がっているSGLT2阻害薬の中で、 1型糖尿病、2型糖尿病、慢性心不全、慢性腎臓病の全てに適応があるものは?

厚生労働省は23日、新薬14成分22品目を薬価収載した。収載された新薬は下掲の通り。
このうち「デベルザ錠」「アプルウェイ錠」「フォシーガ錠」「ルセフィ錠」の3成分4製品は2型糖尿病治療に用いるSGLT2阻害薬。4月に収載された「スーグラ錠」(アステラス製薬)と合わせて、SGLT2阻害薬は5製品となった。
「アテディオ配合錠」(バルサルタンとシルニジピンの配合薬)と「ザクラス配合錠」(アジルサルタンとアムロジピンベシル酸塩の配合薬)は、既収載品医薬品の配合薬のため、新薬に適用される14日処方制限ルールの対象外となった。

糖尿病の薬なのに腎臓を守る?SGLT2阻害薬の腎保護作用について

今回は通院患者さんの背景疾患として増えてきました糖尿病のお薬の中で、特に心臓・腎臓の両者を守る効果も兼ね備えたSGLT2阻害薬についてのお話をしたいと思います。

DPP4阻害薬に続く、大型糖尿病治療薬SGLT2阻害薬ですが、今回も大手製薬メーカーによる大激戦となりそうです。

スーグラ、フォシーガ、ルセフィ、デベルザ、アプルウェイ、カナグル、ジャディアンス

メディカルダイエット(医療ダイエット)で使用されるケースもある「SGLT2阻害薬」。もともとは糖尿病治療に利用される薬ですが、痩身効果も期待できます。

腎臓で糖を再吸収するたんぱく質(SGLT2)を阻害し、糖を尿中へ排泄するお薬です。
糖尿病治療薬として保険適応があります。
薬の作用によって、1日あたり約400キロカロリーのブドウ糖が尿中へ排出されるため、ダイエット効果が期待できます。
商品名としてカナグル、スーグラ、フォシーガ、ジャディアンス、デベルザ、ルセフィ等があります。

SGLT2阻害薬「フォシーガ」「アプルウェイ/デベルザ」など承認取得

2014年に今までの血糖降下薬とは全く作用機序が異なるお薬が発売されました。
それが「SGLT2阻害薬」です。
日本では、アステラス製薬の「スーグラ」というお薬が一番最初に発売されました。
その後複数の製薬メーカーから続々と同系統のお薬が発売されて、今では6成分、7種類のお薬が発売されています。
当院では、スーグラ(アステラス)、フォシーガ(アストラゼネカ/小野薬品)、デベルザ(興和)、ジャディアンス(日本ベーリンガーインゲルハイム/日本イーライリリー)の4種類を採用しています。

デベルザ(一般名:トホグリフロジン水和物)は、腎臓の糸球体でろ過されるグルコース(糖)の再吸収を担うナトリウム・グルコース共輸送体-2(sodium glucose co-transporter 2:SGLT2)を選択的に阻害する薬剤です。SGLT2が阻害されると尿中への糖の排泄が促進されるため、結果として血糖が低下します。
「デベルザ(DEBERZA)」という名称は、ポルトガル語で「美」を意味する「de beleza」に由来します。これは、「過剰な糖を体外に排泄することで糖毒性を解除し、その結果としてエネルギー代謝全般を改善し、内面から身体本来の「Inner beauty」を取り戻すことを期待できる薬剤である」、との意味が込められているそうです。


A スーグラ · B ルセフィ · C フォシーガ · D デベルザ · E カナグル · F ジャディアンス.


SGLT2阻害薬は、日本では2014年から使われている比較的新しい薬です。

尿中に糖分(グルコース)が漏れる事により、血糖降下作用を発現します。

血糖の改善だけでなく、体重減少、血圧低下、糖尿病性腎症の保護作用、心血管疾患・心不全リスクの低減作用など、さまざまな多面的効果が報告されています。

副作用としては、性器感染・尿路感染が多く、女性では特に注意が必要です。

肥満を伴う糖尿病患者や心血管疾患・糖尿病性腎症をもつ糖尿病患者さんが良い適応です。




フォシーガ®、ジャディアンス®、スーグラ®、ルセフィ®、デベルザ®、カナグル®など

糖尿病とは血糖値(血液中のブドウ糖)が慢性的に高くなる病気です。血糖値が下がるといけないので、人間にはもともと血糖値を上げる仕組みが備わっているのです。食料に困った時代はそれでよかったのですが飽食の時代になり今度は血糖値が上がりすぎて困っているのが糖尿病です。
糖尿病ではインスリンの分泌量が減少したり、インスリンの働きが弱くなったりするため、血糖値が高い状態が続きます。この状態が長期間に及ぶと全身の血管に障害が起こるようになり腎臓、目、心臓などに病気をもたらします。
血糖値を下げるために工夫された様々な薬が開発されてきました。しかし血糖値を下げるだけが目標ではなく、糖尿病の合併症である心血管合併症や心不全発症を低下させることが本来の目標です。

【SGLT2阻害薬】スーグラ、フォシーガ、ルセフィ、アプルウェイ、デベルザ、カナグル、ジャディアンス 10分で解説糖尿病治療薬.

伊藤教授は「SGLT2阻害薬には、塩分の吸収を抑える作用もあります。ですから、この薬剤を服用することは、血糖低下や体重減少の効果だけでなく、塩分の過剰摂取が一因である心不全の予防にもつながるのです」と言う。

[PDF] SGLT2 阻害薬服用患者の併用薬による 肝機能に及ぼす ..

SGLT2阻害薬は、読んで字の如くSGLT2を阻害(ブロックする)する事で効果を示します。
SGLTとは、sodium glucose transporterの略で、「ナトリウム・グルコース共役輸送体」と呼ばれるタンパク質の一種の事です。
腎臓という臓器は、体内の不要なものや水分を体外に排出するための臓器で、食事によって体内に取り込まれたブドウ糖は、一度腎臓の糸球体でろ過されます。
しかしブドウ糖は身体にとって必要なものなので、その後全てが再吸収され体内に戻されます。
その再吸収に関わっているのがSGLTです。
腎臓のSGLTには、1と2の2種類が存在します。
再吸収されるブドウ糖のうち、90%はSGLT2の働きによるもので、残りの10%はSGLT1の働きによるものと言われています。
SGLT2阻害薬は、再吸収の大部分に関係しているSGLT2を阻害する事で本来再吸収されるべきブドウ糖を尿と共に体外へ排出し血糖値を下げてくれます。
だいたい1日に60~100g程度のブドウ糖が体外に排出されると言われています。
ちなみに、排出されるブドウ糖のカロリーは、だいたいショートケーキ1個分くらいです。

デベルザ/アプルウェイ: ; ジャディアンス:9.88h ; カナグル:10.2h ; ルセフィ:11.2h ; フォシーガ:12.1h

超高齢社会を迎えるにあたり、現在、慢性腎臓病と心不全が重大な病気になることが指摘されている。慢性腎臓病は20歳以上の8人に1人が該当すると推計され、新たな国民病と問題視されている。この心不全の治療薬としてSGLT2阻害薬が急浮上し、2020年11月、厚生労働省が健康保険での適応を承認した。

フォシーガ、ルセフィ、デベルザ、カナグル、 などがそれに当たります ..

SGLT2阻害薬は、糖尿病治療において重要な役割を果たす薬剤であり、体重減少にも効果があることが広く認識されています。
ここでは、SGLT2阻害薬の主な種類と、GLP-1受容体作動薬との比較や併用による効果について詳しく解説します。

【SGLT2阻害薬】スーグラ、フォシーガ、ルセフィ、アプルウェイ、デベルザ、カナグル、ジャディアンス 10分で解説糖尿病治療薬

2.発表のポイント
◆SGLT2阻害薬(注1)は、近年の研究から腎保護効果を有することが示されていますが、薬剤間で腎保護作用を比較した研究は少
なく、効果の差の有無は明らかではありません。
◆本研究では日本人のリアルワールドデータ(注2)分析を行い、糖尿病に対して処方されたSGLT2阻害薬間で、腎機能の経時的な
変化量に有意差がないことを新たに報告しました。
◆その結果、SGLT2阻害薬の腎保護作用はクラスエフェクト(注3)であることが示唆されました。

トホグリフロジン製剤(商品名:アプルウェイ®︎、デベルザ®︎); ダパグリフロジン製剤(商品名:フォシーガ®︎) ..

SGLT2阻害薬は、腎臓でのブドウ糖の再吸収を阻害し、尿中に糖を排出することで血糖値を低下させる薬剤です。この作用により、体内のエネルギー消費が増え、体重減少効果も期待できます。また、糖尿病のない肥満者にも安全かつ効果的に利用できることが示されています。

SGLT2阻害薬「フォシーガ」 体重減少の効果は、リベルサスについで2番目に強いです。 体重減少の他に、血圧や脂質を下げる効果もあります。

一方、SGLT2阻害薬は腎臓に作用して、尿から糖(尿糖)の排出をうながす。体内に余っている糖を尿中にどんどん出して、血糖値を下げるわけだ。インスリンを介さないから膵臓の酷使が避けられるし、効きすぎることによる低血糖の心配も少ない。顕著な体重減少・血圧低下・脂質改善などにも効果がある。

[PDF] 世間を騒がせている 糖尿病の新薬ってどんなお薬なの?

フォシーガ®、ジャディアンス®、スーグラ®、ルセフィ®、デベルザ®、カナグル®など

欧米ではこの薬剤が広く使用され、良い結果を挙げているそうですが、そ

SGLT2阻害薬は尿中への糖の排泄量を増やすという新しい機序の治療薬であり、しばらく停滞気味であった糖尿病治療の光明となっており、さまざまな薬剤が上市されています。特に体重を減らす効果あると言われていることから、ダイエット薬としても注目されているようです。なかには個人輸入をして内服する方もいるようです。

もそも欧米人の糖尿病患者さんと日本人の糖尿病患者さんでは体格に大

尿の中に糖を出して血糖を下げます。比較的新しい薬で、心血管疾患を抑えることができるという研究結果もあり、近年はSGLT2阻害薬が処方される割合が増えています。糖尿病だけでなく心不全の患者さんにも使えるようになりました。ただし、高齢者、腎臓機能の低下がある方、利尿剤を使用している方は、脱水や血栓・塞栓症などに注意が必要です。主な副作用として低血糖、尿路・性器感染、脱水、頻尿、皮膚症状などがあります。