注腸:デキサメタゾンとして1回0.33〜5.0mg。 15).


16)Storti S, et al. Rituximab plus bendamustine as front-line treatment in frail elderly(>70 years)patients with diffuse large B-cell non-Hodgkin lymphoma: a phase II multicenter study of the Fondazione Italiana Linfomi. Haematologica. 2018; 103(8): 1345-50.


私たちは抗炎症作用を持つデキサメサゾンを髄腔内に投与して脳内の炎症を直接的に抑制することが、FIRESの新たな治療戦略になると考えました.

4) Jabbour E, et al. Chemoimmunotherapy with inotuzumab ozogamicin combined with mini-hyper-CVD, with or without blinatumomab, is highly effective in patients with Philadelphia chromosome-negative acute lymphoblastic leukemia in first salvage. Cancer. 2018; 124(20): 4044-55.

髄外単独再発例においても,MRD レベルでは高率にALL 細胞が骨髄中に検出され,骨髄再発例と同様に十分な全身化学療法を行うことが必要である。CNS 単独再発では全身化学療法に加え,髄注によるCNS 治療を行い,通常は維持療法の開始前にCNS 放射線照射を行う。頭蓋単独照射と頭蓋脊髄照射の優劣を比較した試験は存在しないが,米国POG(Pediatric Oncology Group)では第一寛解期間が18 カ月以上のCNS 単独再発例に対し,全身化学療法,髄注と18 Gy の頭蓋単独照射を行い,70%以上のDFS が得られたと報告している。

基本的には,抗菌薬の投与の 10〜20 分前に,デキサメタゾンを 0.15mg/kg・6 ..

Schrappe らは,寛解導入不能1,041 例(対象症例44,017 例の2.4%)を解析した。移植の有無で10 年生存率(10 年EFS)に有意差はなかった。T 細胞性ALL 241 例では,化学療法群の10 年EFS は26±4%であるのに対し,HLA 一致同胞からの移植群は40±9% , その他の移植群は45±8%と,有意差はなかった(p=0.06)ものの,SCT 群の生存率が良好な傾向にあった。しかし,後方視的解析ではあるが,6 歳未満のMLL 陰性B 前駆細胞型ALL では,化学療法がHLA 一致血縁者間SCT を含むSCT の成績を上回ると報告されている。

寛解導入療法後の微小残存病変(minimal residual disease:MRD)レベルは予後に相関し,BFM グループはIR 群において,寛解導入療法後のMRD を指標に造血細胞移植(stem cell transplantation:SCT)の適応を決定し,MRD が十分に低下した群ではSCT を行わず,化学療法の継続により70%のDFS が得られたと報告している(MRD 測定は現時点で保険適用がない。結果の解釈等については 参照)。寛解導入療法への反応が良好であり化学療法を継続する場合は,初発ALL と同様に多剤を用いた強化療法を行い,髄注や放射線照射を含めたCNS 予防治療,さらに維持療法を行う。

注 意:試験実施当時の商品名と販売会社名を表記しており、現在の ..

小児ALL におけるMRD の強力な予後予測における特性は,初発例, ,再発例, ,造血細胞移植症例, の各分野で示されているが,その測定ポイントとカットオフレベルは一定ではなく,PCR-MRD においては主に初発例のday 33 とday 78 における10−3 レベルが, ,再発例では再寛解導入療法後の10−4 レベルが治療強化のための層別化に利用されている。さらに,より治療を強化する目的としてday 29 における10−4レベルで層別化を行った治療研究の報告もみられ,治療プロトコールによってもそのカットオフレベルは異なる。一方,FCM-MRD ではday 15 やday 8(末梢血)といった,より早期の測定ポイントでの測定の有用性が報告され,その他にもT-ALL ,乳児白血病,Ph 染色体陽性ALL といった,様々なALL のサブタイプにおいても,MRD の予後因子としての重要性が明らかにされている。いずれの手法も,未だ研究室レベルで行われる方法であり,熟練した技術と標準化された測定・評価方法が必要となるため,臨床研究においては中央検査として扱われるべきである。またPCR-MRD は保険適用はないが先進医療として認可されており,中央診断施設との契約に基づいて施行されるが,10〜20%の割合で有効なプライマー設計ができず測定不能となる症例が存在することには注意が必要である。

第一再発ALL 中間リスク群( のIR 群)ではデキサメタゾンもしくはプレドニゾロンと,ビンクリスチン,L-アスパラギナーゼの3 剤に,アントラサイクリンやMTX などを加えた,初発ALL 治療に対する寛解導入療法に準じた治療を行い,90%以上の第二寛解到達率が期待される。ドイツを中心としたBFM グループはMTX とシタラビンの全身投与および髄注を加えた短期間のブロック型治療による寛解導入療法を採用している, , 。イギリスを中心としたグループは寛解導入療法に加えるアントラサイクリンについて,イダルビシンとミトキサントロンの比較によるランダム化比較試験を行い,ミトキサントロンを用いた群が,無病生存率(disease free survival:DFS)が高かったと報告している。

健康成人男子 10 名に、デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム(デキサメタゾンとして 20mg).

5) Peyrade F, et al. Attenuated immunochemotherapy regimen(R-miniCHOP)in elderly patients older than 80 years with diffuse large B-cell lymphoma: a multicentre, single-arm, phase 2 trial. Lancet Oncol. 2011; 12(5): 460-8.

8) Shimada K, et al. Rituximab, cyclophosphamide, doxorubicin, vincristine, and prednisolone combined with high-dose methotrexate plus intrathecal chemotherapy for newly diagnosed intravascular large B-cell lymphoma(PRIMEUR-IVL): a multicentre, single-arm, phase 2 trial. Lancet Oncol. 2020; 21(4): 593-602.


デキサメタゾンによる前治療の実施を検討し、また、前投与を実施してください ..

1) Park S, et al. Multicenter Phase 2 Study of Reduced-Dose CHOP Chemotherapy Combined With Rituximab for Elderly Patients With Diffuse Large B-Cell Lymphoma. Clin Lymphoma Myeloma Leuk. 2019; 19(3): 149-56.

プレドニゾロン(またはデキサメタゾン)・ビンクリスチン・L ..

形態診断では,May-Giemsa 染色ないしはWright-Giemsa 染色,さらにペルオキシダーゼ染色,エステラーゼ染色などの特殊染色による骨髄塗抹標本の観察からFAB 分類にもとづいた診断を行う。ペルオキシダーゼ染色陽性またはアウエル小体を認める場合はAML 自体の診断は比較的容易であるが,ペルオキシダーゼ染色陰性の場合は急性リンパ性白血病(acute lymphoblastic leukemia:ALL)などとの鑑別が難しいこともあり,この場合は,細胞表面マーカーの結果を参考にして診断する。また,急性前骨髄球性白血病(acute promyelocytic leukemia:APL)は他のAML と治療方針が異なるため,細胞質内の豊富なアズール顆粒,アウエル小体,ファゴット形成,腎臓型の核形態や核分葉に注意して観察する。血液凝固異常などの臨床検査所見,HLA-DR 陰性,CD34 陰性,CD15 陰性などの細胞表面マーカー発現パターンが他のAML と異なっていることも参考になる。PML-RARA キメラ遺伝子検査も結果が早く得られるため有用である。

MTX + Ara-C + PSL 髄注 [APL204 地固め]

近年,多くの後方視的研究で治療方法の選択が重要な予後因子となることが指摘され,Ph 染色体陰性のAYA 世代ALL は,小児ALL の高リスク群の治療戦略に準じて治療することが推奨されてきた。Stock らは16〜20 歳の未治療ALL 患者での小児レジメン(Children’s Cancer Group:CCG)の成績と成人レジメン(Cancer and Leukemia Group B:CALGB)の成績を後方視的に比較し,7 年無イベント生存率(eventfree survival:EFS)はそれぞれ63%,34%と小児レジメンの治療成績が有意に良好であると報告した。

メトトレキサート髄注、ステロイド(特にデキサメタゾン)、レナリドミド

4) Abramson JS, et al. Lisocabtagene maraleucel for patients with relapsed or refractory large B-cell lymphomas(TRANSCEND NHL 001): a multicentre seamless design study. Lancet. 2020; 396(10254): 839-52.

療(以下,CNS 予防治療)としてメトトレキサートの髄腔内投与(髄注)が必須であ

MLL 遺伝子再構成陰性群の乳児ALL に対しては,本邦のMLL96/98 研究では,寛解導入療法(PSL とデキサメタゾン,ビンクリスチン,シクロホスファミド,ドキソルビシン,L-アスパラギナーゼ,シタラビン,エトポシド),強化療法(大量メトトレキサート療法,PSL,シクロホスファミド,L-アスパラギナーゼ,ビンクリスチン,ダウノルビシン,シタラビン,メルカプトプリン),再寛解導入療法(寛解導入療法と同じ),維持療法(メルカプトプリン,メトトレキサート,エトポシド,シタラビン,PSL,ビンクリスチン),および21 回の髄注からなり,5 年EFS が95%であった。

メソトレキセート 12mg/body + 注射用水( )mL 髄注

染色体核型,遺伝子異常の結果が判明した時点で,WHO 分類に基づいた病型分類を行う。t(8;21)(q22;q22)/RUNX1-RUNX1T1, inv(16)(p13.1q22) or t(16;16)(p13.1;q22)/CEFB-MYH11 が予後良好核型,Monosomy 7, 5q-, t(16;21)(p11;q22)/FUS-ERG,t(9;22)(q34;q11.2)/BCR-ABL, FLT3-ITD が小児 AML の予後不良の核型ないしは遺伝子異常であるが ,治療層別化に関わるものについては診断を慎重に行う必要がある。染色体とキメラ遺伝子の結果が合致しない場合はFISH 法(fluorescence in situ hybridization)による検査が勧められる。染色体検査の残検体はカルノア固定を行い保存する。

② グラニセトロン注 3mg 1 筒 + デキサメタゾン注 6.6mg (2mL) + 生食 100mL.

MLL 遺伝子再構成陽性群の乳児ALL に対して,本邦のMLL96/98 研究では第一寛解期で同種SCT を実施する戦略を検証したが,SCT に至る前に再発する例が多く,5 年EFS 38%の治療成績であった。移植前の早期再発を防ぐ目的で,JPLSG MLL03 試験では寛解導入療法後早期に同種SCT を実施する戦略について検証したが,4 年EFS は43%にとどまった。日本造血細胞移植学会のTRUMP データベースを利用した解析では,前処置における全身放射線照射(total body irradiation:TBI)の有無やドナーソースによる治療成績の差は認めていない。一方で,MLL 96/98 研究の移植後生存例において成長障害を半数以上に認めるなど,晩期合併症の問題が明らかになりつつある。欧州を中心としたInterfant-99 研究では,ALL 型化学療法にシタラビンを中心としたAML 型化学療法を組み合わせた治療を行い,MLL 遺伝子再構成陽性群の4 年EFS は36%であった。しかし,同種SCT の有用性が示されたのは診断時6 カ月未満の患者のうちプレドニゾロン(PSL)反応性不良または診断時白血球数が30 万/μL 以上の場合のみで,逆にこれらの予後不良因子を有しない場合には同種SCT の有用性は示されなかった。

地固め4コース目も同様、デキサートはデキサメタゾンリン酸エステルとして4mg.

一方,MLL 遺伝子再構成陰性群は乳児ALL の約20%を占め,ほとんどがCD10 陽性のB-precursor ALL である。小児ALL に準じた多剤併用化学療法により,長期無イベント生存率(event free survival:EFS)74%〜95%の治療成績が得られている, 。

これらの結果より,精巣原発のDLBCLに対しては予防的髄注と放射線照射の併用が推奨される。 ..

LBLã«å¯¾ã™ã‚‹åŒ–å­¦ç™‚æ³•ã¯ãƒªãƒ³ãƒ‘è «ãƒ¬ã‚¸ãƒ¡ãƒ³ã‚ˆã‚Šã‚‚ALLレジメンの有用性が示されている。ALLレジメンではhyper-CVAD/MA交替療法(CPA,VCR,DXR,DEX,大量MTX,大量AraC)1),ドイツのBerlin-Frankfurt-Munster(BFM)レジメンいずれも有用性が示されている2)。また,18~59歳の成人LBLã«å¯¾ã™ã‚‹å°å ALLレジメンは3å¹´DFS,OSがそれぞれ72.4ï¼ ï¼Œ69.2ï¼ ã¨è‰¯å¥½ãªæˆç¸¾ãŒç¤ºã•ã‚ŒãŸ3ï¼‰ã€‚æœ¬ãƒ—ãƒ­ãƒˆã‚³ãƒ¼ãƒ«ã§ã¯ä¸­æž¢ç¥žçµŒç §å°„ï¼Œ2年間の維持療法が含まれ,多変量解析において年齢(45歳以上 vs. 45æ­³æœªæº€ï¼‰ã¯æœ‰æ„ãªãƒªã‚¹ã‚¯å› å­ã¨ã¯ãªã‚‰ãªã‹ã£ãŸã€‚ç¾æ™‚ç‚¹ã§ï¼Œhyper-CVAD/MA交替療法,BFMï¼Œå°å ALLレジメンの有用性を直接比較するデータは存在していない。

ステロイド プリフェイス中に MTX 髄注を行う。キメラ遺伝子による BCR-ABL の有無で、治療

乳児ALL では約80%で染色体11q23 領域の転座に伴うMLL 遺伝子再構成を認め,その多くがCD10 陰性のPro-B ALL である。小児ALL における最も予後不良な病型の一つであり,寛解導入療法後早期(4〜5 カ月)の再発が多く,本邦では強力な多剤併用化学療法後の第一寛解期に同種造血細胞移植(stem cell transplantation:SCT)が行われてきた。しかし,欧米を中心に乳児ALL に対する同種SCT の役割については否定的な報告が相次いでおり,晩期合併症のリスクも相まって,同種SCT の適応は限定される方向にある。

*4 エトポシドは奇数週、デキサメタゾンは偶数週とし、エトポシドとデキサメタゾンを交互に投与する。 ..

AML の標準的寛解導入療法は,1970 年代に成人AML において確立した“3+7”,すなわち,3 日間のダウノルビシン45 mg/m2 と7 日間のシタラビン(100〜200 mg/m2持続静注または2 分割静注)を組み合わせた治療法であり,小児AML もこれにならっている。その後,チオグアニンやエトポシドなどの第三の薬剤併用の意義,イダルビシンやミトキサントロンなど異なるアントラサイクリンとの比較,大量シタラビン療法の意義などが,小児および成人AML を対象とした様々な臨床試験において検証されたが,いずれもその意義を証明するに至っていない。成人AML においては,高用量のダウノルビシン(90 mg/m2 を3 日間)の併用が,標準量(45 mg/m2 を3 日間)と比較して寛解導入率および生存期間の中央値の改善に寄与することが報告されている。また近年,“3+7”に抗CD33 抗体と抗腫瘍性抗生物質カリケアマイシンを結合させたゲムツズマブオゾガマイシンを併用することの意義についても検討されているが,その意義についてはいまだ確立していない。