サワシリンカプセルは脱カプセルして投与してもよいですか。 【回答】


脂溶性の内核を徐放皮膜で覆ってあるのが特徴。粉砕・分割ともに不可。細粒を使用する。


[PDF] アモキシシリン細粒20%の供給不足に伴う対応について

内核は皮膜で覆っていない徐放錠で外側が最初に効き目を示す速放層。粉砕・分割ともに不可。

マトリックスの材質がワックスと高級脂肪アルコール以外の可能性があるもの。粉砕は不可。割線がないものは分割不可。

脱カプセルし多めの水で通常の簡易懸濁の条件で懸濁すれば、8Frのチューブ通過 ..

糖衣錠においては粉砕可能であるとなっていてもローカルルールで不可とされるケースもあるとか。

素早く効く速溶顆粒と遅く効く徐放顆粒が格納されているカプセル剤。脱カプセルはものにより可能だが、その後の粉砕は不可。

【薬剤】 サワシリンカプセル 【副作用名】急性汎発性発疹性膿疱症 ..

スパンスルを打錠したもの。粉砕は不可。分割は割線があれば可能。ないものはしないのが無難。

粉砕できる(or粉砕不可でも条件付きで可能な)薬剤は割線や割線模様がなくても半錠にすることができ、半錠の自家製剤加算を算定しても構わないと考えている。(後発医薬品の含量変更も含む)

形が存在するにもかかわらず、錠剤を粉砕しているケースやカプセル剤を脱カプセルしているケー.

は長期内服抗菌薬治療戦略の対象となる感染症と抗菌薬の投与方法を確認しました。点滴治療のように確実性が高いベストな治療ではありませんが,高齢者では内服抗菌薬による治療戦略のメリットを感じます。NEJM誌に「安定した感染性心内膜炎で10日以上の点滴治療から内服スイッチする治療の非劣性RCT」が報告されました。高齢者診療ではやむを得ずと,自分もすでに実践しており,同様に良好な印象です。ただし,前回紹介した抗菌薬の中でこの論文で使われているのはアモキシシリンですが,その投与量は4 g/日と倍量です。高齢者では腎機能が落ちていることが多く,2 g/日の使用で正常腎機能時の4 g/日相当の効果を示す場合がありますが,注意が必要です。

今回は「早期内服,早期帰宅治療」,「長期内服,長期在宅治療」をするために重要な知識,「簡易懸濁法による内服治療戦略」を考えます。