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イソトレチノインは皮脂腺を縮小させるはたらきがあります。
ニキビの原因とされる皮脂分泌を抑制することにより、アクネ菌などを減少させ、炎症の進行を防ぎます。
この記事では、ハイドロキノンやトレチノインの併用について解説します。
濃密なピュアレチノールを配合しているため、肌が敏感になっている時には、赤みや皮むけなどの反応が生じる場合がございます。そのため、敏感肌の方にはおすすめしておりません。
ニキビができやすいオイリー肌の人はグリコール酸を使ったスキンケアが効果的。グリコール酸が皮膚細胞の結びつきを壊すからだ。「角質をケアし、なめらかでムラのない肌にします。また、オイリー肌向きの他の活性成分より保湿効果があるので、乾燥や炎症を緩和します」とハートマン医師。
これまで、レチノール反応がしんどくてビタミンA配合の製品を使えなかった人も、
トレチノインは、皮膚科では古くから、シワ、ニキビ、シミ、毛穴の治療薬として用いられています。
「メラニン色素を合成する酵素(チロシナーゼ)の働きを阻害する作用」、「メラニン色素そのものを還元し淡色化する作用」、「メラノサイト(メラニンを産生する細胞)の機能を低下させる作用」があり、これからできるシミを予防し、すでにできてしまったシミや肝斑、色素沈着を改善します。
※トレチノインの長期使用は皮膚がんのリスクを高める可能性もあります。
アメリカでは古くからニキビの治療薬として用いられており、皮膚の若返り薬、万能薬とも呼ばれています。しかし、日本では治療薬としてまだ正式に認可されてはいません。
しみの原因であるメラニン色素を作らせなくする漂白剤です。しみの治療としては、トレチノインでメラニン色素を外に押し出し、ハイドロキノンで新しいメラニン色素をつくるのを防ぐのが効果的です。ハイドロキノン単独でなく、トレチノインとの併用をお奨めします。市販されている、いわゆる美白化粧品は、このハイドロキノンに比べて成分の作用が非常に弱いものです。
. 以下は基本的な使い方です。症状などにより適宜変更されます。
レチノイン酸クリームを若返り目的で使用する際は、1日1回、クリームを顔全体に広く伸ばして塗布してください。顔全体に使用することでピーリング効果が期待でき、くすみが取り除かれます。継続して使用することでしわやニキビの改善にも効果的です。
1日2回、朝夜の洗顔後、化粧水・乳液等でお肌を整えた後、お手入れの一番最後にトレチノインを使用します。使用の際は、顔全体には塗らず、シミ・シワ・毛穴など気になる部分に少量を塗ります。
その後お化粧をする場合は、日焼け止めを塗った後にご使用ください。
ハイドロキノンと併用する場合は、トレチノインを先に塗ります。ターンオーバーを促進するトレチノインを先に塗ることで、ハイドロキノンがより浸透し、併用の効果が高まるとされています。また、トレチノインはより広範囲に塗ることがあるためです。トレチノインの刺激が強い場合は、逆の順番で塗り、トレチノインを塗り広げないようにします。
皮膚への刺激を起こしにくいため、市販の化粧品にも多く配合されています。
レチノイン酸の効果は、主に以下のような効果が期待できます。
・美白効果
レチノイン酸には美白効果が期待できます。これは、レチノイン酸にターンオーバーを促進し、皮膚の細胞の入れ替わりを正常な状態に整える作用があるためです。
・ニキビの改善
レチノイン酸には、ニキビを改善させる効果も期待できます。ニキビはさまざまな原因によって発生しますが、シミと同様にターンオーバーの乱れによって古い角質が肌表面に残ったり、皮脂が過剰に分泌されたりしてできることがあります。
・しわやたるみの改善
レチノイン酸は、しわやたるみの改善にも効果が期待できます。肌のハリやうるおいには、真皮層の「線維芽細胞」で生成されるコラーゲンやヒアルロン酸の存在が欠かせません。線維芽細胞が正常に働き、コラーゲンやヒアルロン酸が十分に分泌されることで若々しく弾力のある肌がもたらされます。
ビタミンAに弱い私でも、全く反応なし!伸びもよく採用決定しました
ビタミンAの誘導体であるレチノイン酸には、皮膚を若返らせる効果があります。通常、30日~40日周期で表皮の細胞は生まれ変わりますが、レチノイン酸を塗ると肌の新陳代謝が活発になり、この周期が20日程度に早くなり、新しい細胞がどんどん出てきて、生まれ変わったようになります。その結果、しみやくすみなどの改善がみられ、また皮膚に張りが出てきて、しわが少なくなります。塗り始めて3日ほどすると、かさつきや赤みが出てきますが、これは薬がしっかりと作用し始めたサインです。通常は2~3週間ほどで自然とおさまっていきます。
つまり、トレチノインは、肌のターンオーバーを促進させることでシミを薄くするのです。
ビタミンAは「レチノイド」ともいい、構造の違いにより「レチノール」「レチナール」「レチノイン酸」に分類されます。実は、レチノイン酸はレチノールの形が変化したものです。レチノールが皮膚内に入ると、代謝によって形が変わっていきますが、その最終形が「レチノイン酸」です。
では逆に、イソトレチノインが飲めない方はどんな人なのでしょうか?
しかし、市販で売られているレチノール含有の化粧水等は、医療機関で処方できるトレチノインの約100分の1の生理作用しかありません。そのため、市販品は保湿クリーム+α という位置づけとなっています。
そのため、トレチノインは医療機関で処方してもらうことをおすすめします。
同じレチノイドであるレチノールとトレチノインですが、その違いは何なのでしょうか?下記の表に簡単にまとめました(肌のクリニックまとめ)。
・ハイドロキノンの外用を積極的に併用していただく方がよい時期です。
レチノール=ビタミンAです。
それの類縁化合物がレチノイドです。レチノイン酸もレチノイドです。
レチノイン酸はビタミンA誘導体で、生理活性はレチノールの50〜100倍と言われています。
つまり、レチノールよりレチノイン酸の方がとても強いわけです。
トレチノインはオールトランスレチノイン酸のことです。
(オールトランス型!化学の授業を思い出しますね〜!化学大好きでした❤)
トレチノインは、ターンオーバーを促進し、表皮に溜まったメラニンの排出を促します。
また、トレチノインを長期間外用すると表皮、真皮を厚くする作用があり、ヒアルロン酸やコラーゲン産生を促進し、真皮血管の新生により肌の若返りも果たすため、小ジワの治療にも使用されます。
ちなみにレチナルディハイドはレチノイン酸に一番近く効果が期待されますが
効果が高い分、まれに赤みや刺激感、かゆみなどの副作用が出ることがあるため、処方には医師の診察が必要になります。白斑の副作用は高濃度のハイドロキノンを使用したときに起こりやすいといわれており、5%までのハイドロキノンでは報告がありません。
トレチノインを塗布してから時間をおいて保湿剤を使用しても大丈夫です。
アクネ菌の増殖による免疫反応により、炎症が生じます。免疫反応が過剰にはたらくことでニキビの炎症がひどくなっていることがあります。
イソトレチノインは免疫反応を正常化し、ニキビを改善に導きます。
通常、トレチノインを塗り始めて2~3日後からレチノイド反応が始まります。
化粧品に配合されているレチノールはレチノイン酸の100分の1の生理活性しかありません。
シミや肝斑・シワ、毛穴汚れが気にある方は、ぜひ使用してみてください。
ハイドロキノンの主な効果は新たなメラニン色素が生成されるのを防ぐもので、今あるシミの排出を促す作用は強くありません。そのため、を併用するとより効果的です。
刺激や効果も、レチノイン酸(トレチノイン)とレチノールの間に位置しています。
ハイドロキノンとは、新たなメラニンが作られないように働くお薬です。ターンオーバーを促進するトレチノインと組み合わせてお使いいただくと、よりシミを薄くする効果が高まるため、併用されることが多い薬剤です。
当院では、ハイドロキノン・トレチノインのセット割引もご用意しております。詳しくはを参照ください。
トレチノインの作用よりは弱いものの、レチノールにもシワ改善作用があります。
イソトレチノインの服用により、ニキビやニキビ跡、毛穴の開き、毛穴の黒ずみ、赤ら顔など、幅広い肌トラブルに効果が期待できます。
パルミチン酸レチノール → レチノール → レチナール →トレチノイン(レチノイン酸)
こういった事から、市販でレチノールが含有されている商品を使用した場合、長期的に使用継続をする必要があり、効果効能も処方薬のトレチノインに比べ低いため、しっかりとした効果を出したいのであれば、医療機関でトレチノインを処方してもらうことをおすすめします。