咳を抑える薬として、メジコン、アスベリンといった咳止めのお薬を使用します。
具体的に飲み合わせに注意が必要な医薬品や、ロキソニン、アレグラなどとの飲み合わせについては以下で薬剤師が詳しく解説いたします。
二次感染による咳(+++)・痰のためクラリス、メジコン、ムコダイン
漢方薬で体調を管理したい、薬の飲み合わせについて詳しく知りたい、健康相談をしたい方はお気軽にYOJOの薬剤師にご相談くださいね。
コロナ陽性自宅療養中です。
鼻水、痰、咳がひどく、手持ちの
・アラミスト点鼻液27.5μ(点鼻1回/日)
・カルボシステイン500mg(服用3回/日)
を使用していて、市販の
・メジコンせき止め錠Pro
を買って追加したいですが、併用可能ですか?
過去の質問を拝見する限り、特にメジコンとカルボシステインの同時処方は多く、併用も可能との質問回答を多数見かけますが、
メジコンの注意書きに以下とあります。
「本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください
他の鎮咳去痰薬、かぜ薬、鎮静薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬など(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬など)」
これを見ると併用不可に思えるのですが、
併用可否とその理由を教えてください。
[PDF] 鎮咳薬 • 去痰薬 • 気管支拡張薬 • 抗ヒスタミン薬 呼吸器内科の頻用薬
(1)アトルバスタチンとクラリスロマイシンで、アトルバスタチンの血中濃度上昇の可能性があり、併用注意。
ロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム)、カロナール(アセトアミノフェン)は、歯科領域の適応を有する。
(2)アドレナリンを含有する歯科用局所麻酔薬を使用する場合、麻黄附子細辛湯とアドレナリンで、動悸等の副作用増強の可能性があり、併用注意。
これらの薬は、症状や重症度に応じて単独または組み合わせて使用します。喘息であれば、気管支拡張剤が比較的効果があるので、その反応性をみて判断していきます。抗ロイコトリエン拮抗剤(キプレス、シングレア、オノン、成分名ではモンテルカスト、プランルカスト)は使い始めて2~4週間ぐらいで効果を発揮するので、長めに内服することがオススメです。
[PDF] クラリスロマイシン錠200mg「サワイ」 を服用される患者さんへ
長引く咳で悩んでいる方は少なくありません。上記の検査や治療を組み合わせて、少しでも過ごしやすくできるように努めていきます。咳でお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。
葛根湯は、風邪の初期に効果が期待できる漢方薬で、多くの方が飲んだことのある薬かもしれません。ただし、「甘草」や「麻黄」など副作用に注意が必要な成分が含まれているため、長期間の服用は避けたほうが良いでしょう。また、他の薬と併用する場合も、飲み合わせに注意が必要です。
クラリスロマイシン錠 200mg「EMEC」、クラリスロマイシン錠 50mg 小児用「EMEC」及びクラリスロマイシン DS10% ..
気管支造影術及び気管支鏡検査時の咳嗽用法・用量
通常,成人にはデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物として1回15~30mgを1日1~4回経口投与する。
なお,年齢,症状により適宜増減する。
使用上の注意
重要な基本的注意
眠気を催すことがあるので,本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意すること。サイトより 処方薬であるメジコン1錠には、デキストロメトルファンが15mg入っていますから、成人では一回につき1錠から2錠を一日1~4回服用することになっています。 デキストロメトルファンは、非麻薬性中枢性鎮咳薬といわれ、咳中枢に働きかけることにより咳止め作用を引き起こすと考えられています。痰がらみの咳ではなく、どちらかというと空咳の時に処方されます。また去痰薬などとあわせて処方されることが多いですね。 時に眠くなってしまうときがありますから、車の運転や集中力を要する作業などをするときは服用を控えた方が良いでしょう。 さて今回紹介するのは、こちらの論文です。
「」となるでしょうか。咳が続いている子どもに対してハチミツと咳止めの薬と”何もしない”、この3つを比較してどうなるかという研究。2歳から18歳の子どもに対して寝る前に一回デキストロメトルファンを体重に応じて投与します。18歳で34mg(薬液にして10ml)投与したことになっていますから、メジコンを2錠ほど飲むことになります。この量は市販薬に含まれる量と同じ程度にあわせています。これに対して使ったのはソバのハチミツ、薬液と同じ10mL(18歳)を飲みます。無治療は無治療、経過観察です。さて観察一日目と二日目の咳などの変化はどうなったでしょうか。それを示したのがこちらのグラフです(グラフは当該文献から拝借、日本語と棒グラフの色つけは今井が変更)。青が第一日目、黄色が二日目です。左の棒グラフが咳の回数(頻度)、そして右が子どもの睡眠の質を表しています。ハチミツ、デキストロメトルファン、無治療の順に並んでいますが、”すべて改善”しています。しかも、ハチミツが一番いい結果をもたらしている感じですね。どうしたデキストロメトルファン!グラフ中央上の部分にあるPというのは、確率を表しておりP<0.001は、統計学的に意味のある変化だということを示します。そうなると、咳や睡眠の質に関してはハチミツもデキストロメトルファンも同様に効果ありと判定することが出来ます。 服薬したら副作用や飲み合わせの心配をしなきゃなりませんが、無治療ではその心配は不要です。そうなんです、服薬することによってかえって問題を大きくしてしまっている可能性があります。ただこれは、「咳の頻度」と「睡眠の質」だけを見ていますから、デキストロメトルファンがたまたま力及ばずと言う結果じゃないのと言うこともありますから、他の計測した項目も見てみましょう。※鎮咳薬と言うことを考えれば、咳の頻度が減ることもが一番の目的ですから、その役目は果たしています。もちろんハチミツも無治療も咳止めに効果あり!です。さて他の結果も見てみます。グラフのB:咳の重症度、C:子どもを煩わせる程度、E:保護者の睡眠の質、F:各種症状の重症度 しかもその全てにおいてハチミツがよい成績を残しています。となると、空咳が続いてもデキストロメトルファンには効果なく(無治療でも改善するから)、中枢性鎮咳薬というような難しい作用機序に騙されてしまって、「何だか効く薬」と思わせられている可能性がありますね。 このような小難しい作用機序が書いてあると、患者さんだけじゃなく医者も騙されてしまいます。 咳が続いても慌てて服薬せず(咳は悪いものを出す反射だとすると無理に止めないことも治療の一つ)、無治療で経過観察することで良い、心配であればハチミツを寝る前にスプーン一杯ほど飲めば良い(その後は必ず歯みがきを)ということで済みそうです。処方薬だから効果がある、立証されている、と言うことはありません。盲目的に処方する医者も、調剤する薬剤師も信じ込んでしまっている場合がありますからご注意下さい。少なくともデキストロメトルファン(メジコン)には鎮咳作用を期待しない方が良いでしょう。メルマガでは、FacebookやTwitterなどSNSには書けない内容やあんなこと、こんなことを書いていきます。これからブログからメルマガの方へ情報発信を移します。 内容は医療だけでなく、プレゼンテーション・講演の話、書籍の話などなど多岐にわたります。 ぜひ登録して下さいね。靴や靴ひもについて専門的に学びたい方のために、ゆびのばセミナー(上記の内容は応用編)を全国で開催しています。 基礎編では、ゆびのば体操や足指の変形について、応用編では靴のことや他人に施術するゆびのば体操。上級編は、姿勢や歩き方。そしてインソールセミナーはそれらの集大成。 これまでも多職種の方々が参加なさっています。 足のこと、靴のことを全く知らないという方でも大丈夫ですよ。 基礎編はDVDでゆっくりと学べます。