通常、合成メラトニンから得られるメラトニングミは、そのチュアブルな ..
他社のメラトニンを使用していますが、チョコミントフレーバーに惹かれて、こちらも試してみました。
粒は小さいし、チョコミントのフレーバーも好きでした!
他社のメラトニンは舌下錠で使用していたので、こちらのチュアブルも同じように使用しました。
他社に比べると緩やかかもしれないですね。
チュアブル自体が小さく、使用しやすいのですが、カットして使用量を調節するのは難しそうです。
とりあえず1ボトル使いきってみて、リピートを考えます。
キュートな睡眠お助けアイテムでぐっすり。(Kyoko Muramatsu)
唯、スマホやパソコンを夜見ざる得ない時には、ブルーライトカット眼鏡はメラトニンの分泌を妨げないのでお勧めではありますが…、皮膚にはブルーライトが降り注いだままなので、ちゃんとBNLSエンビオスクリーム()を塗ったり、ヘリオケア360°()を飲まないと、皺にはなっちゃうと思いますが(笑)。
愛犬の可愛い寝姿を見ていると、とても癒されますよね。うつ伏せで寝たり、お腹を出して寝たりと、寝るポーズは犬によってさまざま。ですが、犬の寝相には心理や健康状態を知るヒントが隠されているのをご存じでしょうか?本記事では、寝方から読み取れる犬の心理・性格や本能、また注意すべき体調不良のサインをご紹介します。私の愛犬はどんな気持ち?いつもの寝方で分かる性格・信頼度横向きで寝ている...
【福袋セール】【ランキング1位】 睡眠 サプリメント GABA グリシン テアニン メラトニン ..
以前より不眠がありました。
眠りが浅かったり途中で目覚めたり。
少し話は変わりますが、夏に向けてダイエットをし筋肉質になりたいと思いスポーツクラブに通い始めました。
するとスポーツクラブに行った日は更に寝れない、疲れているはずなのに運動で体が興奮しているのか…
フリーウェイトエリアにいるマッチョさんに寝れないことを相談したら教えてくれたのがメラトニン、飲んでみるとぐっすり眠れました!
目覚めスッキリですもっと早く使いたかったです、またリピートします!
高橋先生こんにちは。掲示板をいつも参考にしています。
数年前にもこの掲示板にて質問させていただき、大変参考になりました。
現在地方他院にて高度不妊治療中です。
24歳に子宮内膜症との診断をうけ、治療と放置を経て、32歳結婚。35歳でチョコレート嚢腫手術。
36歳から高度不妊治療を始め、現在39歳です。
生理周期は29日でしたが、チョコ手術後24日に変化。
今まで採卵はクロミッド+注射の低刺激で、移植はエストラーナテープ4枚とデュファストン2錠です。
良好胚を移植してきましたが妊娠に至っておりません。
子宮後壁に限局性の子宮腺筋症なのか子宮筋腫なのか不明がありますが、そのまま不妊治療をおこなってきました。
35歳時点ではAMH1.4でしたが現在AMHが0.39と更に低くなっています。
1回の採卵数が少なく、これまで採卵9回、移植8回行いましたが妊娠に至っておりません。
今後の治療について、高橋先生にご相談したいです。
質問1
下記に治療歴を記載しましたが、2023年9月【移植:8】はホルモン補充(エストラーナテープ4枚)していたのにD13にP4値が4.6出てしまいましたが、主治医は「自前のホルモンが出てしまっても移植には影響がないという考えもある」とのことで移植してみることになりました。この見解について、自分で調べてもあまり情報がありません。高橋先生の見解を聞かせていただきたいです。また、この周期の移植は、排卵日が特定できていないまま移植したのが失敗の一因ではということを自分なりに考えていますが、先生の見解はいかがでしょうか?
質問3
度々、ホルモン補充をしても自前のホルモンが出てしまい治療がキャンセルになってしまいます。このようなケースの対処法はないのでしょうか?いつもプラノバールで強制リセットしています。
質問4
インターネットで、筋腫や腺筋症の人は、偽閉経療法後に胚移植をすると妊娠の可能性があるという記事をみかけました。
卵巣機能がかなり落ちてしまっているのでもうあまり時間がないと思っていますが、生理痛も鎮痛剤でコントロールが難しいほどの痛みがありますので、一旦、子宮内膜症の治療を挟もうかとも考えていますが試す価値はありますでしょうか?
また、疾患の状態によるかもしれないですが、一般にどれくらいの期間偽閉経療法をしたらよいか、薬については、リュープリンとレルミナのどちらがよいでしょうか?低AMHのため、偽閉経療法の薬の影響で排卵・採卵ができなくなるということが起きないかも心配です。高橋先生の見解をお聞かせください。
質問5
偽閉経療法をするとなると、今のクリニックは不妊専門のため内膜症など他疾患の治療をしていないため別の病院を受診することになります。自分で「偽閉経療法→胚移植」の段取りを理解しておく必要があります。偽閉経療法の薬をやめ、生理がきてから、移植周期(ホルモン補充)に入る」という段取りでよいでしょうか?それとも、「偽閉経療法薬服中に移植周期(ホルモン補充)に入る」なのでしょうか?
たくさん質問してしまい申し訳ありません。
大変お忙しいかと思いますが、是非ご返答お願いいたします。
〈治療歴〉
2018年11月 両側チョコレート嚢腫 腹腔鏡手術(卵管は詰まり気味との診断)自然妊娠を目指すが成果なし。
2019年8月 近隣の病院にてFT手術について相談。(この時点で子宮腺筋症を指摘されず。AMH1.4)
2019年11月 遠方の病院でFT手術(このとき子宮後壁に子宮腺筋症があると指摘を受ける。)自然妊娠を目指すが成果なし。
2020年10月 夫をやっと説得し高度不妊治療開始(精子は異常無し)
2020年10月【採卵:1】クロミッド+HMG注射2回→右3個→初期胚1凍結(2個は胚盤胞にならず)
2020年10月【移植:1】ホルモン補充周期 初期胚移植→陰性
2021年1 月【採卵:2】クロミッド+HMG注射2回→右2個→初期胚G1を1凍結(もう1個は胚盤胞ならず)
2021年2月【移植:2】自然周期+小児バファリン服用 初期胚移植→陰性
2021年4月【採卵:3】クロミッド+HMG注射3回→右3個(左1は位置が悪く採卵できず)→初期胚1凍結・胚盤胞4BB凍結
2021年4月【移植:3】ホルモン補充周期 採卵3の新鮮初期胚移植+小児バファリン服用+タクロリムス服用→陰性
2021年5月 移植できず。E2高いためプラノバールで強制リセット
2021年6月【移植:4】ホルモン補充周期 採卵3の胚盤胞4BB凍結胚移植+小児バファリン服用+タクロリムス服用→早期妊娠検査薬うっすら陽性→陰性
2021年7月【移植:5】ホルモン補充周期 採卵3の初期胚移植+小児バファリン服用+タクロリムス服用→陰性
2021年8月【採卵:4】クロミッド+HMG注射3回→右1個(左1は位置が悪く採卵できず)→胚盤胞4AB凍結
2021年9月【トリオ検査】窓ずれ無し。ラクトバチルス菌99.71%。内膜炎なし。
2021年10月【採卵:5】クロミッド+HMG注射3回→右3個・左1個→胚盤胞4AB凍結
2021年12月 移植できず。E2高いためプラノバールで強制リセット
2022年1月 【移植:6】ホルモン補充周期 内膜9.1mm!+小児バファリン服用+タクロリムス服用。採卵5の胚盤胞4AB融解胚移植アシステッドハッチング5AB移植→陰性
2022年2月【移植:7】ホルモン補充周期 採卵4の胚盤胞4AB凍結アシステッドハッチング+小児バファリン服用+タクロリムス服用→陰性
2022年3月【採卵:6】保険適用前に貯卵目的で初めての高刺激毎日注射+スプレキュア→2個空砲のため採卵0個
→プラノバール服用指示
2022年4月【採卵:7】クロミッド+HMG注射3回→右2個グレード4(今までずっとグレード1か2)→胚盤胞4CB凍結1個
———家族が重病のため不妊治療できず。
2022年10月【採卵:8】2段階移植めざして採卵。クロミッド+HMG注射3回→右3個→初期胚G2凍結。胚盤胞4BA凍結
———家族が重病のため不妊治療見合わせ。
2023年9月【移植:8】ホルモン補充周期 エストラーナ4枚貼っていたのにD13でP4値が4.6でプラノバールでリセットか、微量なので移植に踏み切ってみてもよいかもと医師より提案され、D15に採卵8の初期胚G2と胚盤胞4BAを2段階移植→BT13判定日hCG1.0陰性
2023年10月【採卵:9】AMH測定 クロミッド+HMG注射2回→右1個→異常受精のため破棄
2023年11月 2段階移植を目指して再度採卵を目指す予定
メラトニンは暗くなると分泌がはじまる脳内物質(神経伝達物質)で ..
チョコレートには睡眠の質を高め、穏やかな気分で入眠をサポートする効果があります。その理由は、以下に含まれる成分によるものです。 1. テオブロミン(カカオポリフェノール) カカオポリフェノールの一種であるテオブロミンには、気分を改善し、リラックス効果をもたらす作用があります。また、抗酸化作用により酸化ストレスを低減させ、睡眠の質の維持にも役立ちます。 2. GABA GABAには不安やストレスを和らげ、体内時計や睡眠を調節する効果があります。GABAを摂取することで、入眠までの時間が短縮され、ノンレム睡眠が増加するため、より深い眠りにつけます。 3. マグネシウム マグネシウムは神経伝達物質と関わり、マグネシウム不足は睡眠障害の原因となります。マグネシウムを摂取すると、睡眠時間の延長、入眠の促進、早朝覚醒の減少など、様々な睡眠の質の改善が期待できます。 4. トリプトファン トリプトファンは、睡眠を誘導するホルモンであるメラトニンの合成に不可欠です。特に朝にトリプトファンを摂ることで、夜間のメラトニン分泌を促進し、スムーズな入眠をサポートします。 このように、チョコレートに含まれる成分の相乗効果により、気分の安定と質の高い睡眠が期待できるのです。
2012年に発表された論文では、メラトニンが長期投与でフリーラジカルによる脳障害をブロックする事は知られていましたが、2019年にAMKが単回投与ではありますが、記憶増強剤として働く事が証明されました。以下は、興味がある人だけに読んで欲しいマウスでの様々な実験結果のお話ですが、私達人間に対するAMKの記憶促進効果の検証については、まだまだ現在進行形なんです。これについてもチョコと触れておきます。
これは睡眠とセロトニンが大きく関係しているためです。 睡眠のリズムをつくるのは「セロトニン」が変形した「メラトニン」というホルモンです。
朝目覚めたばかりの時間にチョコレートを食べると、一日の始まりを心地よく迎えられるだけでなく、夜の睡眠の質も高めることができます。チョコレートには、睡眠を促進する働きがあるためです。 チョコレートに含まれるトリプトファンは、セロトニンの原料となるアミノ酸です。セロトニンは幸福感や落ち着きをもたらし、更にメラトニンの生成を助けます。メラトニンは睡眠を司るホルモンとして知られており、質の良い熟睡に導いてくれます。 また、チョコレートのカカオ豆には、リラックス効果のあるマグネシウムが豊富に含まれています。マグネシウムは筋肉の緊張をほぐし、交感神経の興奮を抑える働きがあるため、ストレス解消に一役買います。ストレスが溜まらないことで、ぐっすり眠れるようになります。 さらに、チョコレートの香りには、α波を増やすリラックス効果があることが分かっています。α波が増えると、脳がリラックスモードに入り、睡眠を誘発しやすくなるのです。朝からチョコレートの芳醇な香りに包まれれば、夜の睡眠もグッスリと深くなりそうですね。
チョコレートからはマグネシウムを摂取できます。マグネシウムは体内において、神経伝達物質と強く関わっています。マグネシウム不足により、体内時計の乱れや、睡眠ホルモンであるメラトニンの減少を引き起こし、睡眠障害に影響を与えることが研究により示されています。
ロゼレムでは、メラトニンよりも睡眠維持効果が期待できます。 GABA
検証済みの市場レポートは、要件に従って、メラトニングミ市場のサンプルレポートを提供します。それに加えて、24*7のチャットサポートとダイレクトコールサービスをさらに支援することができます。
松果体はメラトニンというホルモンが産生され、血中メラトニン量は夜に高値を示し ..
チョコレートには、必須アミノ酸のひとつであるトリプトファンが含まれています。トリプトファンはメラトニンを増加させるために重要であり、スムーズな入眠をサポートする効果が期待できます。
チョコレート、エナジードリンクなど。ただしお茶類でも麦茶 ..
「マイジノール」は、メラトニン受容体に結合することでメラトニンの体内の合成量を増やし、体内リズムに直接働きかけるといった作用機序を持つ。また、臨床試験で同素材250㎎/日摂取により、唾液中のコルチゾール濃度が低下し、睡眠の質および気分が改善することを確認している。米国市場では睡眠訴求のサプリメントを中心にグミやチョコレートなどで採用されており、水にも溶けやすい物性であることから、飲料やゼリーなどからの問い合わせもあるという。
寝る前にはコーヒーやお茶、チョコレートなどのカフェインが多く含まれ
食事からのメラトニン摂取と肝がん罹患との関連を評価する研究が、3万人以上の日本人を対象に行われた。その結果、メラトニンの摂取量が多いほど肝がんのリスクが低下することが明らかとなった。岐阜大学大学院医学系研究科疫学・予防医学分野の和田恵子氏らによる研究結果であり、「Cancer Science」に2月14日掲載された。
メラトニンは、概日リズムを調整し、睡眠を促す内因性ホルモンである。主に脳の松果体で生成されるが、体内組織に広く分布し、抗酸化、抗炎症、免疫調節などにも関与している。メラトニンは肝臓でも合成・代謝され、細胞保護や発がん予防などの作用があることも示されている。
一方、メラトニンは体外からも摂取される。医療上の用途は主に睡眠の調節に限られるが、肝がんなどの他疾患への臨床応用も期待されている。また、食品中にも含まれることが知られており、含有量が比較的多い食品として、野菜、植物の種子、卵が挙げられる。医薬品やサプリメントと比べると、食品中のメラトニン含有量はかなり少ないが、メラトニンが豊富な食品の摂取により血中メラトニン濃度が上昇することが報告されている。著者らは過去の研究で食事からのメラトニン摂取量が多いほど死亡リスクが低下することを示したが、メラトニン摂取量とがん罹患の関連についてはこれまでに研究されていない。
そこで著者らは、岐阜県高山市の住民対象コホート研究「高山スタディ」のデータを用いて、食事からのメラトニン摂取量と肝がん罹患との関連を検討した。研究対象は、1992年9月時点で35歳以上だった人のうち、がんの既往歴がある人を除いた3万824人(男性1万4,240人、女性1万6,584人)。食事に関する情報を食物摂取頻度調査票(FFQ)から入手し、食品中のメラトニン含有量の測定には液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析法を用いた。
その結果、対象者のメラトニンの主な摂取源は、野菜(49%)、穀類(34%)、卵(5%)、コーヒー(4%)だった。エネルギー調整済みのメラトニン摂取量の三分位で3群に分けて比較したところ、メラトニン摂取量の多い群は、女性が多い、糖尿病の既往歴がある、睡眠時間が短い、喫煙歴がない、コーヒーを1日1杯以上飲むなどの傾向が見られた。メラトニン摂取量の少ない群はアルコール摂取量が多かった。
平均13.6年の追跡期間中、189人が肝がんを罹患し、その内訳はメラトニン摂取量の多い群が49人、中間の群が50人、少ない群が90人だった。COX比例ハザードモデルを用いて、患者背景の差(性別、年齢、BMI、教育年数、糖尿病歴、身体活動、喫煙状況、アルコール摂取量、総エネルギー摂取量、コーヒー摂取量、閉経の有無、睡眠時間)を調整して解析した結果、メラトニンの摂取量が少ない群と比べて、中間の群と多い群では、肝がんのリスクが有意に低下する傾向が認められた(ハザード比はそれぞれ0.64と0.65、傾向性P=0.023)。性別による交互作用は見られなかった(交互作用P=0.54)。一方、メラトニンの前駆体であるトリプトファンの摂取量は、肝がんのリスクとは関連していなかった。
以上の結果について著者らは、さらなる研究で確認される必要があるものの、結論として「食事からのメラトニンの摂取により、肝がんのリスクが低下する可能性が示唆された」と述べている。
睡眠の質を高める!栄養素スペシャル « welpark 株式会社ウェルパーク
のうち、強い抗酸化作用を持つ催眠ホルモン「メラトニン」があります。
メラトニンは、夜周囲が暗くなると脳の松果体という部分から分泌され、眠気を催すホルモンです。
これはビタミンEの2倍もの抗酸化作用を有し、脳内にも移行することが出来る、ちょっと特殊なホルモンです。
わずかな明かりでもその分泌が低下するため、沢山のメラトニンを出すためには、22時頃から部屋の明かりを暗くする、特に液晶のテレビやPC、スマートフォン、は極度に明るいため、避けることをお勧めします。
そして就寝時には真っ暗にしましょう。
[2]最近GABA入りのチョコレートに代表されるように食品で直接GABAを取ろうと ..
「Raphe glucose-sensing serotonergic neurons stimulate KNDyneurons to enhance LH pulses via 5HT2CR: rat and goat study」Scientific Reports volume 14 (2024) 「メラトニンの分泌量が少ないとどんな影響があるのかな?」生体リズムに関わるメラトニンが体にどのような支障が出るか気になる方もいらっしゃるでしょう。メラトニンが不足すると睡眠に影響を及ぼす可能性があります。メラトニンには睡眠・覚醒リズムを調整する作用があるため、分泌量が減少してしまうと、眠りが浅くなったり、夜中に何度も起きたりするようになります。また、メラトニンは加齢とともに分泌量が減少するといわれています。実はメラトニンの分泌量は子どもの1~3歳頃をピークに思春期以降徐々に減少していきます[5]。若い頃に比べてぐっすり眠れなくなったという人や睡眠時間が短くなったという人は、メラトニンの分泌量が減り睡眠・覚醒リズムの調整機能が衰えている可能性もあるでしょう。メラトニン不足によって満足に睡眠がとれずにいると体の抵抗力まで低下してしまい、かぜをひきやすくなることもあります。
[5]「メラトニンの分泌を促すにはどんなことに気を付ければ良いのかな?」メラトニン不足によって生体リズムが崩れないように、メラトニンの分泌を促す方法を知りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここからはメラトニンを分泌させるために欠かせない三つのポイントを紹介します。どれも日々の生活に気軽に取り入れられるので、実践してみてくださいね。メラトニンの分泌には就寝前から部屋の照明の明るさを抑えることが重要です。夜に浴びる光には家庭用の照明程度の明るさであっても体内時計を遅らせる力があり、夜遅くなるにつれさらにその力が強まります。可能であれば部屋の照明を昼白色のものから暖色系のものに変えるのが望ましいでしょう。また就寝前のパソコン、スマートフォンなどの使用もメラトニンの分泌に悪影響を与える可能性があることが報告されています。スマホやパソコンから出るブルーライトを夜間に浴びると、体が昼間だと判断しメラトニンの分泌を抑えてしまうと考えられています。実際布団に入った後にスマホを含む携帯電話を会話のために使用する頻度が高い人ほど、睡眠の問題を抱えている割合が高いことが判明しています[6]。また欧米の一部の国では就寝前のスマホ使用に関する規制が出たこともあります。メラトニンの分泌を促し快適な睡眠をとるために、就寝前はスマホやパソコンを使用せず照明の明るさを抑えた部屋で休むようにしましょう。眠る前はスマホやパソコン以外を使ってリラックスする方法を見つけてみてくださいね。
[6]メラトニンの分泌を促すには日光を浴びることが重要です。これは、日光を浴びることでセロトニンが分泌されるためです。メラトニンは日中に分泌したセロトニンが原料となって分泌されます。そのため日中にしっかりセロトニンを分泌させることが重要です。また朝に日光を浴びることで体内時計をリセットし、メラトニンの分泌を停止させることができます。メラトニンは覚醒後14~16時間後に再分泌されるため[7]、普段23時に就寝するなら7~9時までには起きて日光を浴びる必要があるでしょう。外に出るのが難しい場合にはカーテンを開けて窓辺で日光を浴びるのも良いでしょう。日光に当たれない場合には照明を使い部屋を明るくして、体内時計のスイッチを入れましょう。
[7]セロトニンの材料となる栄養素を摂取することもメラトニンの生合成を促すことにつながります。セロトニンを生成するには材料となるトリプトファンのほか、炭水化物や「ビタミンB6」も欠かせません。ここからはトリプトファン、炭水化物、ビタミンB6がそれぞれどんな食品に多く含まれているか確認していきましょう。紹介した食品を普段の食事にも取り入れてみてくださいね。トリプトファンが多く含まれる食品は以下のようなものがあります。【トリプトファンを含む食品と可食部100g当たりの含有量】
文部科学省「」をもとに執筆者作成動物性たんぱく質に含まれる「BCAA」にはトリプトファンを脳へ移行させにくくするするはたらきがあります。そのためトリプトファンを摂取する際は植物性たんぱく質から摂取すると効率が良いといえるでしょう。トリプトファンを含む植物性たんぱく質には、油揚げ、納豆、豆腐など日本人にとってなじみ深い食品も多くあるため、日頃の食事にも取り入れやすいといえますね。炭水化物はたんぱく質や脂質と並びヒトの体のエネルギーとなる栄養素です。エネルギーとなる糖質とヒトの消化酵素では消化できない食物繊維に分けられます。炭水化物を多く含む食品は以下のとおりです。【炭水化物を含む食品と可食部100g当たりの含有量】
文部科学省「」をもとに執筆者作成炭水化物はブドウ糖や果糖などから構成されており、体内で分解されることで血液中にブドウ糖として取り込まれます。ブドウ糖や砂糖には「インスリン」の放出を促し、脳内へのトリプトファンの輸送を促進させるはたらきがあります。このように炭水化物は摂取したトリプトファンを脳に送るのに重要な役割があると分かりますね。しかし炭水化物の摂り過ぎは肥満につながる恐れがあるので、1日に摂取するエネルギーの50~65%に収めるようにしましょう*7。例えば1日の摂取エネルギーが2,000kcalの場合、炭水化物は1gで約4kcalなので、おおよそ250~325gが理想的な量といえます[8]。
[8]ビタミンB6を多く含む食品は以下のとおりです。【ビタミンB6を含む食品と可食部100g当たりの含有量】
文部科学省「」をもとに執筆者作成ビタミンB6は補酵素としてアミノ酸の代謝を助けるはたらきがあるため、アミノ酸の一種であるトリプトファンの代謝にも不可欠です。ビタミンB6は野菜類から魚介類、肉類とさまざまな食品から摂取できるため、比較的摂取しやすい栄養素といえるでしょう。メラトニンをサプリメントから摂取する場合、いくつか注意すべき点があります。メラトニンには催眠作用があることから、欧米では睡眠薬としてドラッグストアで購入でき、日本でも並行輸入で購入することができます。適正に摂取する場合には安全といわれていますが、多量摂取は睡眠・覚醒リズムが崩れてしまう可能性があるといわれています。また妊娠中の摂取や小児への複数回の摂取は危険性が示唆されているため、摂取を避けるようにしましょう。小児がメラトニンを摂取した場合には、生殖腺の発達に影響が出る可能性もあります。授乳中の摂取は信頼できる情報が不十分であるため同様に摂取を避けてください。その他にも、過去にはメラトニンを経口摂取した際にアレルギー性皮膚反応が出たという報告も見られています。眠気を引き起こす恐れがあるため、摂取後数時間は運転を避けるようにしましょう。メラトニンを摂取する際は必ず医師の指示に従い、自己判断で摂取しないようにしてくださいね。メラトニンとは松果体から分泌されるホルモンの一種です。主に季節リズムや睡眠・覚醒リズムなどの生体リズムを調整するはたらきがあります。快適な睡眠をとることができたり、決まった時間に起きられるようになったりと規則正しい生活が送れるのは、メラトニンがしっかり分泌されているおかげといえます。反対にメラトニンの分泌量が不足すると、眠りが浅くなり夜中に何度も目が覚めてしまうなどの睡眠障害を招く恐れがあります。メラトニンの分泌を促し生体リズムを整えるには、生活習慣を整えることが重要です。就寝前には暗い部屋で休んだり、パソコンやスマホの使用を控えたりしてスムーズな入眠を促してください。朝起きたら日光を浴びて体内時計をリセットさせセロトニンの分泌を促したり、トリプトファン、ビタミンB6、炭水化物を含む食品を摂取したりしましょう。サプリメントでメラトニンを摂取することもできますが、自己判断で摂取せず医師の指示の下適切な用量で取り入れるようにしましょう。