テレビアニメ『宇宙戦士バルディオス』の二次創作を書こうと模索しているブログです。
『サラマンダー(シドの女神)』編の冒頭にて。剥がされた背中の刺青のみが残されているという衝撃の末路であった。……が、後にドミニクと刺青の有無を除いては瓜二つのシークレット・サンダースが登場。ドミニクと同じ銀河パトロール隊員だが正体は不明……だったが、後のエピソードにてドミニク当人らしいことが示唆されている。しかし、ドミニクとしての記憶が無い以上、コブラは珍しくモーションをかけておらず、ヒロインでは例外的に微妙な距離感の関係となっている。尚、TVアニメ『スペースコブラ』では原作に先駆けて生存しハッピーエンドとなっていた。
コブラのイラストやマンガは1707件、#コブラの小説、SSは603件投稿されています。
それとも、金銭的な面で見てる?作者にとって、そういう意図ではないものだというような使われ方なのか、ビジネス的にプラスなのかマイナスなのかの判断と、ふたつあると思うんですけど。
古瀬 それはですね……実はどちらかという話ではないと思ってるんですよ。両者は非常に近いところにあると思ってます。というのは、すべての作品がそうとは言いませんけども、少なくとも我々の、寺沢作品の場合はですね、お話ってけっこうシンプルなんですよ。それよりもキャラクターの魅力でバーンと立てて、それで押しちゃうようなところがあるので、これって実は非常に設計が難しいんですよ。舞台設定とか、人格とか、きちんと設計されてないとそうならないんですね。
だからそれが、そうじゃない形、つまり作者が意図してない形って、多分ダメなんですよ。面白くならないし、それはビジネスに繋がらないことのほうが多い。我々の中では、それは決して背反するようなことではなく、両方とも繋がってることですね。
小寺 ああ、お互いにとってプラスにならない。つまり、二次創作をする側にとっても「面白くない」と言われて損だし、一次側にとっても、それは売上とかビジネスの上でプラスになんないから、よろしくない。
古瀬 まあ、大枠ではそうです。たとえば今、ハリウッドでの映画化の話が進んでますけれども、やはり実写の映画にするためには、部分的に翻案したりとか、ストーリーの構造を変えたりとか、ということはせざるを得なかったりしますよね。尺に合わせたりとか、バジェットに合わせたり。
そういう翻案は、我々としては全然認められることなんですけども、やっぱりエッセンスみたいなものというのは、そこをきちんと踏まえないと、多分どんなにお金を突っ込んで、どんなに素晴らしい技術を使っても面白くない。似て非なるつまんないものになっちゃうだろうな、ってことにならないよう、そこは非常に気を付けてますね。
ここは余談だが、後述のアイマスの二次創作関連にて“時速72km”と“フラット”に反応してしまうアイドルがいる……くっ!
義理庵爺さんに拾われ、育てられた少年譲。 ▽タフな肉体と鋼の精神力、左腕にはサイコガン、悪党どもは彼を恐れた。
特に初期の顔つきなんかが似ている。因みに、彼の出演映画の吹替作品にて専属声優的に声を充てていたのが山田康雄であり、作者が山田の声をイメージしてコブラの台詞を書いていたというのも無関係ではないだろう。
テレビアニメ『宇宙戦士バルディオス』の二次創作を書こうと模索しているブログです。
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往年のスタイリングを見事、現代的アレンジのもとに完成させた現行マスタング。その2011年モデルの特徴は、完全に生まれ変わったエンジンにある。ほぼ新開発といわれるほど、パワーアップを果たしているのだ。2010年モデルでもスタイリング的にはすでに完成の域に達していたし、シャシーも古典的ではあるがパワーに見合ったある意味完成型であった。しかしエンジンだけが……。つまり、この新開発のパワーユニットをもって、新型マスタングの最終型とも言えるのである。
新たに搭載されたV6エンジンは、4リッターSOHCから3.7リッターDOHCに、V8エンジンは4.6リッターOHVから5リッターDOHCへとそれぞれ進化を遂げている。排気量が下がったV6だが、ツインカムヘッドと「Ti-VCT」と呼ばれる吸排気独立制御の可変バルブタイミング機構によって4リッター時代には210HPだった最高出力が、新型3.7リッターではじつに305HPまでパワーアップ。
一方5リッターへ排気量アップとなったV8も、シリンダーヘッドが伝統のOHVから同タイミング機構を備えたDOHCに変更されたことで、315HPから412HPへと大幅なアップを果たしている。
もちろん、この2011年モデルの場合も、ASDNが扱うマスタングにはLEDウインカー内蔵の可倒式ドアミラーや本国仕様に準じたテール、スペシャルレザーシートをはじめ、3年6万キロの保証も健在である。
さて、ここに登場しているマスタングは、その2011年モデルのSSコブラパッケージである。外装にレーシングストライプやヘッドライトスプリッターを追加し、内装ではコブラ刺繍入りのスペシャルレザーシートを装備。ベース車輌はV8、V6問わずどのグレードでも選ぶことが可能である。
ここで紹介しているコブラパッケージは、V6ベースにストライプやヘッドライトスプリッターの他リアウイングを装備し、現在街で見かけるマスタングとはひと味違う存在感を発しているのである。
聞けば、このパッケージで367万2000円とのこと。これは現在正規ディーラーで販売されている2011年モデルのV6プレミアムの新車・430万円よりも断然安い(ちなみにプレムアムベースのSSだと403万2000円だがそれでも安い)。それでいて長期保証もあり、しかも特別仕様の11年モデル。決して煽るわけではないが、普通に考えて、パワーが上がり、年式も新しく、しかもオリジナル度が高いにもかかわらず価格が安いとなれば…、どちらがいいかは言わずもがなだろう。
ASDNでは、他にシェルビーGT500のスタイルを身にまとったマスタングを「SS GT500」として発売しており、新型マスタングの選択肢が俄然増えてきているのである。
ちなみにこの漫画は、もともとある作品からセリフを変えたいわゆる “コラ漫画” である。著作権などの権利関係が何かと厳しいこのご時世に、コラージュや二次創作に自ら乗っかっていくそのスタイル……! とんでもなく懐の広い、まさに “神対応” といっていいだろう。
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Author:空色の渚の人
1980年のテレビアニメ『宇宙戦士バルディオス』の二次創作を書こうと模索しているブログです。いつ書き上げられるのかなあ・・・。
よろしければ、にもお目通しください。
Sorry, this blog is only in Japanese.
写真でどのくらい正確につたえられているかは微妙だが、そのブラックボディに装備されたカーボンパーツによって、一段とシャープな印象になった現行マスタング。
フロント、サイド、リアと4ピースからなるエアロは、3Dカーボン社製であり、流麗なスタイリングを引き立てる一助として存在感を放っている。
足回りは、フロント1.5、リア1.3インチローダウンされており、アイバッハのスポーツロワリングキットを使用しているという。組み合わされるホイールはアメリカンマッスルホイールズの前後20インチ。
一方インテリアは、シートを張替えコブラの刺繍に合わせてステッチをレッドにし、フロアマットもレッドというコーディネート。
これらすべてはASDNのSSコブラパッケージとして直4エンジンベースのマスタングで車両販売とともにパッケージ化されている。もちろん、個別のパーツ単体の販売もされているから、すでに現行に乗るオーナーとして、エアロやローダウンを行うことも可能である。
取材した車両はブラックカラーだったが、例えば赤や黄色いボディであれば、カーボンエアロの見た目の効能は一段と効いてくるはずである。
伝説のアニメシリーズをベースとするアクションプラットフォーマーで宇宙海賊のコブラとなろう。 ..
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休憩時間には、ステージ裏で出演者たちが前半の演奏内容について興奮気味に会話し、盛り上がる様子は客席にまで聞こえてきていた。さながら多人数で参加するゲームを遊び終えたあとのようでもある。ただし、もしもゲームのルールを全く知らない観客がその場に居合わせていたのだとすれば、一体なぜ盛り上がっていたのか理解できなかったのではないだろうか。それはまるでルールを知らずにスポーツを観戦するようなものである。もちろん、スポーツであっても秘密裏に出される指示、例えば野球においてベンチにいる監督がランナーやバッターに向けて出すサインまで把握する必要はない。だが野球それ自体のルールを把握しておかなければ競技として楽しむことはできないだろう。同じように「コブラ」においてもルールの全貌を把握することはできないにせよ、プロンプターの役割や大まかな指示内容、演奏者がヘッドバンドを装着することの意味など、ある程度の知識を持ち合わせていないとゲームとしてパフォーマンスを楽しむことは難しい。反対に、事前にある程度のルールを把握しておけば、演奏者同士がステージ上で慌てふためく姿も一つの見どころとなることだろう。むろん音響の推移だけに耳を傾けてもよいのだが、「コブラ」はある種の演劇的な要素を含んだ即興パフォーマンスとしてコミュニケーション全体をスポーツ観戦さながらに楽しむこともできる作品なのである。
」、「超三国志」。痒い所に手が届くラインナップ。 現在開催中は寺沢武一原作「コブラ」。「スペースコブラ ..
すでに指摘したところだが「コブラ」のユニークな点の一つは、唐突に演奏が中断/開始されるストップ・アンド・ゴーの快楽にある。グルーヴィーで音楽的な演奏が続いたかと思えば、突如として中断されノイズが轟き、その後、なにごともなかったかのようにグルーヴィーで音楽的な演奏が再びスタートする。こうした展開は、通常の自由な集団即興ではほとんど起こらないと言っていい。大音量での演奏へと急激に突入することも、指揮によるその場でのディレクションがあればこそ生じる。グラデーションを描くように徐々に音量が増加していくのではなく、突如としてノイジーな展開が到来するシーンは、聴き手に驚きと爽快感をもたらすのではないだろうか。また、矢継ぎ早に演奏者が交代するスリリングさも、通常の自由な即興演奏ではあまり見られないものだ。まるで次々にシーンが切り替わっていく映像作品の劇伴、とりわけ展開が激しいカートゥーン・ミュージックを聴いているかのようでもある。言うまでもなくそれが可能なのは、各演奏者が卓越した技能を持ち合わせているからに他ならない。反対に言うと、楽器の扱いに長けていないと「コブラ」に参加することは難しい——むろんここで必要とされる「技術」は、必ずしも教科書的な意味での既存の音楽技術である必要はない。加えてユーモアという点も重要だ。この日のパフォーマンスでは、演奏中にステージ上でなんども笑いが起こっていた。これもまた、アスリートにも比せられる演奏者の技量があればこそ、(ディス)コミュニケーションを通じて笑いが生じていたのではないだろうか。
コブラになれた | 全1話 (作者:はるのこLaef所属)の連載小説
そうした他のコンダクト・ミュージックと比べるならば、「コブラ」の大きな特徴はやはり、第一にはプロンプター(指揮者)と演奏者が双方向的な関係性を取り結んでいる点にあると言うことができるだろう。例えばブッチ・モリスの「コンダクション」が、あくまでも指揮者であるモリスが参加メンバーの演奏をコントロールすることに力点が置かれていたのに対し、「コブラ」ではむしろコントロールの失敗が多々見られるような、互いの(ディス)コミュニケーションをゲームのように楽しむことに特徴がある。そのため第二の特徴として、一貫して音楽的な流れを生み出すことが目指された「コンダクション」やその他のコンダクト・ミュージックに対し、「コブラ」では唐突に演奏が途切れたり始動したりする切断と接続のめまぐるしいダイナミズムが要点となっており、全体で一つの流れを作るという以上に、必ずしも脈絡があるわけではない個々の場面を矢継ぎ早に提出していくところが聴きどころとなっているのである。
箱の中身はこんな感じで本体と武器×2、「正しい遊び方説明書」に展示背景にも使える内箱となってますにゃ。
なんの取り決めもなしに集団即興を行う場合、演奏内容はそれぞれの演奏家の自発性に委ねられることになる。そのため、演奏者同士の関係性が強く前面に出てくるのだが、他方では、緩やかに盛り上がりのカーヴを描くようなパターンに陥ることも多く、演奏内容のマンネリ化と紙一重でもある。「コブラ」は独自の複雑なルールにもとづいて集団即興を構造化することで、こうした意味でのマンネリ化を回避し、さらには出自の異なる演奏者同士が共にセッションを行うことを可能にしたという点で、画期的な作品だったと言えるだろう。とはいえ、指揮を取り入れて集団即興を構造化するという試み自体は、ゾーンが初めて手をつけたわけではない。ジャズと関連する分野の録音作品に限っても、例えばサン・ラーは1965年録音の『The Magic City』ですでに指揮を取り入れており、1976年に録音されたアンソニー・ブラクストンの『Creative Orchestra Music 1976』でも大半の楽曲でレオ・スミスまたはムハール・リチャード・エイブラムスが指揮者を務めている。ゾーンが「コブラ」を初演した1980年代には、ブッチ・モリスがまた別の文脈から「コンダクション」という指揮を取り入れた独自のシステムを開発していた。
事案はつまり、「クソ4コマ」の異名を取る大人気漫画「ポプテピピック」に、寺沢武一氏の名作漫画「コブラ ..
「コブラ」とは、ジョン・ゾーンが作った複数のミュージシャンのための曲であり、ゲーム形式の即興演奏システムである。参加人数は10名前後が望ましいとされる。演奏は、プロンプターがカードを示して、開始、停止といった単純なものから、デュオの設定、曲想や音量の変化、演奏のメモリーなどの複雑なものに至る演奏形態を指示し、また逆にミュージシャン側も目や鼻、耳と指を使ってプロンプターに意思表示をすることで進行する。この曲の大きな特徴は、ゲリラ・システムを内包していることで、これによってミュージシャン側もタクティクスを使うなどして独自に演奏を展開することができる。(『ユリイカ』1997年1月号、青土社、88ページ)