フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン(ディレグラ


塩酸プソイドエフェドリンは交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させることにより、鼻粘膜の充血や腫れを和らげて鼻づまりの症状を緩和させます。


商品一覧 : フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン

「フェキソフェナジン」と「プソイドエフェドリン」の配合剤である『ディレグラ配合錠』は、用法が空腹時投与に設定されている。同剤を食後服用する場合、どのような影響があると考えられるか。

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔呼吸困難,血圧低下,意識消失,血管浮腫,胸痛,潮紅等の過敏症状が現れた場合には投与中止〕【11.1.2】痙攣【11.1.3】肝機能障害,黄疸〔AST,ALT,γ-GTP,ALP,LDHの上昇等が発現〕【11.1.4】無顆粒球症,白血球減少,好中球減少【11.1.5】急性汎発性発疹性膿疱症〔発熱,紅斑,多数の小膿疱等が現れた場合には投与中止〕

フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン配合剤錠の薬剤 (3)

【用法及び用量】
通常、成人及び12歳以上の小児には1回2錠(フェキソフェナジン塩酸塩として60mg及び塩酸プソイドエフェドリンとして120mg)を1日2回、朝及び夕のに経口投与する。(プソイドエフェドリンはOTC配合量の倍)

4). 交感神経刺激薬[塩酸プソイドエフェドリンの心血管に対する作用が増強されることがある(共に交感神経刺激作用を有するため)]。

[PDF] フェキソフェナジン塩酸塩/塩酸プソイドエフェドリン配合錠

(用法及び用量に関連する使用上の注意)
塩酸プソイドエフェドリンは主として腎臓を経て尿中に排泄されるので、腎機能障害のある息者では適宜減量すること。(排泄が遅延し、作用が強くあらわれるおそれがある。)

「ディレグラ®配合錠」は、アレルギー性疾患治療剤として用いられる医療用医薬品のひとつです。1錠中に2種類の有効成分を含有する配合剤であり、アレルギー性鼻炎に対して高い効果が期待されています。国内でも2013年より販売が開始され、2020年にはジェネリック医薬品も登場したことで話題をよびました。

1錠中「フェキソフェナジン塩酸塩」30mg及び「塩酸プソイドエフェドリン」60mg含有

【禁忌】
1.本剤の成分及び塩酸エフェドリンと化学構造が類似する化合物(エフェドリン塩酸塩又はメテルエフェドリン塩酸塩を含有する製剤)に対し過敏症の既往歴のある患者
2.モノアミンオキシダーゼ(MAO)阻害斉」を投与中又は投与中止後14日以内の患者(併用により、急激に血圧が上昇するおそれがある)
3.重症の高血圧の患者(症状が悪化するおそれがある)
4.重症の冠動脈疾患の息者(症状が悪化するおそれがある)
5.狭隅角緑内障の患者(症状が悪化するおそれがある)
6.尿閉のある患者(症状が悪化するおそれがある)
7.交感神経刺激薬による不眠、めまい、脱力、振戦、不整脈等の既往歴のある患者(塩酸プソイドエフェドリンの交感神経刺激作用が強くあらわれるおそれがある)

一方、OTCの鼻炎薬にも1日量がディレグラ配合錠への配合量の半分ながら、塩酸プソイドエフェドリンを含むものが多く存在します。


1)塩酸プソイドエフェドリン(徐放層)とフェキソフェナジン塩酸塩(即放層)からなる2層式

当院では、アレルギー疾患の根本原因治療という観点から、喘息・アトピー性皮膚炎・花粉症・食物アレルギーほか様々なアレルギー疾患の治療を行っております。
花粉症も単に、くしゃみ・鼻汁・鼻づまり、目のかゆみとしてとらえるのではなく、その原因を探ることに治療の主体を置き、アレルギー学の知識から、種々の抗アレルギー剤の併用療法から、外用薬、減感作療法など沢山の選択肢の中から皆様に最適な治療を選択してまいります。

ディレグラ配合錠/フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン配合剤錠の効果効能・副作用・禁忌など、薬剤基本情報を掲載しています。

塩酸プソイドエフェドリンの中枢神経系に対する作用⇒不眠、神経過敏

塩酸塩として60mg及び塩酸プソイドエフェドリンとして120mg)を

ディレグラ®の成分のフェキソフェナジン塩酸塩はヒスタミンH1受容体拮抗薬で、OTC(大衆市販薬)でも有名なアレグラ®の成分です

ディレグラ配合錠の有効成分である、フェキソフェナジン塩酸塩と塩酸プソイドエフェドリンの両方の有効成分が配合された市販薬は販売されていす。

塩酸プソイドエフェドリンは、依存性がある成分であり、長期間に渡って連用された場合、薬物依存につながるおそれがある。

フェキソフェナジン塩酸塩/塩酸プソイドエフェドリン配合錠による急性汎発性発疹性膿疱症の1例

一方の塩酸プソイドエフェドリンは、主に一般用の鼻炎用内服薬に含まれているアドレナリン作動成分(α交感神経刺激薬)です。

有効成分「フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン配合剤錠」のLTLファーマ(医療用)

心臓病、高血圧、糖尿病、甲状腺機能障害、前立腺肥大による排尿困難のある人は服用を避ける(塩酸プソイドエフェドリン)。

「塩酸プソイドエフェドリン」に関する薬一覧[処方薬](3件)

抗ヒスタミン薬と同様に、花粉症に強く効く抗アレルギー薬は、眠気などのリスク・副作用も強いと考えられてきました。
最近の研究では、ことが分かってきています。
抗アレルギー内服薬のリスク・副作用(眠気)の強さには、脳内ヒスタミンのブロック率が関係しています。
なお、抗アレルギー薬には眠気以外に肝機能障害と薬疹のリスク・副作用もあります。

フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「ダイト」 | くすりのしおり

このような副作用があるので使用は短期間に限るべきと考えます。塩酸プソイドエフェドリンは長期間連用するような成分ではありません。

主成分, フェキソフェナジン塩酸塩(Fexofenadine hydrochloride)

ディレグラ®配合錠は、第2世代抗ヒスタミン薬であるフェキソフェナジン塩酸塩(商品名:アレグラ®)に、血管収縮作用を有するα交感神経刺激薬である塩酸プソイドエフェドリンを配合した医薬品です。2種類の有効成分が含有された配合剤であり、1剤でアレルギー性鼻炎に対して高い効果が期待されています。

ディレグラ配合錠(フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン).

2). 水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤<服用>〔16.7.2参照〕[フェキソフェナジン塩酸塩の作用を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウムがフェキソフェナジン塩酸塩を一時的に吸着することにより吸収量が減少することによるものと推定される)]。

ディレグラ錠(フェキソフェナジン/塩酸プソイドエフェドリンの合剤)

フェキソフェナジン塩酸塩などの第2世代抗ヒスタミン剤は、アレルギー性鼻炎の3大症状(くしゃみ、鼻汁、鼻づまり)のうち、鼻汁の症状に対しては高い効果が認められていましたが、鼻閉の症状に対しての効果は得られにくいといわれていました。ディレグラ®配合錠に配合されている塩酸プソイドエフェドリンは、鼻粘膜の充血や腫脹を軽減することにより、鼻閉に対する改善効果も認められているのがポイントです。

フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「ダイト」(一般名:フェキソフェナジン塩酸塩錠)の薬効分類・副作用・添付文書・薬価などを掲載しています。

ちなみに、仏医薬品安全庁(ANSM:the National Agency for the Safety of Medicines)も最近、塩酸プソイドエフェドリンやフォレニレフリン、オキシメタゾリン(局所使用も含む)などの充血緩和薬について、2011年12月に示された「使用は最大5日まで遵守する」「重症高血圧、冠動脈疾患、重度の痙攣の既往歴がある人、15歳未満には使用しない」などの適正使用に関する事項について、改めて留意するよう呼びかけが行われています。

一方、ディレグラの成分は、「フェキソフェナジン」と「プソイドエフェドリン」になります。 ..

授乳中の女性には本剤投与中は授乳を避けさせること(塩酸プソイドエフェドリンでは、ヒト乳汁中へ移行することが報告されており、また、フェキソフェナジン塩酸塩では、動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている)。

子宮筋腫について子宮に発生する良性の腫瘍です。大小様々で気付かずにいる人も。妊娠との関係、症状・治療法について。 ..

ディレグラ配合錠1錠中にはフェキソフェナジン塩酸塩30mgと塩酸プソイドエフェドリンとして60mgを含有しています。

DIクイズ1:(A)アレグラがディレグラに変更された患者:日経DI

1). エリスロマイシン〔16.7.1参照〕[フェキソフェナジン塩酸塩の血漿中濃度を上昇させるとの報告がある(P糖蛋白の阻害によるフェキソフェナジン塩酸塩のクリアランスの低下及び吸収率の増加に起因するものと推定される)]。

1日2回、朝及び夕の空腹時に経口投与する。 【副】添付文書参照.

リスク・副作用(眠気)が少ない抗アレルギー薬は、フェキソフェナジン塩酸塩、エピナスチン塩酸塩、セチリジン塩酸塩、エバスチン、ロラタジン、オロパタジン塩酸塩です。