新規AGA薬デュタステリド(ザガーロのジェネリック薬品)の処方を開始しました。


本記事ではそうしたデュタステリドの光と影についてわかりやすく解説。薄毛外来での活用事例も交えつつ、副作用対策と最大の効果を引き出す方法など、治療選択の一助となる情報を提供します。


ED(勃起不全) AGA(薄毛) 低用量ピル アフターピル 男性不妊

私の臨床的な経験でも、AGA治療薬を使用していて、精液所見が正常範囲にある男性はあまり見受けないです。
明らかに精子には悪いと考えた方がよいでしょう。
薄毛対策をとるか、妊娠率をとるか という判断になりますが、
AGA薬を中止してから、精子が改善するまでに時間を要する場合もありますので
妊娠したいのであればなるべく遠ざけた方が良いと思います。

AGA治療で使用する治療薬により、副作用を感じる場合があります。副作用は、薬の成分により症状・発症確率が異なるため、自身が使用する治療薬にはどのような副作用の可能性があるのかを知っておくことが大切です。

・フィナステリド、デュタステリドにより勃起不全、性欲減退が認められた。

◆妊活に与えるもう1つの影響
フィナステリドやデュタステリドの副作用に性機能障害・勃起機能不全が挙げられています。
この副作用が妊活に影響を及ぼすのでは?と心配されている方もいらっしゃるでしょう。この副作用が起こる原因としてフィナステリドやデュタステリドの薬剤の効果でもある「テストステロンの減少」や「思い込み」などの憶測の可能性もあると考えらえていますが、今のところ全ては解明されていません。またこの副作用の発現率は0.7~1.1%ほどとも言われているので、気になる方は、クリニックにご相談してみて下さい。クリニックによってはバイアグラなどのED薬を処方してくれます。

男性ホルモンの効果は様々あり、筋肉量や骨密度を上げたり、造血作用や内臓脂肪の減少させたりします。また性欲や性機能を保つことや、精巣内で精子の形成を促進する効果もあります。男性として体を保つのに欠かせないホルモンですが、薄毛、ニキビなどの原因にもなります。
男性ホルモンであるテストステロンは酵素の働きによってジヒドロテストステロンという物質に代わります。実際に男性ホルモンとしての作用が強いのはジヒドロテストステロンであり、効果の差はテストステロンの10倍以上とも言われています。AGA治療薬はその変化を止める薬ですので、男性ホルモンの効果を弱め、薄毛を防止します。

日本では2016年にプロペシアに次ぐ第2のAGA治療薬として認可されました。

冒頭に話したように、AGA治療と言えばフィナステリドやデュタステリドの内服薬が代表的ですよね。これまでお話で妊娠・妊活への影響を分かっていただけたかと思いますが、それでもやはり気になる…という方もいらっしゃると思います。
特に男性(夫)は内服薬を続けたいと思っていても、女性(妻)からやめて欲しいと言われるパターンが多いです。内服薬は継続して飲み続けることで効果が維持・発揮する為、やめたくないな…とTOMクリニックにご相談に来られる方が増えています。
また、不妊症の原因が男性不妊の場合は内服薬の服用を相談・検討するようにしましょう。この場合は少しでも正常な精子が必要な場合も多いためです。

AGA治療薬の副作用として症状では「性欲低下・喪失」、「性的刺激への反応の低下」、「勃起不全」、「オーガズムの喜びの喪失または感覚の欠如」、「性器の感覚障害」、「射精量の減少」、「精液所見の悪化」、「慢性疲労」、「うつ病」「不安障害」、「不眠症」などがあります。また身体所見では「陰茎の萎縮」、「精巣縮小」、「女性化乳房」、「筋力低下」、などがあります。
これらは男性ホルモンが低下している状態で認められる症状でもあり、AGA治療薬を使用することで男性ホルモンの効果の低下が全身に影響してることがわかります。もちろん全員に症状が出るわけではありませんが、これらの症状が出る場合は利用を控えるなど対応が必要です。

デュタステリドが絶対に安全だとは医師としては言い切ることはできません。

そのため、若い男性に対しては、癌を治療した後に、子供を作るチャンスを残してあげることが必要となります。今後、癌の治療を行う予定である未婚の若い男性は、抗癌剤を使用する前に精子を凍結保存することが勧められています。

近年、癌に対する治療の発達は目覚ましく、癌は不治の病というわけではなくなってきています。
癌を治療するために使用される抗癌剤や放射線は将来精子となる胚細胞を減らしてしまうために、癌を治療した後は男性不妊症となってしまう可能性があります。


このような場合はデュタステリドでのAGA治療は適さないでしょう。

診察や追加配送申請の決済完了後、当日中にお薬の受け取りが可能なサービスです。
東京と大阪の以下エリアにおいて8:00~20:00で対応しています。

「行うよう強く勧める」という評価を受けているAGA治療薬です。

ザガーロ(一般名:デュタステリド)は、AGA(男性型脱毛症:思春期以降の男性の進行性脱毛症)の治療に用いられる薬剤です。5α還元酵素I型とII型を阻害し、ジヒドロテストステロンの産生をおさえてAGA改善効果を発揮します。
同系統のAGA治療薬としては、プロペシア(一般名:フィナステリド)があります。

デュタステリドは肝臓で分解されるため、肝臓での副作用が発生します。

薄毛治療において重要なのは早期対応です。大阪AGA加藤クリニックで無料カウンセリングを受けて、あなたに最適な治療法を見つけましょう。です。

作用機序が同系統なので、デュタステリドとフィナステリドの併用はできません。

これらの結果から言えることは若く精巣の機能が正常であれば、そこまで大きな障害にはならないとしても、精液所見が悪かったり、精索静脈瘤があったり、なかなか妊娠しないという方は避けておいたほうがいいと考えられます。
基本的に我々の男性外来ではAGA治療薬は不妊治療中は休薬を推奨しています。
いくつかの論文を見ても男性不妊に対するあまり大きな調査はなく、エビデンスは不足している印象です。しかしながら不妊治療は悪影響になりうるものを取り除いていくことも重要ですので、禁煙するのと同じように休んでいただくことが望ましいと考えます。
ただし、よくプロペシアなどと併用されるミノキシジルは血管を拡張し、頭皮の血流を高め発毛を促す薬ですので、不妊に影響は基本的にはないと考えていただいてよいですので、AGA治療を継続したい方はミノキシジルでの継続をお勧めいたします。

フィナステリドは短いのですが、デュタステリドは長く作用することが出来るのです。

・育毛の目的でフィナステリドを使用した71名の健常男性(21~46歳)の性機能を調査した。
投与中に性欲減退94%、勃起障害92%、オルガズム低下69% の割合でを認めた。
性交渉頻度の減少をきたした。
フィナステリド服用(平均28ヶ月)後、 投与中止した後も副作用は平均40ヶ月持続した。

まずフィナステリドとデュタステリドに共通する副作用について説明します。

そんな方にご紹介しているのが、デュタステリドのメソセラピーです。メソセラピーとは頭皮に注入する治療方法です。内服薬と異なり、血液をめぐって全身に運ばれるものではありませんので注射したその周辺組織に効果が期待されます。

デュタステリドのに関するデータに関しては臨床試験で報告がされています。

ステロイド、サラゾピリン(潰瘍性大腸炎治療薬)、シメチジン(胃潰瘍治療薬)は男性不妊症を引き起こすことが知られています。これらの薬剤を使用中の方は、薬剤の中止・変更・減量を行わないと、造精機能の改善は認められないかもしれません。

ザガーロの作用により、治療開始初期に抜け毛の量が増えることがあります。

また、万が一受精したとしても、うまく着床しなかったり流れてしまうことで奇形の赤ちゃんが生まれてくることはないと考えられています。

以下、それぞれの症状について、発症の頻度は不明となっています。

デュタステリドは、プロペシアと同じ系統のAGA治療薬です。取り扱いがないクリニックもありますが、効果や副作用、注意点などについて確認しておくことをおすすめします。ここでは、プロペシアに含まれているフィナステリドとの違いや副作用、注意点などについて詳しくご紹介します。

そうすることで、AGAの治療と妊活を並行して進めることができるようになります。

デュタステリドとは、グラクソ・スミスクライン株式会社が開発したザガーロに含まれる成分です。もともとは、アボルブの有効成分として開発されましたが、AGAの改善効果が期待できることがわかり、改めてザガーロが開発されました。

フィナステリドとデュタステリドは生殖器系の副作用に違いがあります。

・フィナステリドを使用した男性型脱毛症の健常男性で、服用中止後長期間性機能低下が持続する方61名を対象にうつ症状について調査を行った。対照群は、男性型脱毛症はあるがフィナステリドを使用していない男性とした。
うつスコア(BDI-II)は、対照群と比較しフィナステリド使用群で有意に高く 、自殺企図も対照群(3%)と比べフィナステリド使用群(44%)で有意に高くなっていた。

デュタステリドはフィナステリドより生殖器系の副作用が多くなります。

当院で不妊検査やブライダルチェックの精液検査結果をご説明する際に多いご質問が,「精液検査の結果が悪いと子供に悪い影響(先天異常)が出ませんか?」というものです.確かに精液検査で精子濃度が500万/ml以下だと,染色体異常…

不安な方はクリニックの医師やカウンセラーと相談して治療を行いましょう。

・フィナステリドおよびデュタステリドの性機能に及ぼす影響について5つの論文報告をまとめた。
勃起障害(5~9%)、性欲減退、オルガズム低下を認め、
また性機能低下は自尊心低下、QOL低下、親しい人間関係の維持の低下に結びついた。
また抑うつ症状、憂うつなどの精神症状を誘引すると考えられる。

フィナステリドとデュタステリドに料金の違いを比較していきます。

AGA治療薬ザガーロと同一成分のお薬の後発医薬品(ジェネリック医薬品)が発売となりました。同じ成分で、先発医薬品よりもお求めやすくなっております。本ページに詳細を記載しております。2021年6月1日より、価格を改定しました(1ヶ月分:7000円 → 1ヶ月分:6500円)。

フィナステリドとデュタステリドの違いについてご理解いただけましたでしょうか。

AGA治療薬ザガーロと同一成分のお薬の後発医薬品(デュタステリド)に関してのお知らせです。価格を改定し、よりお求めやすくなりました(1ヶ月分:6500円 → 1ヶ月分:5500円)。