漢方薬の飲み合わせについてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
抗ヒスタミン薬なのでもちろん、ヒスタミンH1受容体拮抗作用はありますが、アレロック錠はさらにケミカルメディエイター遊離抑制作用も有しているため、アレルギー反応をより強力にブロックします。言わばダブルでブロック効果のある優れた薬です。
毎年花粉症症状が強い患者さんの場合には、初めから併用することもあります。
以上のように、花粉症の治療には様々な種類の薬剤があり、それぞれに効果や副作用、使用上の注意点があります。自分に合った薬剤を選ぶためには、専門医の診断を受けることが大切です。
麦門冬湯エキスを有効成分とした商品です。医療用漢方薬と同量を含む「満量処方」シリーズの商品であるため、早めに直したい、しっかりと効果を感じたい方におすすめです。1日3回服用の顆粒タイプで、生後3ヶ月以上から服用できます。
症状が強い場合は他の薬と併用するとより効果的です。 裏面へ続く↓
また、一部の抗生剤や胃薬にも飲み合わせが悪いものがあるので医療機関でお薬をもらっている場合には医師、薬剤師に相談してください。
その他にも、別のアレルギー薬を飲んでいる場合やかぜ薬、咳止め、酔い止め、市販の催眠鎮静薬を服用している場合には服用しないでください。
抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬の変更または、増量や2剤併用を検討したうえに以下の併用薬も考えます。 ..
また、モンテルカストとセチリジンの併用投与は、軽度-中等度のの眼窩内うっ血・炎症に有効との報告があります(Ophthalmic Plast Reconstr Surg. 2008 Jul-Aug;24(4):257-61.)
の3種類を併用することが多いです。抗ヒスタミン薬もより効果の強いものを使用します。
併用しています。 □第一世代と第二世代抗ヒスタミン薬の主な薬剤□第一世代:
また、鼻閉が強い方や喘息やその傾向があるのならロイコトリエン受容体拮抗薬の併用がお勧めです。
咳にはさまざまなタイプがあり、体質によっても選ばれる漢方薬が異なります。咳や麦門冬湯以外の咳に使用される漢方薬に関しては、こちら▼の記事で詳しく解説しています。
飲み薬だけでなく鼻炎の症状が強いときには直接鼻にスプレーする点鼻薬を併用します。 ..
気管支炎・気管支喘息では気道に炎症が起こり、刺激に対して敏感な状態です。そのため、激しい咳込みが起こることがあります。この激しい咳込みに対しても麦門冬湯は効果が期待できます。
また、咳感受性が亢進している(咳過敏症)の気管支喘息患者に対して、麦門冬湯を2ヶ月以上服用した結果、76%の患者に咳感受性の低下が認められたとの報告があります。
鼻水だけではなく、鼻詰まりの強い人の場合は、点鼻薬を併用するのベストです。
また、エリスロマイシン(抗生物質)、ケトコナゾール(抗真菌薬)との併用注意になっています。
特に鼻づまりに効果が期待できるとされており、抗ヒスタミン薬と併用して使うことが多くなっています。 ..
ちなみに、甲状腺の病気に関して、「航空機乗組員の使用する医薬品の取扱いに関する指針」では「甲状腺疾患でホルモン補充療法中の場合、薬剤の用法用量が一定した後、指定医又は乗員健康管理医による少なくとも1ヶ月間の経過観察期間を経て、FT3、FT4が安定て推移し、かつ、無症状であることが確認されなければならない。」とあります。
できれば併用は避けたいものですが、当院のバセドウ病患者が、アレグラ ..
ロイコトリエン、プロスタグランジンD2、トロンボキサンA2、PAF などの化学物質(ケミカルメディエイター)は、直接、鼻粘膜の血管に作用して、血管を拡張させて血流を増やし、血管の透過性を亢進させて血管内から浸出液が出てきて、鼻粘膜の容積が増大します。
これが、鼻づまりです。
クラリチンレディタブ錠10mgとの飲み合わせ情報[併用禁忌 ..
クラリチン®(ロラタジン)もアレグラ®(フェキソフェナジン)同様、眠気もないが、たいして効きもしません。しかも、抗生剤クラリス®/クラリスロマイシンと類似の化学構造のため、風邪・気管支炎・扁桃炎の時、それらと同時に飲めません。免疫抑制剤プログラフ®(タクロリムス)も同じマクロライド骨格を持つ構造類似体ですので、競合阻害により、血中濃度が上昇し、副作用が出る危険があります。
アレグラとクラリチンは眠気の副作用が出ない反面、効果を感じにくい患者が見られる。 ..
『ステロイド』というと副作用が多く怖い薬、というイメージがあると思いますが、ここでいう鼻噴霧ステロイドはバイオアベラビリティー(人体に投与された薬物のうち、どれだけの量が全身に循環するのかを示す指標)が極めて低く、全身的な副作用は少ないとされています。多くは鼻内刺激感や異物感などの、局所の感覚的な訴えが出る程度です。リノコートを除き、1年以上使用しても安全とされています。
いずれの薬も、問題なく併用していただけます。 大丈夫ですよ ..
鼻噴霧ステロイドは、薬物療法の中で最も症状改善効果が強い薬剤と言われています。作用機序は複雑なため割愛しますが、鼻の粘膜局所における炎症性物質を抑える作用があります。
抗ヒスタミン作用のある薬で添付文書にも車の運転についての注意事項が書いてないのはアレグラとクラリチンだけです。 ..
病院で処方される医療用漢方薬と、薬局やドラッグストアで販売されている市販薬では、市販薬は自分で購入できるため、安全性を考慮して医療用漢方薬の1/2量または2/3量の成分を含むものが一般的です。ただし、「満量処方」と記載されているものは、医療用漢方薬と同量の成分を含みます。
また、効能効果にも医療用と異なる場合があることに留意する必要があります。市販の漢方薬を購入する際には、効能効果と年齢による服用量を自分で確認し、適切に使用するよう心掛けましょう。
30 『ポララミン』と『アレグラ』,新旧の抗ヒスタミン薬の違いは?〜第一世代と第二世代の効果・副作用の差,併用の目的 ..
口腔乾燥症(通称ドライマウス)は唾液の分泌が低下して口の中が乾いた状態を指します。この症状では、口の中がネバネバする感覚やヒリヒリ感、口臭などが自覚されることもあります。
そのため、口腔乾燥症の治療にも適していることがあります。ただし、注意点として「口渇」が効能効果に記載されていないため、病院で処方しても保険が適用されないことがあります。口腔乾燥症に対処するためには、五苓散や白虎加人参湯などの別の漢方薬も使用されることがあります。
・点眼薬:ステロイドと抗アレルギー薬の併用。 ・内服薬:くしゃみ、鼻水、鼻 ..
しかし、症状に応じて医師の指示に従い、少量を長期間服用することもあります。ただし、この場合でも甘草の副作用であるむくみ、高血圧、低カリウム血症などが発生しないかどうかを確認するために、定期的な血液検査が必要です。
ただし、1ヶ月程度(特に空咳の場合は1週間程度)服用しても症状が改善しない場合、服用を中止し、医師、薬剤師、または登録販売者に相談しましょう。
アレグラやアレジオンなどはOTC薬(市販薬)にもなっていて、ドラッグストアでも ..
洋服や髪などに、花粉は付着しています。これらを家の中に入る前にキチンとはらって、なるべく室内に花粉を入り込ませないようにします。さらには洗顔、うがい、手洗いを行って、目や鼻などについた花粉も落とします。
また洗濯についても、できれば屋外で干さないようにしましょう。どうしても外干しする場合は、花粉をよくはらってから家の中に取り込みましょう。
コロナ渦において、空気の入れ替えを実施する機会が多々あると思います。どうしても換気が必要な場合は、花粉飛散量が少ないとされる朝や夕方の時間にしたり、窓を少しだけ開けるようにしましょう。空気清浄機を活用するのも、一つの手段です。
花粉症は、長く付き合っていかなければならない病気です。自分に合う対策を取り入れて、上手に付き合っていくのがポイントです。
例えば、ビラノアはクラリチンよりも効果が強いことを示します。 ..
初めまして!
ご質問ありがとうございます。
“アレルギー性鼻炎に対しては”、ビラノアとザイザルの併用、つまり構造の異なるH1 blocker同士の併用は可能ではありますが、眠気や倦怠感などの副作用が出やすくなるリスクを考慮して原則併用は避けます。
したがいまして、抗ヒスタミン薬の併用ではなく、抗ヒスタミン薬の切り替えやロイコトリエン受容体拮抗薬などの追加を行うのが一般的な治療となります。
処方指示以外の内服をされる場合には、かかりつけの先生に相談いただくのが安全かと思います!
当院では年齢が低くても使いやすいザイザル、アレグラ、アレジオン、オノンなどをよく処方しています。 ..
はじめまして。コメント失礼いたします。
ビラノアとザイザルの併用は問題あるのでしょうか。
お忙しい中恐れ入りますが、ご教授いただきたくお願い致します。
内服薬(アレロック、ザイザル、ルパフィン、クラリチン、ビラノア
初めまして!
ご質問ありがとうございます。
ビラノア含むH1 blockerは、”アレルギー性鼻炎に対して”は、同効のH1 blocker同士での併用内服は”原則”避けることになっております。
したがいまして、ビラノアで効果が十分でない場合に”追加する薬”としては、ロイコトリエン受容体拮抗薬(オノンなど)やステロイド点鼻薬が候補に挙がります。
また、アレルゲンによってはアレルゲン免疫療法(減感作療法)という根治療法も存在しますので、一度かかりつけの先生に相談されてみても良いかもしれません!