イソトレチノインの効果は、1ヶ月目頃から実感するケースが多いです。


イソトレチノインを飲んでいればほぼ確実にニキビは良くなるため、あまり他の治療と併用する必要性は感じていません。


イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。

それ以外は、大きな副作用はありません。例えば肌が乾燥する・唇がパリパリする・人によっては髪がパサつくと仰る方もおられます。脱毛、髪の毛が抜けやすくなる副作用もありますが、イソトレチノインによる脱毛、つまり薬剤性の慢性休止期形式脱毛症においては薬をやめると回復することが殆どです。しかし回復が非常に遅い・理由は不明ですが回復しにくい、という方がいるのもまた事実です。
実は多くの薬に脱毛の副作用が報告されており、あまり過度に恐れる必要はありません。例えば低用量ピルにも薄毛のリスクは報告されています。

イソトレチノインの添付文書を見ると数多くの副作用の可能性があげられています。その中で最も注意すべきことは、流産のリスク上昇や胎児への催奇形性があることです。献血ができないのも妊婦に輸血されるリスクがあるためです。添付文書には内服中および内服後1ヵ月間避妊することと記載されていますが、実際には安全性のマージンを取って内服後6ヵ月間空けるよう推奨している施設が多いようです。その他、頻度が高い副作用としては皮膚や口唇および目・口・粘膜の乾燥です。特に口唇の乾燥はほぼ100%近く現れるため、プロペト(ワセリン)などの保湿剤をあらかじめ準備しておきましょう。

【脱毛】イソトレチノインと髭脱毛の併用は可能なのでしょうか? 回答者:加藤周.

イソトレチノインが初めて認可された1983年当時は副作用のチェックのために定期的な血液検査が推奨されていました。現在においても欧州ガイドラインでは治療前、1ヵ月後、3ヵ月後の採血、米国ガイドラインでも脂質異常と肝機能障害のチェックが推奨されています。しかし、副作用の頻度は実際には低いことがあきらかとなってきており、毎月の血液検査までは不要であると報告されました(文献1)。さらに2022年、アメリカとイギリスの研究チームは125本の研究論文をレビューした結果、報告された有害事象は非常にまれであり、健康な若年者ではイソトレチノイン経口投与時の臨床検査モニタリングは不要であると結論づけました(文献2)。副作用チェック目的の採血が有益であることを支持するエビデンスはないとしています。ただし、論文の最後に「この考え方は修正が必要になる可能性はある」と述べています。

唇の乾燥症状が出る方は、イソトレチノインの効果も実感しやすいという研究結果もあります。

【ニキビ治療薬】最後の切り札イソトレチノインは本当に効果があるのか皮膚科医が徹底解説.

唇の乾燥症状が出る方は、イソトレチノインの効果も実感しやすいという研究結果もあります。

1日20mgから始め、治療効果をみながら40mg増量することもあります。場合によっては一日おきに飲む飲み方もあります。

→ニキビが多かったり、赤みが強くて炎症が強い場合に併用して使うことがあります。 ..

イソトレチノインは皮脂の分泌を強力に抑える効果や、毛穴周りの角質詰まりを抑える効果があり、ニキビにとても有効です。

さらに2023年の最新の世界的なコホート研究でも自殺やうつ病のリスクを上昇させないことが報告されました(文献5)。この研究ではイソトレチノイン内服群と抗生剤内服群とを比較し、カプランマイヤー曲線を用いてイソトレチノインを内服した方が自殺率が低くなることが証明されました。ただし、この論文にはいくつかの批判もあります。例えば両群の患者背景(特に精神疾患の重症度)が異なることや観察期間が長すぎるなどバイアスがあると指摘されています(文献6)。これに対してKridinらは、重症ニキビ患者はもともと精神疾患を抱えるリスクが高く、むしろイソトレチノインの安全性を過小評価していると反論しています。また2024年の最新のメタ解析でもイソトレチノインは自殺や精神疾患のリスクを高めることはなく、むしろ治療後2~4年で自殺企図のリスクが低くなると結論づけられています(文献7)。


基本的には保湿剤(剤型によって保湿力も様々なので合うものを選ぶことも大切)を併用 ..

1982年~2000年までの間にイソトレチノイン内服治療を受けた患者で431例のうつ病、自殺/自殺企図/自殺念慮があったことを米国FDAが報告しました(文献1)。このうち実際の自殺者は37名(男性31名、女性6名)、年齢の中央値17歳で若い男性に多かったことが報告されています。米国FDAは警告を発し、1998年より添付文書に精神疾患がある場合は慎重に投与すべきと記載されるようになりました。しかし、イソトレチノイン内服治療と精神疾患との因果関係は不明な点が多く、今日まで多くの論争があります。

ニキビ治療では、「漢方薬」「外用薬のディフェリンゲル(アダパレン)、ベピオゲル、エピデュオ ..

また症状や希望に応じて、ピーリングやエレクトロポレーション・イオン導入、殺菌作用や炎症抑制を目的としたIPL、毛穴引き締め効果も期待できるウーバーピール(ダーマペンとピーリング剤の併用)といった治療を組み合わせて行うこともできます。

にきび | 横浜市青葉区の美容皮膚科・形成外科あらおクリニック

渋谷駅前おおしま皮膚科で扱っているイソトレチノイン製剤は「アクネトレント」です。価格は下記のとおりです。またイソトレチノインを使用した治療は保険適応となりません。(自由診療)

脱毛に関しての質問です。 ニキビの薬(エピデュオ、ゼビアックス)を使っているのですが、 ..

背中には皮脂を分泌する皮脂腺が多いため、ニキビができやすい部位となります。背中ニキビが改善されない場合は、皮膚科の受診をおすすめします。背中ニキビだと思っていたら違う病気(マラセチア毛包炎等)が隠れていた!という場合もあります。なるべく早く受診されることをお勧めします。

イソトレチノインとスピロノラクトンの比較について、以下にまとめます。 ..

これら4つの塗り薬には共通の副作用があり、使い始めの1ヶ月前後は乾燥したり、かさかさしたり、突っ張ったり、薄く皮膚が剥がれたり、赤くなったりします。継続して使用する事でこれらの副作用が和らいでくると共にニキビのできにくい肌を維持しやすくなります。
ベピオ®、ディフェリン®、エピデュオ®、デュアック®は、ニキビに対して保険適用の塗り薬です。
しかし、完全には保険適用のお薬では抑えきれないため、イソトレチノインやケミカルピーリングやエレクトロポレーションや顔医療脱毛といった保険適用外の治療もしていくのがお勧めです。

塗り薬の効果がしっかりでてくるまでは、抗生物質の内服を併用することをおすすめします。 ..

毛穴の詰まりを改善したり、アクネ菌を殺菌・炎症をおさえたりしても、皮脂腺からの皮脂の分泌が多い肌質の方は高い確率で再発してしまいます。皮膚科でピーリングをしたり、ピーリング系の石鹸や塗り薬を使って予防する必要があります。チョコレート、ナッツ類、揚げ物など油分を多く含む食品の摂取は控えましょう。生理前に悪化する方は処方した漢方を飲んでもらうことをおすすめしています。それでも改善が難しい場合や重症のにきびに関しては皮脂分泌を強力におさえることができる飲み薬:イソトレチノイン(アクネトレント)を推奨しています。

併用し、悪化因子を可能な限り除去します。重症・難治の場合には、シクロスポリン ..

イソトレチノインの副作用としてよくみられる乾燥は、服用をやめると治まります。授乳や献血などによって起こる胎児の催奇形性は、服用をやめても1ヶ月は影響すると言われているため注意しましょう。

併用)といった治療を組み合わせて行うこともできます。 黄ニキビ

保険診療でのにきび治療は、軽度のにきびにおすすめです。軽度であれば、医師の指示の元、正しい治療を行えば改善することができます。治るまでの期間は、にきびの状態や指示通り治療を続けられるかなど個人差はありますが、治療を始めて2〜3ヵ月経過した頃から、治療効果が現れることもあります。

エピデュオなどの保険のお薬ではニキビ跡は治すことができません。保険適用外の ..

上記の症状のうち、よくみられる副作用は口唇炎や唇の乾燥です。イソトレチノインを使用している90%以上の方にみられ、飲む量が多くなるほど頻度が高くなる副作用です。基本的に継続しても問題はありません。保湿をしっかり行いましょう。

SKIN MAKE OVER FOR ACNE | U CLINIC SHINJUKU

また症状や希望に応じて、ピーリングやエレクトロポレーション・イオン導入、赤ニキビの赤みを改善できるIPL、毛穴引き締め効果も期待できるウーバーピール(ダーマペンとピーリング剤の併用)といった治療を組み合わせて行うこともできます。

自費診療も併用したいといった重症にきびの患者様に治療を使用します。日本 ..

重症ニキビに対する最高の治療法はイソトレチノイン内服です。しかし、適切な使用方法を知らないで治療を行うと、有効率が低くなり、再発率も高くなります。最大限の効果を得るための作戦を立てることが重要です。

例えば、ディフェリンゲル(アダパレン)やべピオゲル、デュアック配合ゲル、エピデュオなどです。 ..

血栓症(ふくらはぎの痛み・むくみ、
手足のしびれ、鋭い胸痛、突然の息切れ、
押しつぶされるような胸の痛み、激しい頭痛、
めまい、失神、目のかすみ舌のもつれなど。
服用をすぐに中止し、
ただちに救急病院を受診してください。)
子宮頸癌(リスクが増加すると言われています。
念のため、定期的な検診をおすすめいたします。)
乳癌(リスク増加はないとされていますが、
ある調査では増加と報告されています。)

私は、長年ニキビに悩み、令和5年9/31〜令和5年12/23までイソトレチノインを服用していました。

②保険治療をやっても毎回毎回ニキビが繰り返しできてしまう方
保険治療で処方される抗生物質を長く飲んでいる・付けている場合、耐性菌が出る可能性が高くなるだけです。そういう方はイソトレチノインで繰り返しの循環を終わらせましょう。

重症ニキビの治療薬、アキュテイン(イソトレチノイン)。 催奇形性(妊娠中に ..

保湿剤の上から塗ってもいいですし、赤み・ヒリヒリがでない方は保湿の前に塗ってもより効果が高いことがありおすすめしています。