リベルサスは比較的高価な薬剤であり、長期的な使用にはが伴います。


はじめにそれぞれの薬剤の特徴を検討してみましょう。

リベルサスは錠剤です。

服用の際に注意点が3つあります。

① 毎日起床時に服用

② コップ半分程度(約120mL以下)の水で服用

③ 服用後30分以上は飲食しない

飲み薬なので注射に比べて服薬のハードルは低いことがメリットでしょう。

ただ、毎日の起床時に飲み忘れてしまいがちになることと、朝忙しい時でも服用後30分以内に朝食をとれないないことがデメリットになるかもしれません。

一方、オゼンピックは自宅で自分で打つ注射製剤です。

注射というと「痛い」、「面倒」という先入観を抱くひとが多いと思いますが、どちらも杞憂にすぎないと思います。

わたしはよく患者さんに注射製剤について、

「針をさすので痛くないことはないが、蚊にさされるよりは痛くない」

「慣れれば歯を磨くよりはるかに簡単、1分 で終了」

と説明しています。

オゼンピック注は1週間に1回決められた曜日に注射するだけです。

しかもうち忘れて数日以内でしたら気づいた時点で注射し、その後は再びあらかじめ決められた曜日に打つだけです。

忘れっぽい方にはありがたいおくすりですね。

血糖改善と体重減少の効果は、オゼンピックの方が上回ることもメリットでしょう。


オゼンピックとリベルサスの違いは、使い方や使用頻度、値段などです。

「コインの裏表」という言葉がありますが、くすりの作用副作用もこの関係と同様にとらえていただくとわかりやすいと思います。

GLP-1の主作用のひとつは「胃のぜん動運動を抑制し、摂取した食物の胃からの排出を遅らせる」です。

この主作用の裏は「すぐに満腹になる」「胃もたれ」「腹部不快感」「吐き気」「便秘」という副作用です。

しばしば「胃薬ください」とおっしゃる患者さんに、わたしは「そういう作用のおくすりです」とお話します。

すると患者さんは笑ってうなずいておられます。

もちろんこのような方の中にはおくすりを減量することもありますが、まもなく症状は消失することが多いようです。

リベルサス錠は3mg、7mg、14mgと3段階に、オゼンピック注も同様に3段階に投与量が分かれています。

どちらもきめ細かく最適な投与量を選択しやすく、副作用が出現する手前の最大有効量を設定しやすいというメリットがあります。

その他まれに膵炎(激しい上腹部痛)、低血糖などの副作用が報告されています。

定期的に受診していただくことが必要です。

リベルサス錠・オゼンピック注は2型糖尿病の治療薬です。肥満症単独では保険適用が認められていませんのでご注意ください。

リベルサスと併用の方は、一緒に飲まずカナグルは朝食後にしてください。

GLP-1受容体作動薬というのは薬の種類名で、実際の薬物名でいきますと、院内では、ビクトーザ、トルリシティ、オゼンピック、リベルサスの採用があります。ビクトーザは毎日の在宅自己注射薬、トルリシティ、オゼンピックは週回の在宅自己注射薬、リベルサスは毎日の内服薬です。

リベルサス(一般名:セマグルチド(遺伝子組換え))は、GLP-1受容体作動薬と呼ばれる薬剤です。
GLP-1はホルモンの一種で、膵臓のβ細胞に存在するGLP-1受容体と結合してインスリン分泌を促し、血糖を降下させます。内因性のGLP-1はDPP-4という酵素によりすみやかに分解されますが、GLP-1受容体作動薬由来のGLP-1は分解されにくいため、良好な血糖コントロールが期待できます。
なお、リベルサスの成分(セマグルチド(遺伝子組換え))は、2型糖尿病治療薬の注射剤「オゼンピック」の成分と同じです。

実処方例から前治療の薬剤をみてもオゼンピックからの切り換えはトルリシティに比べて少なかった。 ..

実臨床では、インクレチン関連薬でありますので、第一選択薬として使用するのではなく、まず、DPP-4阻害薬を使用し、それでも血糖コントロールが不良な患者さんに経口GLP-1受容体作動薬に変更して使用していくケースが多いと思われます。直接的な比較はありませんが、注射のセマグルチド(商品名オゼンピック)とほぼ同等の効果があると言われており、また薬価も注射薬ほど高くないため、患者さんの経済的負担も軽減されますので、今後、長期処方解禁(本年12月)になりましたら、かなり使用するケースが多くなるのではないかと予想します。通常用量は7mgでありますが、やはり注射薬同様、高用量(14mg)にしますと、有害事象である悪心・嘔吐の出現頻度が増してきますので、その点は、あらかじめ患者さんへ説明しておく必要があろうと思います。

ではそもそもオゼンピックとはどういった薬なのでしょうか。オゼンピックはGLP-1受容体作動薬という、糖尿病治療のためのお薬です。GLP-1受容体作動薬は、脳に作用して過剰な食欲を抑制するお薬です。胃の働きが抑えられることで血糖値の急激な上昇も抑えることができます。

リベルサス錠(経口セマグルチド)の実力を他の糖尿病薬と比較☆PIONEERシリーズから専門医がわかりやすく解説!

新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科では、患者様の健康と美容をサポートする最新のダイエット治療を提供しています。特に、GLP-1受容体作動薬「オゼンピック」と、経口血糖降下薬「リベルサス」の導入により、より効果的かつ健康的な体重管理を実現します。

は、食欲を抑え、エネルギー消費を高めることで減量効果が期待できる薬です。オゼンピックは週に1回の注射、リベルサスは1日1回の内服薬として使用されます。どちらもGLP-1受容体に作用し、食欲を抑えることでダイエットに役立ちます。


オゼンピック(ダイエット注射)の効果と副作用、正しい使い方【医師監修】 · リベルサスで効果が出る人・出ない人.

GLP-1受容体作動薬には、リベルサス以外にも「オゼンピック」があります。オゼンピックとリベルサスの大きな違いに投与方法があります。リベルサスは毎日1錠内服しますが、オゼンピックは週に一度、自己注射して投与する必要があります。

注射製剤(オゼンピック ® 皮下注)にて治療を行われた方。 そのうち、セマグルチド注射製剤

もう一つの薬はリベルサスです。こちらの成分はセマグルチドというもので、オゼンピックと同じ成分です。オゼンピックとの違いは投与の方法と頻度です。オゼンピックは週1回の注射、リベルサスは毎朝1回の服用となります。

リベルサスR錠は1日1回空腹時に飲む薬です。オゼンピックR皮下注は週1回、お腹や腕に皮下注射します。

オゼンピックは、現在販売中のリベルサスと同じ成分の薬で週1回の注射薬となっております。
食事のタイミングを気にすることなく利用でき、現在販売されているGLP-1受容体作動薬の中で最も高いダイエット効果を期待できるお薬となっております。
処方希望の方から検討中の方まで、ぜひ以下の申し込みフォームより予約いただければと思っております(当クリニックでは診察費はいただいておりません)。

【GLP‐1ダイエット】オゼンピックと他のダイエット薬の違いとは?

新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科では、糖尿病患者様に向けた革新的な治療法として、GLP-1注射「オゼンピック」を導入しています。この治療法は、週1回の自己注射として行われ、SUSTAIN1~5試験の結果、オゼンピック1mgの投与により、平均5-6kgの減量効果が見られました。治療期間は、SUSTAIN1、4、5では30週、SUSTAIN2、3では56週です。アメリカでは肥満治療として保険適用がありますが、日本では自費診療(肥満で保険適応のウゴービはBMI35以上(重度の肥満)や認定施設など取り決めがあり当院では処方しておりません)となります。

切替え先の薬剤の用量が漸増規定となっている場合、血糖コントロールの悪化を防ぐた

オゼンピックは「GLP-1受容体作動薬」と呼ばれる薬の一種です。2型糖尿病の治療薬として日本では広く使われていますが、体重減少効果もあり、海外では肥満症の治療薬としても広く使用されています。
現在当院にて取り扱いを行っているリベルサスと全く同成分のお薬になりますが、リベルサスは内服薬であるのに対し、オゼンピックは皮下注射薬となります。

際は、週 1 回 0.5 mg の投与から開始することができる。本剤を最後に投与した

オゼンピックは、2型糖尿病の治療薬として使用されるGLP-1受容体作動薬のひとつです。体重管理にも効果があることから、ダイエット薬としても注目されています。

GLP-1ダイエットの違いは?注射と飲み薬はどっちが痩せるの?

当院では、GLP-1(リベルサス・オゼンピック)とフォシーガを用いたメディカルダイエットを行っております。

注目の経口セマグルチドの強さを知る 糖尿病薬との比較試験 総まとめ

オゼンピックは、GLP-1受容体作動薬として知られ、2型糖尿病治療に広く利用されています。GLP-1(Glucagon-Like Peptide-1)は主に腸から分泌されるホルモンで、膵臓を刺激しインスリンの分泌を促進することで血糖値を調整します。GLP-1受容体作動薬はこのGLP-1と同様の作用を行うことでインスリンの分泌を増加させ、血糖値の上昇を抑えます。さらに、胃や腸管の動きを抑制し、満腹中枢を刺激することで食欲を減少させ、食事量自体も減り、結果として体重減少効果も期待できます。

オゼンピックってどんなお薬?医師が解説します。 | CLINIC FOR

非薬物療法(食事療法+運動療法)を行っても十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病の方を対象とした臨床試験において、リベルサスを服用していないグループではHbA1cが平均で0.3低下したのに対して、リベルサスを服用したグループではHbA1cが平均で0.9~1.5低下したという結果が得られています。

この投稿では、リベルサスを主治医先生から提案された患者さんに向けて、現役の糖尿病専門医がリベルサス ..

リベルサスは、食欲中枢に働きかけて食欲を抑えます。また胃酸の分泌を抑制して消化を遅くするので満腹感が持続します。さらには血糖値のコントロールにも関与しており、糖分を消費しやすい状態にするのがリベルサスの特徴です。

リベルサス・オゼンピックで叶える理想の体:医療ダイエットガイド

このページでは糖尿病の治療薬でもあり、メディカルダイエットの主力の薬剤であるリベルサスについて医師としての観点からデータを交えて書いていきます。

紙媒体がご必要な場合は、担当MRまたはノボケア相談室にご連絡ください。 リベルサス

当院で採用しているGLP-1受容体作動薬はサクセンダ・オゼンピック、リベルサスの3種類で、注射薬はサクセンダとオゼンピックになります。

今後主治医の先生からオゼンピックを勧められる方が確実に増えます。 ..

▽「ビクトーザ」(ノボノルディスクファーマ)▽「トルリシティ」(日本イーライリリー)▽「オゼンピック」(ノボ)▽「リベルサス」(ノボ)▽「マンジャロ」(リリー)――のGLP-1製剤5製品の処方患者数を見ると、20年5月まではトルリシティとビクトーザの2剤が市場を分け合う構図で、全体の6割をトルリシティが占めていました。

副作用報告の集積に伴いCCDS注)に追記されたことから、本邦の電子添文にも記載いたしました。

上記のような生理作用を持つGLP-1をおくすりとしたものがGLP-1受容体作動薬(以下GLP-1)で成分名セマグルチドとよばれ、リベルサス、オゼンピックという商品名で発売されています。

これらのおくすりは、日本では現在のところ2型糖尿病治療薬として用いられています。

GLP-1が「満腹になりやすい」、「満腹中枢が刺激される」作用をもつことから、肥満をともなう場合に利用すれば、本来の血糖低下作用に加えて、体重減少が期待できるため理にかなった治療法と考えられます。

GLP-1は、さらに様々な作用をもつことが解明されてきました。

腎臓への作用・・・体にたまった余分な塩(ナトリウム)の排出を促し、それとともに余分な水分を排泄する利尿作用。

脂肪への作用・・・① 過剰なエネルギーを脂肪として蓄える白色脂肪細胞に作用して、脂肪分解を促進。② 体内の過剰なエネルギーを熱に替えて放出する褐色脂肪細胞に作用し、熱産生を促す→余分な脂肪を燃焼。

その他、心臓、血管、肝臓、骨格筋、免疫系などに対する作用も研究により徐々に解明されているところです。

糖尿病治療薬の進化は止まらない!〜インスリンとGLP-1受容体作動薬

リベルサス(一般名:セマグルチド (遺伝子組換え))は2型糖尿病の治療薬として承認されているGLP-1受容体作動薬という種類の薬剤です。2021年2月5日に発売された比較的新しい薬で、世界初、唯一の経口GLP-1受容体作動薬です。