⑵ 低用量デキサメタゾン抑制試験デキサメタゾンはステロイドの一つです ..
考え過ぎて検索しすぎて頭はボーっと目の下にはクマです( ;∀;)(笑)
獣医さま、心優しい獣医療研究者の神様方!どうかお願いします。不確実でも何でも良いのでアドバイス頂きたいですm(_ _)m
①糖質コルチコイドが不足している猫が高血糖ってあり得るのでしょうか?
②自発的副腎皮質機能低下症(アジソン病)
と副腎摘出手術による、術後の(副腎不全)とは処置が違ってきますでしょうか?
というのも
副腎摘出術後ではミネラルコルチコイドの補充は不必要の場合もありますか?
1年前にACTH刺激検査,エコー検査等にて 片側副腎肥大が原因の副腎皮質機能亢進症(クッシング病)と診断されました。
診断後よりトリロスタン服用にてホルモンをコントロールしてきた糖尿病を併発した オス猫9歳 の副腎摘出手術を2週間前に行いました。
皮膚の薄弱もありますので腹腔鏡での手術です。
副腎摘出自体は問題なく成功しましたが
やはり手術前の毛剃りで早速 皮膚が裂け、術後 縫い合わせようにもその針と糸でまた裂ける、、といった状態で酷い傷傷跡です。傷の治りも悪く毎日包帯を取替え、残った僅かな抜糸もまだできていません。
腹腔鏡でなく大きくお腹を切り開く開腹手術だったらと思うとゾッとします。。
話しが少しそれましたが
残る片方の副腎は委縮し術前CT検査では「確認出来ず。」という結果でありましたので
術後は副腎ホルモン不足による副腎不全(アジソン病?)に備え
低体温、低血糖等に警戒していたのですが手術直後のみ低血糖になったもののデキサメタゾン,輸液により問題なく回復。
翌日より輸液補給の入院中の血糖は平均200となっていました。
術後ACTH検査では測定不能な程の低い数値。
カリウム値は術後すぐから正常範囲。
その為ミネラルコルチコイドは正常に足りていて糖質コルチコイドのみ不足と考え
フロリネフ等ミネラルコルチコイドの補充はせず自宅でプレドニゾロンのみの処置に決定され退院。
しかしその後自宅療養中血糖値が450になっています。
また副腎皮質機能亢進症でホルモン過剰であった手術前までは発現しなかった毛包虫(猫では稀)が術後退院日に発見された事もあり、(毛包虫がでたらまずクッシングを疑うそうです)
高血糖とクッシングの際発現する事の多い毛包虫。この2つの事から糖質コルチコイドの補充が過剰なのでは?との考えが拭いきれません。
とはいっても服用のプレドニゾロンは体重4.8キロの猫に対して1日5mgを朝晩に分けて投与といったさほど過剰な薬量でもないのです。
ACTH刺激検査の結果ではミネラルコルチコイドの不足なのか糖質コルチコイドの不足なのかは判明しない、と思いますが
カリウム値が正常。であればやはりミネラルコルチコイドは足りているので糖質コルチコイドが不足、という結果になるのでしょうか?
結局 糖尿病はクッシングからの併発ではなかったという事であれ、糖質コルチコイド不足で高血糖、という状態は普通なのでしょうか?他にも症例がありますか?
猫のクッシングもアジソンも副腎摘出術後の処置も、ついでに猫の毛包虫も症例が少なく
担当獣医も探り探りで頑張って頂いていますが
「正直 不思議だがプレドニゾロンをやめれる数値ではないので、、」と仰るそんな現状です。
退院日の血液検査では初めて腎臓の数値も(BUN33)悪くなり糖質コルチコイド、これもいわゆるステロイドの副作用では?と考えてしまいます。
インシュリン注射を始めるかどうかも早急に考えなければいけません。
(クッシング由来の糖尿病と考えインシュリン抵抗性にて調整が難しいのと副腎ホルモンの抑制で血糖も下がる筈と様子見で今までインシュリン等、糖尿病に対しての対応は療法食のみでした)
また猫の毛包虫の駆虫の方法が犬の認可しかないお薬だとの事で 術後でカラダも弱っている時なので一旦保留にして頂いています。
(幸い患部はシッポ3センチ程だけで痛みも痒みもないようなので)
今の状態でも安全ななるべく負担のない駆虫薬も心当たりありましたら教えて頂けたら本当にありがたいです。
皮膚全体に広がる液体は傷の治療中なので使用できませんので飲み薬か幹部のみに作用する塗り薬でお願いしますm(_ _)m
副腎不全に糖尿病に腎不全。クッシングのまま放っておいて併発する症例そのまんまです。。これを治したり避けたかったのです。。
手術して良かったと言えるのは 皮膚の薄弱は治る??という事だけなのでしょうか。。
物言わぬペットに変わり決断し 振り回すのは飼い主。頑張っても振り絞っても報われない時もあり。。落ち込みますね。。
猫における臨床分類として、よく動物病院の診療で遭遇する「好酸球性肉芽腫 ..
検査は犬と同じですが、検査方法と結果の解釈に、少し違いがあります。猫の副腎皮質機能亢進症を診断するときには、尿コルチゾル/クレアチニン比、デキサメタゾン抑制試験、腹部エコー検査が信頼性の高い検査です。猫は、ACTH刺激試験の感度は低いので、あまり行いません。下垂体性と副腎性の鑑別も、ACTH濃度を測定するより、腹部エコー検査を行った方が信頼性は上です。
猫の口内炎には、いくつかのタイプがありますが、比較的多くみかけるのは、「免疫過剰型」だと感じます。
ネブライゼーション(生理食塩液50ml+GM0.5ml+デキサメタゾン0.5ml+アドレナリン0.5ml)1日1回を指示した。
猫でも副腎皮質機能亢進症のスクリーニングには、尿コルチゾル/クレアチニン比で行うことが可能です。尿コルチゾル/クレアチニン比が正常なら、副腎皮質機能亢進症でない可能性は高く、検査値が上昇している場合は、デキサメタゾン抑制試験を行う根拠になります。
健康な猫では、デキサメタゾンによる血清コルチゾル濃度の抑制がみられないことがあって、投与8時間後にも高値が認められることがあります。低用量では、十分に抑制されないことが多く、猫の場合、デキサメタゾンの抑制試験は、0.1mg/kgを静脈内投与して、投与前、投与4時間後と8時間後の血清コルチゾル濃度を測定します。猫の場合、この検査では確定診断まで持っていけません。疑いが強まれば、腹部エコー検査を実施しましょう。
コロナ治療薬「デキサメタゾン」とは? | ぽちたま薬局スタッフブログ
発症するのは10歳齢以上の高齢猫で、糖尿病との間に強い相関があります。副腎皮質機能亢進症で多く認められる初期症状(多飲・多尿、多食)は、副腎皮質機能亢進症よりも糖尿病に起因する症状である可能性が高いかも知れません。全体的に症状は、犬に比べると軽度です。
まず,質問にお答えしますが,
① 糖質コルチコイドが不足している猫が高血糖ってありえるのでしょうか?
に関しての回答はYESです。糖質コルチコイドは血糖値を上げる多数の要因の中の1つにすぎません。
例えばインシュリンの分泌自体が不足しているタイプの糖尿病などでは,糖質コルチコイドの血中濃度にかかわらず高血糖となります。
なお,現在術後間もないようで体重1kgあたり日量として1mg以上のプレドニゾロンが投与されているようですが,最終的な維持量である0.2mg/kgの隔日投与からするとそれなりの糖質コルチコイドが補充されていることになります。今後病態をみながら投与量を漸減されるかと思います。
② 自発的副腎皮質機能低下症(アジソン病)と副腎摘出手術による、術後の(副腎不全)とは処置が違ってきますでしょうか?
この点に関しては前者では一般的に一過性ではないので糖質コルチコイドや必要によりミネラルコルチコイドを終生補充していくことになります。
後者の場合は,両側の副腎摘出術を受けた動物では前者同様の治療となりますが,片側の副腎摘出術を受けた場合には,残されている副腎が正常にホルモンを分泌できるようになるまで期間,ホルモン補充を行うことになります。
この際,ミネラルコルチコイドの補充に関しては,電解質等の異常が顕著でなければ必ずしも必要ではありません。
摘出した副腎が腫瘍であったのかどうかの記載がありませんでしたが,副腎皮質腫瘍の中で一部のものは機能性(ホルモンを分泌するタイプ)であり,
本症例ではクッシングの症状があり,反対側の副腎が萎縮していたとなると機能性の副腎皮質腫瘍(腺腫または腺癌)であったものと推察されます。
これは腫瘍側の副腎が過剰なホルモンを分泌することで,フィードバックにより脳下垂体からの副腎刺激ホルモン(ACTH)の分泌が抑制され,その結果,健常側の副腎は萎縮するというものです。このため,片側性の機能性副腎皮質腫瘍が原因で副腎摘出を受けた場合には,残された副腎の萎縮が顕著な場合には,十分なホルモンを分泌することができず,
副腎皮質機能亢進症から術後は一転して副腎皮質機能低下症に陥ります。
急激な副腎皮質ホルモンの減少は,ショックをはじめ電解質異常など深刻な症状を引きおこすことがあり,それを予防する目的で副腎摘出と同時に術中から副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド)の投与を行います。しかしながら,いつまでも注射や内服薬で十分量の副腎皮質ホルモンを投与し続けると,医原性クッシングとなり,ホルモンを分泌していた腫瘍が存在していた時と同じようにフィードバックにより脳下垂体のACTHの分泌が抑制されるので,萎縮している副腎がいつまでたっても正常化しません。
このため,術後は投与する糖質コルチコイドを徐々に減薬していく必要があります。術後のACTH負荷試験の検査結果が測定限界以下とのことですが,十分量のプレドニゾロンを与えている現時点では当たり前の結果であるかと思います。
CT検査で副腎が検出されなかったというのは疑問ですが,副腎の描出や大きさの評価は高周波プローブを搭載したエコーであれば確認できるかと思います。
なお,高血糖に関しては,そろそろ副腎皮質ホルモンを減薬するころかと思いますので,主治医の先生のご判断に任せるしかありません。
すでにインシュリン投与が必要なタイプの糖尿病を併発しているのであれば,将来的にインシュリンの投与が必要となるかもしれません。
さらに症例によっては萎縮した副腎の正常化が得られず,副腎皮質ホルモンの投与を継続しないといけない場合もありますので,飼い主様の判断でかってに投薬を中止したり,投与量を変更したりしてはいけません。主治医の先生とよく相談しながら治療を進めてください。
オーナー樣が知りたい回答になっているかどうか分かりませんが,いずれにしても治療には時間がかかるかと思いますので,あまり悲観的にならずに気長に根気よく頑張ってください。
猫が大好きです! 特に白が混ざった茶トラが好きで、来世できれば茶トラに生まれ変わりたいと少し本気で思っています。
猫はステロイドに対して強いので医原性の副腎皮質機能亢進症は少なく、猫の副腎皮質機能亢進症は、下垂体性と副腎性です。副腎腫瘍は、腺腫と腺癌があります。下垂体性の副腎皮質機能亢進症では、下垂体に微小腺腫、巨大腺腫、腺癌が認められます。
新型コロナ治療において、デキサメタゾンはです。
新型コロナウイルスによる肺炎が悪化し、酸素吸入が必要となる「中等症Ⅱ」から、人工呼吸器を着ける「重症」の患者の治療に使われています。
この、ウイルスによる炎症反応に効果があるため、デキサメタゾンは肺炎などへの抗炎症剤として使われます。
例えば、ステロイド剤(プレドニゾロン、デキサメタゾン)を使用して炎症を抑える方法があります。
今日の VETgirl オンライン獣医継続教育ブログでは、DACVECC の Garret Pachtinger 博士が犬や猫のアナフィラキシーまたはアナフィラキシー ショックの治療法について説明しています。 アナフィラキシー / アナフィラキシー ショックは、毒物投与、ワクチン接種、薬物投与などのさまざまな誘因によって発生する可能性があります。 以下は、アナフィラキシーショックの小動物患者に対して考慮すべき薬剤と治療選択肢のリストです。 投与経路および投与量は、患者の特徴および根本的な病因に基づいて変更される可能性があることに注意してください。 これはガイドを目的としていますが、薬剤の完全なリストや特定の患者に対する具体的な投与指示ではありません。
・猫を飼い始めたら ・来院される前に ・キャット・アワー ・猫混合ワクチン
*治療を途中で中断すると、再発や慢性化することがあるので、指示通り最後まで治療を継続する必要があります。
*人間や他の動物にも感染する可能性があるため、過度のスキンシップは避け、感染動物から落ちた被毛やフケは掃除機などで取り除き、手洗いなどの衛生管理は十分に行ってください。