脱毛を抑えて、発毛を促すお薬がです。2005年に日本での発売となりました。


ただし、デュタステリドはあくまでもAGA治療薬であり、AGA以外の薄毛に対しては効果が見込まれません。


大阪AGA加藤クリニック専門医が発毛に関する情報をお届けします

この記事では、本邦で男性型脱毛症の承認が下りている男性型脱毛症の治療に使用される5α-還元酵素(5α-R)の阻害薬であるフィナステリド(プロペシアなど)およびデュタステリド(ザガーロなど)について比較します。

最も重要な違いとして、デュタステリドがⅠ型5α-還元酵素とⅡ型5α-還元酵素、両方を阻害している一方で、フィナステリドは、Ⅱ型5α-還元酵素のみを阻害しているということです。それは当然ですが、効果、副作用、用量および用法にも影響します。

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血清DHT値を比べると、フィナステリドでは73%、デュタステリドでは92%の減少を認めます。すなわちデュタステリドの方がAGAに効果がある可能性が示唆されます。

フィナステリドの血清半減期は6〜8時間と短い一方で、デュタステリドの血清半減期は3〜5週間と長いことが知られています。

AGA治療薬のメインはデュタステリドとフィナステリドという薬剤です。

副作用は一時的なものであり、服用を中止してしばらくすると消失するケースが多いです。

当院では、ザガーロの成分デュタステリド配合のAGA治療薬を取り扱っています。

デュタステリドとフィナステリドの違いについては、以下のコラムをご参照ください。

胎児や母体への影響はほとんどないとされていますが、子作りを希望している方は服用を控えた方が良いです。

デュタステリドではほぼ完全にDHTの合成を阻害しますので、性的機能に影響を与える可能性があります。フィナステリドはDHT合成を完全には阻害してないので、性的機能に影響を与える可能性はほとんどありません。


デュタステリドの服用を開始すると、一時的に抜け毛が増えることがあります。

21〜45歳の416名の男性は、24週間にわたって毎日デュタステリド0.05mg/0.1mg/0.5mg/2.5mg、フィナステリド5mg、またはプラセボと無作為の研究で比較されました。その結果、。この研究の結果は、AGAの治療において(デュタステリドの特徴である)Ⅰ型およびⅡ型5α-還元酵素を両方阻害したほうがいいことが判明しました。

デュタステリドは1日1回、なるべく決まった時間に1錠服用します。

AGA治療は自費診療となります。
診察、効能、効果、副作用、注意事項を説明した後、診察室内で医師から直接手渡しでお薬を処方致します。頭髪を抜くような検査はありません。

ただ、効果が強いからザガーロを選択するべきということではなく、ことが大切です。

長年にわたり、フィナステリドで処置されたAGAの患者さまでは、治療の有益な効果が衰退することがあります。
継続的なフィナステリドの治療に、断続的な低用量デュタステリドを追加することで、この患者群で発毛を増加させる可能性が高いです。
St Vincent’s Hospital Melbourneでの47歳男性の症例から、フィナステリドと低用量デュタステリドの併用療法では、フィナステリド単独治療よりAGAを治療する上でより効果的であることが示されました。

AGAの治療のメインとなる薬剤はフィナステリドやデュタステリドです。

日本で2番目に認められた男性型脱毛症治療薬です。
ザガーロの後発品が発売されました。

薄毛・AGA治療を検討されている方は、あわせて以下の記事をご覧ください。

ザガーロ(デュタステリド)はプロペシア以上の発毛効果が実証されていますが、あくまでプロペシア同様AGAの進行を抑える「守りの薬」であり、発毛促進には「ミノキシジル」が有効です。

デュタステリドを服用する際には、次のようなことに注意しましょう。

AGAは進行度合いや個人差によりザガーロ(デュタステリド)ため、フィットクリニックでは患者様の症状に合わせ、デュタステリド単体の処方からミノキシジルとのセットやオリジナル治療薬「Reborn neo B」といった処方プランまで幅広い選択が可能です。

作用機序が同系統なので、デュタステリドとフィナステリドの併用はできません。

また、重大な副作用として肝機能障害が報告されています。発熱や吐き気、黄疸の症状があらわれた場合はただちに服用を中止し、医師の診察を受けてください。

薄毛・AGA治療を検討中の方は、下記のページもあわせてご覧下さい。

デュタステリドは肝臓で代謝されるため、すでに肝機能障害のある方は服用できません。

これらのAGA治療薬は効果がそれぞれ異なるため併用が可能です。

男性型脱毛症(AGA)治療薬「デュタステリド」の効果について

デュタステリドの重大な副作用には、以下のような症状が見られます。

当院では、デュタステリドを院内処方致します。
予約不要、診察室で医師から直接手渡しにて処方致します。
※2020年10月に国内正規品の後発品が発売されました。当院では患者様への負担軽減を目的として、ザガーロからデュタステリドに切り替え致しました。

デュタステリド服用時の注意点として、主に次の4つが挙げられます。

デュタステリド(先発品薬剤名:ザガーロ)は、髪の成長を阻害する酵素、5α還元酵素の1型と2型を両方とも阻害するため、フィナステリド(先発品薬剤名:プロペシア)よりも強いDHT(ジヒドロテストステロン)の抑制効果を発揮します。発毛効果はフィナステリドの1.6倍、毛髪の太さは1.45倍というデータが出ています。

厚労省お墨付きのデュタステリドでさえ効果がでない方・・・、おられます。

なお、報告されている副作用には脱毛症も含まれています。これは主に「初期脱毛」と呼ばれるもので、服用を始めた頃に一時的に抜け毛が増える現象です。多くは1~3ヶ月でおさまるため、初期脱毛が見られても様子を見ながら服用を継続するのが一般的です。

デュタステリド(ザガーロ)は、AGAで薄くなった髪の毛の本数を増やします。

デュタステリドカプセルは、プロペシア同様、AGA(男性型脱毛症)に対する男性専用の内服薬です。2016年6月にイギリスのグラクソ・スミスクライン(GSK)より発売となりましたが、すでに2009年より韓国で発売され安全性が確立されています。有効成分「デュタステリド」は、もともと前立腺肥大症の治療薬として2001年に国際誕生した薬で、102カ国以上で承認されています。日本でも2015年9月に厚生労働省より承認されています。

デュタステリド(ザガーロ)に対するアレルギー反応として、蕁麻疹が出ることもあります。

デュタステリドカプセルは、発毛効果がプロペシア錠(フィナステリド)に比べて効果が1.6倍あったと検証報告されています。未成年及び、女性には処方できません。1日1カプセルを決まった時間に服用するのが効果的です。

個人差はありますが、早ければ6ヶ月で効果を実感できる可能性があります。

デュタステリドカプセル0.5mgZAは男性における男性型脱毛症に効果がある飲み薬です。
元々は2001年に前立腺肥大症の治療薬として使用されていました。プロペシア(フィナステリド)の約1.6倍の力価を有しています。プロペシア(フィナステリド)で効果を感じない方は服用することをおすすめします。

髪の毛が薄毛になる原因には、ヘアサイクルの乱れが大きく関わっています。

今までフィナステリドを使われていた方も変更することにより、さらなる効果が期待できます。開始したら6ヶ月以上は内服を継続することをお勧めします。なお、デュタステリドを0.5mg以上多く服用しても効果が増幅されることはありません。